阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

夜行列車

【JRグループ】「長崎デスティネーションキャンペーン」開催を発表(H28.10〜12)。団体臨時列車「サロンカーあかつき」運転も

JRグループでは、この10月から12月にかけて実施される「長崎デスティネーションキャンペーン」(長崎DC)の概要を発表しました。
「長崎デスティネーションキャンペーン」の開催について:JR西日本

JRグループが関わるデスティネーションキャンペーンでは、開催地域で運行される臨時列車・団体臨時列車が鉄道ファンにとっては注目の的といえますが、そういう意味では今回の長崎DCでは、特に注目したい列車の運行が予定されています。
○特急「サロンカーあかつき」で行く長崎(仮称)
 出発日:平成28年11月25日(金曜日) 大阪駅(16時2分ごろ)発 長崎駅(10時6分ごろ)着
 編成:欧風客車サロンカーなにわ 7両編成
 特色:関西発長崎行の夜行特急をサロンカーなにわ車両で復活運転します。懐かしの夜汽車の旅をお楽しみください。
 主催:株式会社日本旅行
(上記ニュースリリースより引用)

「サロンカーあかつき」。
名称から分かるように、JR西日本の「サロンカーなにわ」を使用した、かつて関西地区と長崎県を結んでいた寝台特急列車「あかつき」を彷彿とさせる夜行列車の旅を味わうことができる団体臨時列車となっています。
運行日は11月25日(金)で、大阪駅を16時頃に出発し、長崎駅には翌日の10時頃に到着するという、往年の「あかつき」からみればかなり余裕のあるダイヤとなっていますが、途中の駅で長時間の停車もあり得るだけに、かつて全国津々浦々みられた「夜汽車」の雰囲気をそういった点でも味わうことができるかも知れません。

個人的な感想を記しますと、関西〜長崎県を結ぶ寝台特急「あかつき」の名称が今回の団体臨時列車に取り入れられたことは、非常に嬉しく思います。
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寝台特急「なは・あかつき」(2007.9.8、高槻〜山崎間)

下記のかつてのエントリー記事でもご紹介したように、寝台特急「あかつき」は、両親の実家が長崎県にあり、その帰省の際に乗車した初めての夜行列車ということもあり、他の列車以上に思い入れのある列車であり、愛称でした。
「ありがとう」そして「さようなら」。寝台特急「あかつき」ラストラン : 阪和線の沿線から(2008.3.16)

定期列車としての「あかつき」は、2008年3月のダイヤ改正で廃止となり、それから8年以上が経ちましたが、このDCという機会に、一本限りではありますが「あかつき」の名称が復活するわけですから、仮に諸条件が整うのであれば、乗車や撮影ができれば非常に嬉しく思います。
撮影ということで思ったのですが、この「サロンカーあかつき」に掲出されるヘッドマーク・テールサインが果たしてどのようなものになるのか、も興味のそそられる点と言えるでしょうか。
ファン的には、勿論かつての寝台特急「あかつき」のデザインされたヘッドマークが掲出されることを願いたいですが、はたしてそういった願いが実現するのか、という意味でも、上記団体臨時列車の詳細が発表されれば改めてご紹介したいな、と思ったニュースでした。

Msykの業務(鉄道)日誌:サロンカーあかつき?



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【JR東日本】「TRAIN SUITE 四季島」の運行開始日・運行ルートを発表(2017.5.1運行開始)

既にこちらのエントリーでもご紹介したように、JR東日本ではクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」(以下、「四季島」)を導入することとしていますが、このたびこの「四季島」の運行ルートや料金等が発表となりました。

「日本を楽しむあなただけの上質な体験」を感じる旅が始まります。「TRAIN SUITE 四季島」〜運行開始日、運行日程、運行ルートの詳細、旅行商品の受付開始について〜(JR東日本|プレスリリース)

「四季島」の運行開始日は2017年5月1日(月)で、運行日程は「3泊4日コース」と「1泊2日コース」を各々週1回運行することとしています。
運行ルートですが、「3泊4日コース」のルートは以下の通りとなっています。
1日目:
上野〜日光(下車観光)〜(車中泊)
2日目:函館(下車観光)〜伊達紋別〜登別(ニセコエリアまたは登別エリアの宿泊施設で泊)
3日目:東室蘭〜洞爺〜新函館北斗〜青森(下車観光)〜弘前〜(車内泊)
(「縄文コース」の場合。「五能線コース」の場合は新函館北斗〜(北海道新幹線)〜新青森〜五所川原〜(リゾートしらかみ)〜弘前で「四季島」に乗車)
4日目:鶴岡(下車観光)〜あつみ温泉(下車観光)〜新津(燕までバスで移動の後下車観光)〜東三条〜上野

また「1泊2日コース」のルートは以下の通りとなっています。
1日目:上野〜塩山(下車観光)〜姨捨(下車観光)〜(車内泊)
2日目:会津若松(下車観光)〜上野

またこの「四季島」の旅行商品についても発表がありましたが、その旅行代金は、3泊4日コースでスイートで75万円〜77万円、デラックススイートは90万円、四季島スイートで95万円となっています。
また1泊2日コースではスイートは32万円、デラックススイートは40万円、四季島スイートでは45万円となっています。
(いずれも2名1室利用時の1人あたりの代金)

その他詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。

既にこのブログでも紹介したように、「四季島」の運行ルートとして北海道方面への計画が発表されていましたが、今回の発表により、より具体的なルートやダイヤが明らかとなりました。
同時に、「四季島」の旅行代金も発表となりましたが、1人あたりで3泊4日コースで75万円〜90万円、1泊2日コースでも32万円〜45万円と、やっぱりそう簡単には手が届かない価格だなと感じました。
参考に、JR九州の「ななつ星」が3泊4日コースで53万円〜85万円、1泊2日コースで25万円〜39万円(2016年10月〜2017年2月出発分)となっていますが、そんな「ななつ星」よりも更に高い価格設定になっている、ともいえるでしょう。
参考:JR九州企画の旅行商品|クルーズトレイン「ななつ星in九州」|JR九州

勿論、九州内のみの「ななつ星」に対し、東日本エリアや北海道にまで乗り入れる「四季島」とでは、走行距離も違ってくることから、「四季島」の方が高くなっていくのは当然とも言えるのでしょうが、それでもやはりこの価格設定はある意味予想通りともいえるでしょうか。

そうなると、こちらのエントリーでご紹介した「カシオペア」の臨時列車だと、上野〜札幌間でおよそ7万円程度となっており、列車の種類は違うとは言え、単に「新幹線も走る青函トンネルを改めて在来線の寝台列車で乗ってみたい」というニーズなら、以前に比べると高くなっているとはいえ、「カシオペア」の方が一桁少ない金額で体験できることとなっています。

今後のファン的な注目点としては、先のエントリーでもご紹介したように、青函トンネル区間をどのようにして走行するのか(EH800型電気機関車による牽引か、自走か)が挙げられるのかも知れません。
自走ならば現在の青函トンネル区間の信号・電力に対応した車両でないといけませんし、一方で牽引ならば車内のサービス電源の供給をどのように行うのか、といった点で、実車が出てくるまでまだまだ興味は尽きない列車といえるのかな、と感じたニュースでした。

JR東日本のクルーズトレイン『四季島』、来年5月から運転…旅行代金は最大190万円 | レスポンス(Response.jp)
JR東日本 TRAIN SUITE 四季島 運転開始日 運行ルート発表 ( 鉄道、列車 ) - 西和路快速の撮り鉄日記&情報局 - Yahoo!ブログ
「TRAN SUITE 四季島」、2017年5月1日運行開始: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

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【JR東日本】「TRAIN SUIT 四季島」の運行ルートが発表。青函トンネル経由北海道方面のルートも設定

こちらのエントリーでもご紹介したように、JR東日本では2017年春にクルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート) 四季島」を運行することを既に発表していますが、この度この「TRAIN SUITE 四季島」の運行ルートなどが発表されました。

「日本を楽しむあなただけの上質な体験」を感じる旅が始まります。〜運行ルートの概要、「GALERIE 四季島」のオープン、トレインクルーユニフォームのデザイナー紹介、ならびにトレインクルー2期生の募集開始について〜 (JR東日本|プレスリリース)

今回の発表のメインとなる運行ルートの概要については、以下のとおりとなっています。
●3泊4日コース/春〜秋
上野〜日光〜(車内泊)〜函館〜伊達紋別〜登別(泊)〜洞爺〜新函館北斗〜青森〜弘前〜(車内泊)〜鶴岡〜あつみ温泉〜新津〜東三条〜上野

●1泊2日コース/春〜秋
上野~塩山〜姨捨〜(車内泊)〜会津若松〜上野

●2泊3日コース/冬
上野〜白石〜松島〜(車内泊)〜青森〜弘前〜青森〜一ノ関〜(車内泊)〜鳴子温泉〜上野

その他、今回の発表では.「GALERIE 四季島(ギャラリー しきしま)」のオープン、トレインクルーユニフォームのデザイナー、トレインクルー2期生の募集開始について発表されていますので、詳細は上記プレスリリースをご覧下さい。


今回発表された「四季島」の運行ルートで特筆すべきは、3泊4日コースにおいて、青函トンネル経由で北海道方面へ向かうということでしょうか。
既にこのブログでもご紹介しているように、青函トンネルの区間については、来年3月の北海道新幹線開業により、新幹線と貨物列車のみの運行となり、在来線旅客列車は運行されなくなります。
そういった大改正の約1年後に、再び青函トンネルを通過する在来線旅客列車が運行されるというのには、驚くより他ない、というのが第一印象でしょうか。

実際問題として、線路幅の問題は狭軌・標準軌の3線区間となっているため対応できるとは言え、電化方式は交流2万5000ボルト、信号方式は青函トンネルの独自方式といったように、青函トンネル用に導入されたJR貨物のEH800型でないと通過できない区間となってしまうところに、果たしてどうやって「四季島」を走らせるのか、というのはファンならずとも気になるところといえるでしょう。

先のエントリーでもご紹介したように、「四季島」の車両自体はEDC方式で、電化・非電化区間どちらでも走れるタイプとはなっているわけですが、自走で青函トンネルを通過するのか(そうすると「四季島」の車両は交流2万5千ボルトにも対応することになります)、それともEH800型に牽引されることとなるのか、運行開始に向けて興味は尽きないところです。

また、発表のあった運行ルートを見ると、北海道方面以外にも、青森方面へはIGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道を通過することが分かったり、1泊2日コースの姨捨〜会津若松の区間は飯山線経由なのか、それともしなの鉄道〜えちごトキめき鉄道経由なのか、といった点も今後気になる点ともいえます。

それにしても、北海道新幹線の開業により、これで二度と寝台列車で青函トンネルを通過することはできなくなる、と思いきや、約一年後にこのような形で再び通過できることになるわけです。
ただ、金額的にもあまりにも違ってくるクルーズトレインになることから考えると、青函トンネルを寝台列車で通過するという体験は、おいそれと簡単には手の届かない貴重な体験となってしまうことだけは確かだな、とも感じました。

今後運行ルートの詳細が発表されれば、具体的な運行線区なども明らかになることでしょうから、そういった点でもこれからの発表を逐次チェックしていきたいな、と思っています。

「TRAN SUITE 四季島」は北海道にも乗り入れ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

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【JR九州】【肥薩おれんじ鉄道】クルーズトレイン「ななつ星in九州」が肥薩おれんじ鉄道で運行開始(平成28年4月〜)

JR九州が運行するクルーズトレイン「ななつ星in九州」(ななつ星)。
こちらのエントリーで長崎駅に停車中のななつ星を撮影しましたが、実車を間近で見ると、その豪華さ・荘厳さを改めて感じた次第でした。

そのななつ星ですが、現在は3泊4日コースで鹿児島県から熊本県へ至るルートでは肥薩線を経由していますが、これを来年4月から肥薩おれんじ鉄道を通るルートに変更することで、JR九州・肥薩おれんじ鉄道の両社で合意したことが発表されました。

クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」 新ルート平成 28 年 4 月から肥薩おれんじ鉄道で運行を開始します(JR九州|ニュースリリース)

運行概要としては、上記で触れた通り、3泊4日コースの3日目(毎週木曜日)の鹿児島から熊本へ向かう運行ルートについて、現行の肥薩線経由から肥薩おれんじ鉄道(川内〜八代)を通るルートに変更することとします。

運行計画については、以下のとおりとなっています。
鹿児島中央(15:30頃発)〜川内(16:30頃発)〜薩摩高城(16:50頃着・17:20頃発)〜水俣(18:30頃着・20:15頃発)〜八代(22:15頃着)
なお、薩摩高城駅では同駅付近の海岸で東シナ海を眺める散策、水俣駅では停車中の車内で九州の食材を使ったフレンチ料理の夕食を提供することとしてます。

その他詳細は、上記ニュースリリースをご覧下さい。


平成25年10月に運行開始したななつ星ですが、運行開始後3年目にして肥薩おれんじ鉄道への乗り入れが実現しました。
東シナ海の夕日を眺めることができることもあって、一度「ななつ星」に乗ったことのあるリピーターの方にとっても楽しみなルートになるかと思います。

肥薩おれんじ鉄道といえば、既に「おれんじ食堂」が運行されており、人気も上々のようですが、今回のななつ星乗り入れで、より多くの方にその沿線の魅力を楽しんでもらえればいいな、と思ったニュースでした。

『ななつ星』来年から肥薩おれんじ鉄道に乗り入れ…東シナ海の夕陽を車窓から | レスポンス
「ななつ星in九州」、2016年4月から肥薩おれんじ鉄道乗り入れ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

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【JR東日本】【JR北海道】急行「はまなす」・寝台特急「カシオペア」の平成27年10月〜平成28年2月の運転計画を発表

北海道新幹線開業に向けた準備も進む中、本州・北海道間の夜行列車として長年運行されてきた「北斗星」が本日の札幌発の列車で運行を終了となりますが、残る急行「はまなす」と寝台特急「カシオペア」の10月〜来年2月までの運転計画が、JR東日本・JR北海道の両社より発表されました。

急行「はまなす」及び臨時寝台特急「カシオペア」の運転計画について《 平成27年10月〜平成28年2月 》(JR東日本|プレスリリース)
急行「はまなす」及び臨時寝台特急「カシオペア」の運転計画について《平成27年10月〜平成28年2月》(JR北海道|プレスリリース)

まず急行「はまなす」については、北海道新幹線開業に向けた「地上設備最終切替」の「事前確認」を実施するため、青森発12月31日、1月1日、2月14日・21日、札幌発12月31日、1月1日、2月13日・20日の各列車が運休となります。
参考:【JR北海道】北海道新幹線開業に向けた地上設備最終切替の事前確認に伴う津軽海峡線の全面運休を発表。平成27年12月31日深夜から平成28年1月2日早朝にかけて全列車運休 : 阪和線の沿線から

また、札幌発青森行きの上り列車については、北海道新幹線の検査・試験及び訓練運転等を実施するため、10月1日以降函館〜青森間で時刻変更が実施されます。
具体的には変更前は函館3:22発→青森5:39着が、変更後は函館3:56→青森6:19へと約40分程度繰り下げとなります。
この変更により、翌朝新青森から東北新幹線への乗り換えは、はやぶさ4号(新青森6:17発→東京9:23着)からはやぶさ8号(新青森6:49→東京10:28着)へと変更になりますので、特に上り列車を利用される方はご注意下さい。

次に寝台特急「カシオペア」ですが、10月〜来年2月の期間中に概ね上野発日・火・金曜日、札幌発月・水・土曜日(一部例外あり)に期間中計上下合わせて124本を運転することとしています。

なお詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。


本日の「北斗星」の運転終了により、青函トンネルを夜行列車で通過できる列車がいよいよ「はまなす」と「カシオペア」の2列車となりましたが、今回の発表ではどちらの列車も来年2月まではほぼ可能な限り運転される計画となっていますので、北海道新幹線開業前の夜行列車に最後に乗っておこう、という方には可能な限りチャンスが提供された運転計画、といえるでしょう。

特に「はまなす」は座席車・寝台車の両方を連結した、全国津々浦々で運行されていた昭和時代の夜行列車の雰囲気を色濃く残す最後の列車となっているだけに、是非とも今のうち乗車しておきたい列車、個人的には思っており、私自身も下記のエントリーのように、カーペットカーやB寝台に乗車してきました。
【ブログ10周年記念旅行】その7:急行「はまなす」に乗車する(青森〜札幌) : 阪和線の沿線から
急行「はまなす」B寝台に乗車する(2015.6.27〜6.28) : 阪和線の沿線から

「はまなす」の寝台車も満席の日が続いているという報道もあり、こちらもこれから北海道新幹線の開業に向けて取りにくくなるのかな、という気もしますが、「はまなす」自体には自由席もあることから、乗れる機会があれば今のうちに乗車体験をしておいた方がいいのかな、とも思ったニュースでした。

「はまなす」「カシオペア」は2016年2月まで運転確定: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

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急行「はまなす」B寝台に乗車する(2015.6.27〜6.28)

青森〜札幌を結ぶ急行「はまなす」。
昨年9月のこちらのエントリーではカーペットカーに乗車、今回の青森方面の旅行の際、こちらのエントリーでご紹介したように、津軽線・油川駅〜津軽宮田間で撮影したりしました。
そして今回、この「はまなす」のB寝台に乗車してみることにしました。

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21時40分頃に青森駅に到着すると、既に「はまなす」が入線していました。
どうやら今春のダイヤ改正で入線時刻が21時36分と繰り上がった模様です。
入線時の様子を撮影したい方は気をつけたいところです。

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先のエントリーで撮影した編成が折り返し札幌行きとなるので、予め分かっていたことですが、この日は通常2両のB寝台1両増結され、3両編成となっていました。
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急行「はまなす」(上り)を津軽線・油川〜津軽宮田間で撮影する(2015.6.27)

青森〜札幌を結ぶ急行「はまなす」。
14系・24系のB寝台・座席車で編成された、かつての夜行列車の雰囲気を色濃く残す列車ですが、このはまなすも、来春の北海道新幹線開業を控え、今後の動向が気になるところです。

さてこのはまなす、札幌着は朝6時過ぎ、青森着は5時半と早い時間でもあるため、なかなか走行中の写真を撮影するのが難しいともいえます。そうなると、撮影するとなると夏の夜明けの時間が早い時期に撮影しておかないといけないという列車でもあります。

今回、上りの青森行き「はまなす」を去る6月27日に津軽線の油川〜津軽宮田間で撮影しましたので、ご報告します。

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【JR西日本】【JR四国】夏の臨時列車を発表。「サンライズ出雲91号・92号」、「サンライズ瀬戸」高松〜琴平延長運転を実施

平成27年度夏のJRグループ夏の臨時列車の概要が発表されました。

平成27年度【夏】の臨時列車の運転について:JR西日本
夏の臨時列車運転のお知らせ〜「サンライズ瀬戸」琴平駅まで延長運転〜|JR四国プレスリリース

今回の夏の臨時列車で個人的に注目したのは、「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」です。
まず「サンライズ出雲」は、昨年度年末年始に運転された「サンライズ出雲91号・92号」が今季も運転されます。
運転日は東京発8月12・16日、出雲市発8月11・15日で、ダイヤは東京22:40発・出雲市13:43着、出雲市15:36発・東京6:00着となっています。
停車駅は上記プレスリリースに記載のとおりですが、前回運転時と同様、大阪・三ノ宮にも停車することから、大阪から東京方面へ、あるいは出雲市方面へサンライズ出雲91号・92号に乗車する、という利用方法も可能となっています。

一方「サンライズ瀬戸」ですが、これまた昨年秋の臨時列車で実施された高松〜琴平の延長運転が今季も実施されます。
延長運転日は東京発7月3・4・10・11・17〜19・24・25・31日、8月1・7・8・14・15・21・22・28・29日、9月4・5・11・12・18〜22・25・26日となっています。
ダイヤは東京22:00発・高松7:54着・琴平8:51着となります。

その他詳細は、上記の各社発表資料をご覧下さい。


北海道方面への夜行列車の定期運転が終了した今、現在唯一の定期寝台特急列車となった「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」ですが、昨年度実施された臨時列車あるいは延長運転が、この夏は両方とも実施されることとなりました。
「サンライズ瀬戸」の琴平延長は7月〜9月の週末を中心に実施されることから、やはり昨年度はそれなりに高い実績があったのかな、とも推測されます。
「サンライズ出雲91号・92号」にしても、最繁忙期のみとはいえ、これまで運転されてこなかった臨時列車を再度仕立てていることから、一定の利用があったのかな、とも思われます。

「サンライズ出雲91号・92号」に関しては、定期列車よりも大幅に時間のかかるダイヤとなっているのですが、それを逆手にのんびり寝台列車の旅行を味わう、という楽しみ方もあるでしょうし、東京〜大阪間で横に寝て移動できる純粋な夜行交通機関として利用することも可能と考えられます。
このように様々な利用方法が考えられる「サンライズ出雲91号・92号」、果たして実際の利用状況が個人的に気になる列車でして、実際に乗車してレポートできればいいのでしょうが、流石にそれは難しそうなので、ネット上などでその様子を見ることができればいいな、と思ったニュースでした。

2015年の夏も「かがやき」増発: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

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【JR西日本】特別な「トワイライトエクスプレス」の運転を発表。客室を「スイート」「ロイヤル」のみとし、5月16日より山陽コースで運転開始

去る3月12日の出発を持って、大阪〜札幌での運行が終了した「トワイライトエクスプレス」
こちらのエントリーでご紹介したように、今後しばらくの間、団体臨時列車として運転できないか検討されていましたが、この度その団体臨時列車の概要が発表されました。

特別な「トワイライトエクスプレス」の運転について:JR西日本

上記発表によれば、5月より旅行会社専用団体臨時列車として、西日本各地を運転することとし、まず5月から6月は山陽コースを運転することとしています。
運転ルートは、大阪〜(琵琶湖一周)〜大阪〜(山陽線)〜下関着(上りは逆ルート)の車内泊1泊のルートで、車両編成は従来のトワイライトエクスプレスの車両編成を組み直し、客室全てを「スイート」「ロイヤル」にすることとしています。
これらに加え、食堂車・サロンカーを連結し、乗務員室を加えた7両編成に電源車・機関車を加えた編成としています。

7月からは山陽コースに加えて、山陰本線(大阪〜(山陽・伯備線)〜米子〜(山陰線)〜下関)のコースも設定も予定しているとのことです。

その他詳細は、上記ニュースリリースをご覧下さい。


大阪〜札幌の運転からの引退後、間髪入れずに今後の動向の発表があった「トワイライトエクスプレス」ですが、今回もまたその発表後すぐに詳細の発表がありました。
今回発表があったのは、大阪から琵琶湖を一周し、山陽本線を走り抜けるものですが、今後山陰本線のルートも予定されているので、「トワイライトエクスプレス瑞風」の登場までの間、JR西日本のエリア内を走る姿をあちこちで見られることになるかも知れません。

一方車両編成ですが、客室を「スイート」「ロイヤル」に統一して4両連結したのは、従前の大阪〜札幌で運行していた頃には考えられない編成で、これまた編成的にも面白いものともいえるでしょう。
御存知のとおり、「スイート」「ロイヤル」には中間車となるスロネ25-500と緩急車のスロネフ25-500の二種類がありますが、両形式がどのように連結されるのかにも注目したいところです。

この団体臨時列車のツアーを主催する旅行会社は、改めて発表があるとのことですが、ツアー参加費用も気になりますが、その点も発表があれば改めてご紹介したいな、と思ったニュースでした。

『トワイライト』客車の団体列車、5月から運行開始…スイート・ロイヤルのみに | レスポンス
JR西日本 トワイライトエクスプレス 団体専用列車で再び運行を発表 ( 鉄道、列車 ) - 西和路快速の撮り鉄 Nゲージ日記&情報局 - Yahoo!ブログ
団体臨時列車「トワイライトエクスプレス」は「スイート」「ロイヤル」のみの豪華版: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

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【JR西日本】「トワイライトエクスプレス」車両の今後の動向を発表。団体臨時列車としての運転を検討するとともに、一部の車両を京都鉄道博物館に保存・展示

この3月12日出発をもって大阪〜札幌での運行を終了した寝台特急「トワイライトエクスプレス」。
臨時列車としての運行を終了したいま、これらの車両の動向が気になるところですが、JR西日本の3月社長会見において、今後の扱いが発表されました。

3月定例社長会見:JR西日本
大阪〜札幌駅間の運行は終了しましたが、お客様や旅行業界の方々からのご要望も強いため、老朽化はしておりますが、当社エリア内で列車のやりくりをいたしまして、団体専用臨時列車としてしばらく運転できないかという検討をしております。運転日やルートなどが決まりましたらお知らせしたいと思っております。
 また、一部の車両については、来年の春にオープン予定の京都鉄道博物館にて、保存・展示する方針です。こちらも詳細が決まりましたらあらためてお知らせさせていただきます。

(上記プレスリリースより引用)

上記引用のとおり、「トワイライトエクスプレス」車両については、JR西日本エリア内での団体臨時列車として運転することを検討しているとともに、一部の車両を京都鉄道博物館に保存・展示する方針としています。

個人的には、こちらのエントリーで触れたように、「トワイライトエクスプレス瑞風」の登場までの間、団体臨時列車として運行される可能性を指摘しましたが、やはりというか、その通りとなったのかな、と言った感じです。
また、京都鉄道博物館への収蔵についても、民営化間もない頃から走り続けた「トワイライトエクスプレス」は、JR西日本を代表する列車といえるだけに、運行終了後の収蔵・展示も当然の流れかな、と思います。

ともあれ、あとしばらくは「トワイライトエクスプレス」の走行シーンも見られそうですし、その後も京都鉄道博物館で末永くその勇姿を眺めることができる事は、多くのファンにとって嬉しいニュースかな、と思いました。

今後の詳細情報が発表されましたら、改めて当ブログでもご紹介したいと思います。

Msykの業務(鉄道)日誌:トワイライトエクスプレス・683系「しらさぎ」を見ておく〜宮原にて

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