南海電鉄及び泉北高速鉄道では、2024年1月20日(土)に高野線と泉北高速線のダイヤを修正することを発表しました。
2024年1月20日(土)に高野線・泉北高速線のダイヤを修正します | 南海電鉄
2024年1月20日(土)に高野線・泉北高速線のダイヤを修正します | 泉北高速鉄道
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
ご紹介するタイミングが少し遅れましたが、来る1月20日に南海高野線・泉北高速線でダイヤ修正を実施します。
今回の改正は「修正」と称されているように、規模が大きなものではなく、メインは中百舌鳥駅でのホームドア設置に伴う時刻修正がメインです。
一方でその他の項目をみますと、高野山方面への観光客に対応した改善が同時に実施されていることが目に付きますので、少し詳しめにご紹介したいと思います。
まず特急「こうや」の増発ですが、現在初発が難波発朝8時の「こうや」について、4月〜11月の土休日に、更に1時間早い朝7時発という列車が増発されます。
「こんなに早い時間から高野山に行く客なんて、いるはず無いでしょ?」と思う無かれ、というべきでしょうか、コロナ禍の外国人観光客の回復は目を見張るものがあるようで、難波周辺で宿泊して早朝から高野山に向かう観光客(恐らく主に訪日外国人旅行者)の一定のニーズがある、とう判断でありましょうか。
▲極楽橋駅で発車待ちする特急「こうや」
今回のダイヤ修正で1往復が増発されます。
続いて、特急「こうや」と高野山ケーブルカーとの乗り換え駅である極楽橋駅での乗り換え時間が、現在よりもゆとりが取られることになりました。
平均8分、長いパターンでは12分の乗り換え時間が設けられることで、極楽橋駅に描かれている天井絵をゆっくり眺めてからケーブルカーに乗り換えることができるようになります。
そしてもう一つの修正点が、土休日の一部列車における九度山駅での停車時間の延長です。
この九度山駅は、かつて真田幸村が隠居していた街で、その歴史を紹介する「九度山・真田ミュージアム」などの観光施設があります。
加えて、この九度山駅構内には「おむすびスタンドくど」という人気のおむすびのお店がありますが、ここのおむすびを停車時間中に購入することも可能となります。
かように、ホームドア設置による微修正と思いきや、それに加えて観光客のニーズに対応した修正内容もあり、「修正」という表現にしては意外と内容が多いようにも感じたニュースでありました。
【鉄道コム関連記事】
●南海・泉北高速 高野線など ダイヤ修正(2024年1月20日) - 鉄道コム
【関連ブログ】
●列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 久しぶりの南海高野線ダイヤ修正(2024/1/20)
●[南海]高野線・泉北高速線で2024/1/20にダイヤ改正。橋本以遠の本数に変化: 鉄道ダイヤ改正ニュース
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2024年1月20日(土)に高野線・泉北高速線のダイヤを修正します | 南海電鉄
2024年1月20日(土)に高野線・泉北高速線のダイヤを修正します | 泉北高速鉄道
概要は以下のとおりです。
【ダイヤ修正実施日】
2024年1月20日(土)
【対象路線】
・高野線(高野山ケーブルカー含む)
・泉北高速線
【ダイヤ修正内容】
●中百舌鳥駅4番線ホームドア設置に伴う停車時間見直し
現行の停車時間にホームドア開閉時間を追加
●橋本〜極楽橋間の運転本数見直し
平日ダイヤでは上下2本の高野下行きを、極楽橋行きに延長運転
その他本数の見直しを実施
●特急こうやの増発(4月6日〜)
土休日ダイヤの4月6日〜11月30日の間、難波7:00発⇒極楽橋8:16着の特急こうやを増発
●土休日ダイヤの極楽橋駅での特急こうや⇒高野山ケーブルカーの乗り換え時間見直し
現行の平均5分から平均8分に見直しし、極楽橋駅の「はじまりの天井絵」などを観覧可能に
●九度山駅停車時間の変更
土休日ダイヤの下り3本、上り1本の停車時間を5分以上に見直し
●泉北高速線の見直し
・平日ダイヤ・光明池7:40始発の各停中百舌鳥行きを和泉中央7:38発に延長
・平日夕ラッシュ時間帯の17時30分から20時までに難波駅を出発する準急行和泉中央行きの両数を全て8両編成に変更。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
ご紹介するタイミングが少し遅れましたが、来る1月20日に南海高野線・泉北高速線でダイヤ修正を実施します。
今回の改正は「修正」と称されているように、規模が大きなものではなく、メインは中百舌鳥駅でのホームドア設置に伴う時刻修正がメインです。
一方でその他の項目をみますと、高野山方面への観光客に対応した改善が同時に実施されていることが目に付きますので、少し詳しめにご紹介したいと思います。
まず特急「こうや」の増発ですが、現在初発が難波発朝8時の「こうや」について、4月〜11月の土休日に、更に1時間早い朝7時発という列車が増発されます。
「こんなに早い時間から高野山に行く客なんて、いるはず無いでしょ?」と思う無かれ、というべきでしょうか、コロナ禍の外国人観光客の回復は目を見張るものがあるようで、難波周辺で宿泊して早朝から高野山に向かう観光客(恐らく主に訪日外国人旅行者)の一定のニーズがある、とう判断でありましょうか。
▲極楽橋駅で発車待ちする特急「こうや」
今回のダイヤ修正で1往復が増発されます。
続いて、特急「こうや」と高野山ケーブルカーとの乗り換え駅である極楽橋駅での乗り換え時間が、現在よりもゆとりが取られることになりました。
平均8分、長いパターンでは12分の乗り換え時間が設けられることで、極楽橋駅に描かれている天井絵をゆっくり眺めてからケーブルカーに乗り換えることができるようになります。
▲極楽橋駅に描かれた「はじまりの天井絵巻」。
同社Webサイトによると、『いのちのはじまり』をテーマに、極楽鳥や高野山ゆかりの動植物などが描かれているとのことですが、これらの絵を眺めて、これから向かう高野山への楽しみをより膨らますことができるのではないのでしょうか。
(参考)
停車駅のみどころ:極楽橋駅|天空に乗ると|南海電鉄高野線 天空
そしてもう一つの修正点が、土休日の一部列車における九度山駅での停車時間の延長です。
この九度山駅は、かつて真田幸村が隠居していた街で、その歴史を紹介する「九度山・真田ミュージアム」などの観光施設があります。
▲九度山駅の駅舎
真田幸村ゆかりの地でもあり、「赤備え」をモチーフにした装飾がなされています。
加えて、この九度山駅構内には「おむすびスタンドくど」という人気のおむすびのお店がありますが、ここのおむすびを停車時間中に購入することも可能となります。
▲九度山駅ホームと「おむすびスタンドくど」。
休日には多くの観光客が並ぶ人気のおむすび店です。
私自身もいつか購入したいと思いつつ、いつも待ち時間で列車に間に合わないことから、未だ食べたことがありません。
かように人気のお店ですが、今回のダイヤ修正で列車の停車中におむすびを購入することも可能になりそうです。
⚠乗り遅れにご注意ください。
かように、ホームドア設置による微修正と思いきや、それに加えて観光客のニーズに対応した修正内容もあり、「修正」という表現にしては意外と内容が多いようにも感じたニュースでありました。
【鉄道コム関連記事】
●南海・泉北高速 高野線など ダイヤ修正(2024年1月20日) - 鉄道コム
【関連ブログ】
●列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 久しぶりの南海高野線ダイヤ修正(2024/1/20)
●[南海]高野線・泉北高速線で2024/1/20にダイヤ改正。橋本以遠の本数に変化: 鉄道ダイヤ改正ニュース
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