阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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東日本大震災復興応援企画

【東日本大震災復興応援企画・第1弾】E4系「Maxやまびこ」に乗車する

山形鉄道を乗車した後、こちらの乗車記録で記したように、米沢から普通列車で板谷峠を越えて、福島に到着します。
この日のうちに東京都内に到着すれば良いので、新幹線に乗車するにしても、色々列車の選択肢があるのですが、ここはあえて、福島19時18分発の「Maxやまびこ156号」を選んで乗車することにします。

あえてこの列車を選んだ理由としては、以前のこちらのエントリーでも記したように、東北新幹線から二階建て新幹線MaxE1系・E4系の撤退が予定されており、また、E4系の後継としての二階建て新幹線車両の投入の予定もないことから、東北新幹線で二階建て新幹線に乗車できる最後の機会、そしてE4系に関して言えば最初で最後となる可能性もあることから、あえて乗れる時に乗っておこう、ということで、少々の待ち時間があるのですが、この列車をチョイスしたところです。

東北方面へのアクセスとして東北新幹線を利用する際、E5系「はやぶさ」等に目がいくのですが、間もなく東北新幹線からの撤退が予定されているE4系Maxにも今のうちから着目しておきたい、ということもあり、今回の復興応援企画第1弾のラストランナーとして取り上げました。

入線まで時間があるので、在来線ホームの列車を撮影してみますが、この時間は、たまたま719系が多く入線していたので、日頃私にとってはあまり馴染みのない車両ということもあり、写真を撮ってみることにします。

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こちらは719系0番台

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こちらは719系5000番台

0番台が狭軌、5000番台が標準軌の車両で、5000番台は福島〜新庄の奥羽本線での運用となっています。

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【東日本大震災復興応援企画・第1弾】山形鉄道に乗る

仙台空港鉄道に乗った後、仙山線・左沢線に乗車して、山形駅から山形新幹線「つばさ」に乗車して一駅、赤湯駅に到着します。
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ここから、第三セクター鉄道「山形鉄道」に乗車します。
山形鉄道は、以前の鉄道ジャーナルでの特集でも取り上げられていたように、公募社長による経営再建の取り組みが行われている路線でもあります。
そんな、路線維持に向けて頑張っている姿を少しでも垣間見ることができればな、と思って乗車することにしました。

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【東日本大震災復興応援企画・第1弾】仙台空港鉄道に乗る

こちらの記事の続きで、槻木から東北本線下りの列車に乗り、名取で降ります。

名取で降りたのは、この駅から分岐している仙台空港鉄道(名取〜仙台空港)に乗車するためです。
今回は、この先の予定もあることから、仙台空港で折り返すだけとなり、折り返し時間も短いので空港ターミナルビルに入ることもないので、本当に仙台空港鉄道に乗車するだけとなりますが、それはそれで貴重な機会だと考えていました。

というのも、多くの方が御存知のとおり、東日本大震災により発生した津波は仙台空港も襲撃し、空港ターミナルビルは勿論、併設する仙台空港鉄道も多くの被害を受け、震災発生以降半年以上も一部区間で運休が続きました。
また、仙台空港の付近自体が津波の被害が大きかったところでもあり、この目で「被災地」を見るのは、実はここが初めて、ということもあり、そういう意味でも、折り返し時間がわずかであっても、今この時に乗車しておきたい、と思っていたところがありました。

そういう思いを受けてか、名取に到着すると、向かい側ホームに9:51発の仙台空港行きが発車待ちをしていました。この列車を逃すと後の予定が大きく狂うこととなるだけに、乗車できて良かったといえるでしょう。
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【東日本大震災復興応援企画・第1弾】阿武隈急行に乗る

こちらのエントリーで福島交通飯坂線を完乗し、福島に戻って来ましたが、その足で、今度はこちらも未乗の阿武隈急行に乗車します。

先のエントリーでも記したように、福島交通と阿武隈急行は同一ホームの対面から発着しているので、乗り換えはすぐに済みます。
そのため、今回の乗り換え時間は5分ほどでしたが、それでも悠々と乗り換えることができ、発車までの時間を利用して乗車する車両の撮影もできました。

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福島交通と並ぶ阿武隈急行A417系。

これから乗車するのはA417系という車両で、どこからどう見てもJRの417系なのでは、と思って後から調べると、やはりJR東日本からの譲受車ということで、3両編成なので朝夕を中心に走っているようです。
初っ端から貴重な列車に遭遇することができましたが、車内は日曜朝の福島発、ということで通勤・通学客も少なく、閑散とした車内となっています。

7時33分、富野行きの普通列車が発車します。
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【東日本大震災復興応援企画・第1弾】福島交通飯坂線に乗る

先のエントリーの続きです。

本日の旅程として、まず福島交通飯坂線に乗車します。
福島交通飯坂線は、福島から飯坂温泉を結ぶ9.2kmの路線です。
終点の駅名が示すとおり、飯坂温泉へのアクセス路線として、また福島近郊の通勤・通学路線となっています。

これから飯坂線に乗るために、福島駅の福島交通ホームに向かいますが、ここは、この後乗る阿武隈急行と共用のホーム・改札口となっていました。

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これから乗車するのは、福島6:12発の初発の飯坂温泉行きです。
日曜日の福島発下りということもあり、空いた車内となることが考えられますが、出発前に駅の様子などを撮影していきたいと思います続きを読む

【東日本大震災復興応援企画・第1弾】JRバス東北「ドリームふくしま・横浜号」に乗車する

さて、先日のエントリーでご紹介したように、今回から東北各線を乗りに行く復興応援企画第一弾をはじめるわけですが、東北方面へのアクセスとして今回利用したのは、JRバス東北が運行する「ドリームふくしま・横浜号」

この高速路線バスを、敢えてこの企画で取り上げたのは、JRバス東北の単独運行ということもあり、広い意味での東北地方の事業者の応援になるのでは、と思い取り上げた次第です。

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【東日本大震災復興応援企画】応援企画の連載について

東日本大震災で被災した、あるいはその影響で観光客などの減少したことにより、東北や関東のとくに地方鉄道路線各線では、復旧費用の負担や利用者の減少により、震災以前にも増して厳しい経営環境にあることは、このブログでも幾度と無く話題に取り上げていることもあり、読者の皆様にとってはすでにご存知のことと思います。

そんな厳しい状況の鉄道各路線を応援するために、このブログで何かできないか、と考えていましたが、そこで得た結論としては、やはり私自身が実際に利用して、現在の状況をご紹介し、一人でも多くの方に訪問して頂くためのきっかけを作ることなのではないか、と思いました。

そこで、今後の復興応援を目的としての乗車記をまとめて「復興応援企画」と題して、各線のいまの姿をご紹介していきたいと考えています。

その第一弾として、5月19日から20日にかけて、福島交通・阿武隈急行・仙台空港鉄道・山形鉄道の各線の訪問記を順次ご紹介していきたいと思います。

この一連のブログエントリーが、被災地をはじめとした鉄道各線、そして地域の復興の一助になれば幸いに存じ、これから旅行記を連載していきたいと思います。

ちなみに、この企画、「東北応援企画」と記さず、あえて「東日本大震災復興応援企画」と長めのタイトルとしているのは、今回の大震災で直接・間接の被害を受けたのは、何も東北地方の鉄道だけでなく、ひたちなか海浜鉄道や野岩鉄道のように、今回の震災で設備の被害や観光客の減少に悩む東北以外の路線もやはり応援していく必要がある、と考え、これらの路線も含んでいる、という意味合いでこのように記させていただいていますので、予めご了承ください。
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