阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

鉄道(関西地区事業者)

【阪急】2300系の運行予定をWebサイトで公表(8月末まで)【本日運行開始】

阪急電鉄京都線では、本日(7月21日(日))より、新型車両2300系と、座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」の運行を開始しています。

SNS上などでは、既に多くの乗車体験が流れていますが、私自身は一足先に鉄道友の会阪神支部のイベントで撮影会に参加していますので、「PRiVACE」に関しては落ち着いてからじっくり乗車したいと思っています。
(参考)


その新型車両2300系ですが、8月末までの期間限定で、阪急電鉄のWebサイトで運行予定が公表されていますので、ご紹介します。
撮影や乗車の参考にしていただければと思います。


▲上記サイト中「ラッピング列車の運行予定」からたどることができます。

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▲この場所に2300系の運行予定表がアップされています。
(阪急電鉄Webサイト(https://www.hankyu.co.jp/area_info/index.html)より引用)

直近では、7月23日(火)は2300系の運行がありませんので、ご注意下さい。

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▲阪急電鉄2300系
(2024.7.15、鉄道友の会阪神支部の行事にて撮影)
本系式の運行予定が、阪急電鉄のWebサイトに掲載されていますので、乗車・撮影の参考にしてみてはいかがでしょうか。




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【京阪電鉄】「成瀬は天下を取りにいく」ラッピング電車運行(2024.8.7〜)

青春小説「成瀬は天下を取りにいく」とその続編「成瀬は信じた道をいく」の舞台である滋賀県大津市を走る京阪電鉄大津線(石山坂本線・坂本比叡山口〜石山寺)で、来る8月7日(水)より同小説のキャラクターイラストを描いたラッピング電車が運行されることが発表されました。

京阪電車「成瀬は天下を取りにいくラッピング電車」運行 | 成瀬の住むまち、びわ湖大津へようこそ!

概要は以下のとおりです。
【期間】
2024年8月7日(水)〜2025年2月9日(日)

【区間】
京阪大津線(石山坂本線)・坂本比叡山口〜石山寺間

【デザイン】
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詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



京阪大津線(石山坂本線)では、以前より様々なコラボ企画によるラッピング電車の運行が盛んに行われてきています。
いま話題となっているラッピング電車は、今年の4月から6月にかけて放送されたテレビアニメ「響け!ユーフォニアム」のラッピング電車で、昨年から運行されている1編成(700形)に加え、8月1日からは更に1編成(600形)が加わることが既に発表されています。
(参考)


そんな話題の京阪大津線に、更にラッピング電車が走ることが発表されています。
ラッピングデザインは「成瀬は天下を取りにいく」のキャラクターイラストとなっています。

この「成瀬は天下を取りにいく」は、滋賀県大津市を舞台とした青春小説で、大津市内で長らく営業してきた西武大津店が閉店になるところから、ストーリーが始まります。
小説の内容は、改めて読んでいただければと思うのですが、随所に大津市内の描写がなされており、行ってみれば「大津愛」が詰まった小説、ともいえるでしょう。

上述の大津市内の描写に加え、主人公の「成瀬あかり」の独特なキャラクターも相まって、地元・大津市を中心に話題作となった結果、2024年の本屋大賞を受賞するまでとなりました。
(参考)
2024年 第21回本屋大賞 | 本屋大賞

「成瀬は天下を取りにいく」の聖地ともいえるこの大津市内では、スタンプラリーなどのイベントが既に実施されていますが、今回更にイベントを盛り上げるということもあってでしょうか、大津線(石山坂本線)のラッピング電車が運行されることとなりました。


上記発表資料の画像をみますと、ラッピングされるのは600形の模様で、デザインは主人公の「成瀬あかり」と、成瀬と長年の付き合いのある友人「島崎みゆき」がデザインされています。
いずれのデザインも、小説表紙デザインが元となっており、小説の世界がそのまま大津線の車両にやってきた感じといえるでしょう。

「響け!ユーフォニアム」だけでなく、「成瀬は天下を取りにいく」と、大津線のラッピング電車を見るのが楽しみなニュースが続いていますので、私自身も是非見にいきたいなと思います。

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▲かくいう私自身も、「成瀬は天下を取りにいく」と俗念「成瀬は信じた道をいく」を購入し、読了しました。
随所に大津市内のロケーションが描かれており、成瀬らの舞台を是非訪問してみたいな、と思っていたところ、ラッピング電車運行の発表がありましたので、これは是非見にいきたと感じています。

【泉北高速鉄道】3000系を復刻デザインで運行(2024.7.31)

泉北高速鉄道では、1975年から1990年にかけて導入した同社の3000系車両について、導入当初のデザインに復刻して運行することを発表しました。

3000系車両を復刻デザインで運行します! | 泉北高速鉄道

概要は以下の通りです。

【復刻編成】
3000系車両 8両

【復刻内容】
「青いラインカラー」や「SEMBOKUロゴ」と除いた、3000系導入当初のスタイルを再現

【今後の予定】
デザイン復刻を記念した撮影会などのイベントを予定

詳細は、上記発表資料をご覧ください。



昨年9月の高野線6000系、そして今年8月から運行開始となる南海線7100系と、南海電鉄の両線で復刻デザイン車両が運行されることとなりますが、それだけでなく、高野線と相互直通運転を行う泉北高速鉄道でも、復刻デザイン車両の運行が発表されました。

復刻されるのは「3000系」
泉北ニュータウンが街開きを順次行い、沿線人口が増加し続けた時期、まさに輸送力増強が求められていた1975年から1990年にかけて総勢60両が導入され、10両編成の準急行や区間急行など、ニュータウンと都心を結ぶ大動脈を担う車両として、多数の通勤・通学客を輸送してきました。

この3000系も、後進の7020系や9300系が導入されてきたこともあり、その数を徐々に減らしてきて、全編成の引退もそう遠くない話となりつつあるいま、復刻デザインでの運行が実現しました。

3000系の復刻デザインは、高野線6000系よりも更にシンプルで、現状の側面青のラインカラーや「SEMBOKU」ロゴが無い状態で、前面から見るとあまり違いが見えなさそうなので、記録の際は、側面がしっかり入るように撮影するのがポイント、といえるかもしれません。

そして、今後復刻デザイン記念の撮影会も実施されるとのことで、こちらも楽しみにしつつ、内容が発表されれば、当ブログでもご紹介したいなと思います。

「高野線6000系」「南海線7100系」、そして「泉北高速鉄道3000系」と、昭和から平成初期にかけて輸送力増強が求められていた時代に活躍した車両が、相次いで当時のデザインに復元されました。

これらの車両、いずれも廃車が進んでいることから、今回の復刻デザイン運行が最後のはなむけ、とも考えられるかも知れませんので、運行されている間に、しっかり記録できればいいな、と思います。

これら3編成が難波駅で同時に顔を合わす姿、是非目にしてみたいな、とも感じたニュースでありました。

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▲泉北高速鉄道3000系。
ニュータウンの人口増加期に、ラッシュ時の輸送力確保として15年に渡り導入が続きました。
画像の10両編成での運転は、ニュータウンから都心への通勤・通学輸送を象徴するものでしたが、沿線住民の高齢化や人口減少も相まって、2013年7月に終了しました。

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▲「せんぼくトレインフェスタ」ヘッドマークを掲出した3000系。
例年どおり「トレインフェスタ」が開催されるのであれば、3000系無塗装編成にこのヘッドマークが掲出されることも期待したいところです。
また、泉北高速鉄道が南海電鉄と合併することを考えると、「せんぼくトレインフェスタ」自体がもしかしたら今年度で最後かも知れませんので、仮に最後であるならば、フィナーレを飾るのにふさわしい演出になるかも知れませんね。

【南海電鉄】7100系復刻デザイン車両運行(2024.8.21)濃淡グリーンの旧塗装へ復元

南海電鉄では、昨年9月より高野線の6000系について、ステンレス無塗装の復元デザインで運行していますが、同様の要望が南海線7100系にも多数寄せられたことを踏まえて、来る8月21日より、南海線7100系1編成を、1992年以前の濃淡グリーンの旧塗装で運行することを発表しました。

運行開始から55周年を迎える“7100系車両”が1992年以前の復元塗装で運行します | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【対象車両】
・7100系 4両1編成

【運行期間】
2024年8月21日(水)〜当面の間

【運行区間】
難波〜和歌山港・関西空港間

【運行ダイヤ問い合わせ】
・問い合わせしたい運行日の3日前以降に下記コールセンターに問い合わせ
(運行ダイヤ案内は9月30日まで)
・南海電鉄コールセンター(050-3090-2608)

(参考)
【7100系復元デザイン車両撮影会】
・実施日:
8月17日(土) 10時〜11時、13時〜14時
(定員に達したため受付終了)


詳細は、上記発表資料をご覧ください。



冒頭に記したように、昨年9月から高野線6000系車両をステンレス無塗装で復元していますが、同様の要望が南海線7100系にも寄せられたことから、今回7100系も旧塗装で運行することとなりました。

かつての濃淡グリーンを用いた、南海電鉄の旧塗装は、2015年に7000系と10000系(特急サザン)で実施され、この7000系旧塗装が、同形式の最後の編成となりました。
(本稿末尾の画像及び下記過去記事参照)



それからおよそ10年が経ちましたが、今度は7100系が旧塗装で復元されることとなったというニュースを、嬉しく感じたファンも多いのではないのでしょうか。
復元塗装運行は8月21日からですが、それに先立ち8月17日には復元塗装7100系の車両撮影会も実施されるとのことですが、本記事執筆時点では、午前・午後ともに既に定員に達しているとのことでした。

とはいえ、旧塗装は当面の間運行されることとなりますので、沿線でチャンスを見つけて撮影できればいいな、と思います。

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▲南海電鉄創業130周年記念+さようなら7000系記念企画として2015年に実施された、7000系旧塗装復元。
この時は10000系「サザン」も旧塗装に変更され、懐かしい姿が再現されました。
今回は、7100系4両のみの復元となりますが、再び10000系サザンの復元もあるのかな、と考えると今後の動向にも引き続き注目、といったところでしょうか。

【JR西日本・JR四国】快速マリンライナーの料金見直し(値上げ)実施(2024.10.1乗車分〜)指定席料金は840円に

JR西日本とJR四国では、岡山〜高松間を運行する快速「マリンライナー」の普通車指定席料金及びグリーン料金の見直し(値上げ)を実施することを発表しました。

快速マリンライナーの料金の見直しについて:JR西日本
快速マリンライナーの料金の見直しについて|JR四国

概要は以下のとおりです。

【料金見直しを実施する列車】
岡山〜高松間を運行する快速マリンライナーの普通車指定席料金及びグリーン料金

【料金見直しの内容】
●通常料金
<指定席料金>
(現行)閑散期330円、閑散期以外530円
(改定)840円(通年同額)
<グリーン料金>
(現行)50kmまで780円、100kmまで1,000円
(改定)50kmまで1,010円、100kmまで1,260円

●「チケットレス特急券」(e5489専用)
<指定席料金>
(現行)330円
(改定)530円
<グリーン料金>
(現行)50kmまで780円、100kmまで
(改定)50kmまで780円、100kmまで(改定無し)

●「eきっぷ」(e5489専用/J-WESTカード会員対象)
<指定席料金>
(現行)210円
(改定)450円
<グリーン料金>
(現行)470円
(改定)650円

●「eチケットレス特急券」(e5489専用/J-WESTカード会員対象)
<指定席料金>
(現行)210円
(改定)420円
<グリーン料金>
(現行)470円
(改定)630円


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既にご存じの方も多いと思いますが、快速「マリンライナー」は、1988年4月の瀬戸大橋線開業以来、岡山〜高松間を結ぶ快速列車として運行されています。
当初はパノラマグリーン車を組み込んだ213系で運行されていましたが、2003年に現在のJR西日本223系・JR四国5000系で運行されています。

このうち、1号車は2階はグリーン席、1階は普通車指定席の2階建て車両(5100形)が連結されており、特に2階のグリーン車は瀬戸大橋からの海の眺めを存分に楽しめる座席となっています。


今回の料金見直しでは、この1号車のグリーン席及び普通車指定席料金を値上げするものとなっています。
値上げの内容を見ますと、概ね200円〜300円程度の値上げとなっていますが、一方で「チケットレス特急券」のグリーン料金は変更なしとなっています。

また「eきっぷ」「eチケットレス特急券」では、利用促進目的のキャンペーン価格という意味合いもあってか、普通車指定席は210円と非常に安い設定となっていましたが、チケットレスが一定程度普及したこともあってか、これほどのディスカウント料金は見直しとなっています。

それでも、「eきっぷ」「eチケットレス特急券」で普通車指定席を利用すると420円または450円と、有料着席サービスとしては妥当な価格帯に見直された、と評価しても良さそうです。

一方、今回の値上げにより、グリーン席と普通車指定席との料金差が軒並み縮小していますので、今後は折角追加料金を払うのであればグリーン席を選ぶ利用者が増えてくるのかな、とも感じたニュースでありました。

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▲岡山駅に到着した快速「マリンライナー」5000系
瀬戸大橋開業35周年のヘッドマークを掲出しています。

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▲快速「マリンライナー」グリーン席からの眺め。
2階席となるグリーン席からは、瀬戸大橋を通過時にこのような眺めを楽しむことができます。
10月以降は、普通車指定席との料金差が縮小することとなりますので、グリーン席を選ぶ利用者が増えてくるのかも知れませんね。

【鉄道友の会】阪急電鉄2300系撮影会に参加する(2024.7.15)

このブログでもご紹介してきたように、来る7月21日(日)より、阪急電鉄京都線で、座席指定サービス「PRiVACE」(プライベース)と、新型車両「2300系」の運行がスタートします。
(参考)


そのデビューを前に、鉄道友の会阪神支部主催事業で、この2300系「PRiVACE」の撮影会が開催されましたので、その様子をご紹介したいと思います。


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▲阪急2300系
「PRiVACE」の頭文字「P」と座席をモチーフにしたヘッドマークが掲出されています。

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【南海】新しいめでたいでんしゃ「かなた」をみる(2024.7.14)

南海電鉄では、同社の加太線に5編成目の観光列車「めでたいでんしゃ」を、この7月13日に導入しました。
(参考)



新しい「めでたいでんしゃ」は、「かなた」と命名されました。
(参考)


その「かなた」、昨日より運用に入っていますが、本日(7月14日(日))、所用で和歌山市駅に向かった際に、ついでに「かなた」の様子を見ることができましたので、紹介したいと思います。

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▲「めでたいでんしゃ かなた」2000系

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▲上記の逆向きの、和歌山市方先頭車

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▲「めでたいでんしゃ」横断幕とヘッドマークが入るように撮影

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▲「かなた」ヘッドマークは、貫通扉内から掲出するタイプとなっています。

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▲種別幕・方向幕を撮影。
方向幕は、「和歌山市〜加太」の「めでたいでんしゃ」オリジナルデザインのものに入れ換えられていました。

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▲側面の種別・方向幕

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▲運転席後ろの窓に描かれた「目」は、「かなた」でもしっかりデザインされていました。

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▲側面を、「めでたいでんしゃ」ロゴ側から撮影

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▲同じく、側面の写真を撮影


めでたいでんしゃ「かなた」発車の様子を、動画で撮影してみました。




以上が、昨日デビューした「めでたいでんしゃ かなた」の様子でありました。
昨日の運行開始セレモニーを見にいくことはできませんでしたが、デビュー早々の姿を記録できてよかったです。
機会があれば、今度は車内もじっくり観察したいと思いますが、これは乗客が少ない時間帯を狙って見にいきたいな、と思っています。


今回の「かなた」デビューで、「めでたいでんしゃ」シリーズも5編成が出そろいました。

5編成あれば、加太線の運用は全て「めでたいでんしゃ」で賄えるのでは?と素人目にも思えるわけですが、気になるのは、7100系の「めでたいでんしゃ」の今後でしょうか。

7100系そのものも車両の老朽化が進んでいることから、今後2000系への置き換えは避けられないと考えています。
その際、どのようなストーリーで置き換えを実施していくのか、個人的には注目していますので、引き続き、この加太線と「めでたいでんしゃ」の話題は、当ブログでも取り上げていきたいと思います。

【北急・大阪メトロ】乗継運賃制度の範囲拡大・割引額引き上げ実施。中央線夢洲開業日より実施

Osaka Metro(大阪メトロ)と北大阪急行(北急)では、現在両社をまたぐ短距離区間で実施している「乗継運賃制度」について、大阪メトロ中央線・コスモスクエア〜夢洲間開業日から適用範囲を拡大し、割引額を改定することを発表しました。

Osaka Metro と北大阪急行は 「乗継運賃制度」の適用範囲を拡大し、割引額を改定します|Osaka Metro
Osaka Metroと北大阪急行は「乗継運賃制度」の適用範囲を拡大し、割引額を改定します|北大阪急行

概要は以下のとおりです。

【概要】
北急全線(箕面萱野〜江坂)と大阪メトロ1区(東三国、新大阪)を乗車時に、それぞれの所定運賃の合算額から40円を差し引いた額を適用。

(改定前)
北急の緑地公園、桃山台と大阪メトロ1区(東三国、新大阪)を乗車時に、それぞれの所定運賃の合算額から20円を差し引いた額を適用。

(例)
新大阪〜箕面萱野間:
現行430円⇒改定後390円(▲40円)

【改定日】
大阪メトロ中央線延伸部(コスモスクエア〜夢洲)開業日から

【対象】
連絡普通運賃(きっぷ及びICカード利用時に適用する運賃)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今年3月23日に開業した、北大阪急行の千里中央〜箕面萱野間。
半世紀ほど前からの構想が、ようやく実現し、またこれまで鉄道によるアクセスが無かった箕面市中部が俄然便利となったこの開業。
私も開業日当日に、下記ブログ記事でご紹介したように、早速箕面萱野まで乗り通してきました。
(参考)


その北大阪急行は、江坂駅で大阪メトロ御堂筋線と相互直通運転しており、両社間を跨いで利用する場合は、基本的に両社の運賃が加算されることとなっています。
一方で、両社をまたぐ短距離区間を利用する場合には、距離の割に高額となることから、以前より「乗継運賃制度」が設定されていました。

今回の発表では、この乗継運賃制度について、「北急全線(箕面萱野〜緑地公園の乗車)」を対象とし、更に「割引額を引き上げ(乗継運賃の値下げ)」を実施するという、割引をアック十するものとなります。

短距離の利用、といってもその範囲には新幹線やJR線との乗り換え駅である「新大阪」も含まれることから、多くの北急利用者にとって恩恵を受ける方も多いのではないかと思われます。


注目は割引改定の実施時期で、上記発表資料では「大阪メトロ中央線延伸部(コスモスクエア〜夢洲)開業日」とされています。

千里中央〜箕面萱野間の開業と同時に乗継運賃の改定が行われなかったのが不思議にも感じる向きもあるのでしょうが、考えてみれば開業時には大阪メトロ自体は運賃制度は変更されていなかったため、夢洲開業と同時に加算運賃を導入することから、これに併せて乗継運賃改定の手続きも実施することにした、と考えるのが妥当といえるでしょう。


乗継運賃制度の拡充で、利用者の更なる増加も期待されるところですが、初年度の利用者数がどの程度になるのか、というのも気になるところですので、そういったニュースも引き続きご紹介していきたいな、と思っています。

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▲北急箕面萱野駅で発車を待つ大阪メトロ30000系。
来年の中央線・夢洲開業日と同時に、この駅から東三国・新大阪への運賃が引き下げられることとなります。

【京阪】「響け!ユーフォニアム」とのコラボ企画を実施(2024.8.1〜)「卒業」をテーマにこれまでにない盛り沢山の内容を展開

京阪電鉄では、テレビアニメ「響け!ユーフォニアム」とのコラボ企画を実施することを発表しました。

〜宇治が舞台のアニメ「響け!ユーフォニアム」とのコラボレーション企画〜 「京阪電車×響け!ユーフォニアム2024」を8月1日(木)から実施します|京阪電鉄

概要は以下のとおりです。

【描き下ろしイラスト】
・今春放映されたTVシリーズ第3期のメインキャラクターを中心に、「卒業」をテーマにした描き下ろしイラストを作成。
・電光掲示板になど細部にこだわったオリジナルイラスト
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(上記発表資料(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/240709_keihan-holdings.pdf)より引用)

【企画乗車券発売】
●両券種共通
・発売期間:2024年8月1日(木)10時〜12月31日(火)
・通用期間:2025年1月31日(金)までの任意の一日

●京阪線フリーチケット
・有効区間:
京阪線全線、石清水八幡宮参道ケーブル
・価格:
1,600円(大人のみ)
・発売枚数:
3,450枚(無くなり次第終了)
・発売場所:
淀屋橋、京橋、枚方市、中書島、丹波橋、三条の各駅

●大津線フリーチケット
・有効区間:
大津線全線
・発売価格:
1,500円(大人のみ)(※)1日乗車券(750円)2枚組
・発売枚数:
4,000枚(4種類各1,000枚、無くなり次第終了)
8月〜11月の各月1日10時より、台紙・乗車券ともにデザインを変更して発売
・発売箇所:
びわ湖浜大津駅

【キャラクターによる駅案内放送実施】
・作品のキャラクターによる駅案内放送を実施
・季節ごとに放送内容が変更
・放送期間:
2024年8月1日(木)〜11月30日(土)(予定)

【キャラクター等身大パネル展示】
・展示期間:
2024年8月1日(木)〜11月30日(土)
・展示場所:
中書島駅(吉川優子、中川夏紀、田中あすか)、黄檗駅(久石奏、川島緑輝、加藤葉月)、宇治駅(高坂麗奈、黄前久美子、黒江真由)
(※)キャラクター名称は各駅パネルの左から順番に表記

【ラッピング電車運行】
●フルラッピング(大津線)
・運行期間:
2024年8月1日(木)〜2025年3月31日(月)
・使用車両:
600形車両1編成(605-606編成)

●車内装飾(宇治線)
・運行期間:
2024年8月1日(木)〜2025年3月31日(月)
・使用車両:
13000系1編成(13007--13057編成)
(※)13007号車のみ装飾

【ラッピング電車撮影会】
<各枠共通>
・開催日:
2024年7月28日(日)
・対象車両
600形1編成と700形1編成
・申込期間及び方法
2024年7月11日(木)12:30〜7月21日(日)23:59
「e-kenetマーケット」(https://www.e-kenetmarket.net)より申込

<特別枠>
(A)1組150,000円(5名まで)10:30〜11:00の時間
(B)1名30,000円(5組限定・それぞれ1名)11:10〜11:40

<一般枠>
参加費10,000円、定員50名、13:00〜14:30

【記念ヘッドマーク掲出】
・大津線、宇治線で実施
・掲出期間:
2024年8月1日(木)〜2025年3月31日(月)
(期間内で、複数回デザインを変更して掲出(全33種類))

【企画展】
・開催場所:
ひらかたパーク内 イベントホール
・開催期間:
2024年9月8日(日)〜29日(日)
(※)休園日・・・9月12日、19日、26日
・入館料金:
無料(別途入園料金が必要)

【JR東海との連携企画】
・東海道新幹線車内でのクイズ企画などの連携企画の開催決定
・詳細はJR東海キャンペーンサイト(https://recommend.jr-central.co.jp/oshi-tabi/keihaneupho/)で随時発表


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



先月末にテレビアニメ放送が最終回を迎えた「響け!ユーフォニアム」。
原作とは異なるストーリー展開もあり、多くのファンがハラハラドキドキして最後まで視聴してから、既に10日が経とうとしています。

響け!ユーフォニアムの放送が無い日曜夕方5時に喪失感をも感じる方も少なからずおられるかも知れませんが、そんな方々にとっても朗報、そして待望の京阪電鉄とのコラボ企画が、本日発表されました。

今回で8年目となるこのコラボ企画ですが、これまで集大成といいましょうか、テーマが「卒業」ということもあるのでしょうか、これまでに無い規模の実施となっており、そのボリュームはファンにとっても圧倒される内容といえるでしょう。

これまでのコラボ企画でお馴染みとなった「ラッピング電車」「撮影会」「ヘッドマーク掲出」「等身大パネル」「企画乗車券」は勿論、「キャラクターによる駅案内放送」「ひらパーでの企画展」と、今回初めての試みもあり、「ユーフォロス」となっているファンの方々にとっても、それを癒せるほどの内容になっているのではないか、と感じました。

加えて、「ラッピング電車撮影会」では、よりゆったりとした撮影を行いたいというファンの希望もあったのでしょうか、高い料金で人数を制限した「特別枠」も設けられており、こだわりのファンのニーズにも対応した内容となっていることが見て取れます。

「ラッピング電車」は、大津線では以前から走っている700形も含めて2編成となるほか、宇治線でも車内装飾を施した1編成が運行されることとなっています。
「車内装飾」となると、アニメのシーンが広告枠に余すところなく埋め尽くされている様子を想像しますが、そんな世界を是非見てみたいと思います。

そして更なる注目は「JR東海との連携企画」でありましょう。
既にJR東海でも「推し旅アップデート」のコンテンツの1つとして、「響け!ユーフォニアム」とのコラボ企画を実施してきましたが、今回JR東海とで連携企画が実施されることとなりました。
JR東海のWebサイトを見ますと、「オリジナルクリアファイル」「乗車券袋・記念乗車証風カードセット」のプレゼントや、「車内クイズ」が実施されることまでは明らかになっています。

関東方面からアニメの舞台となった宇治方面へは、東海道新幹線を利用することが多いかと思いますが、そういったファンにうってつけの連携企画といえるでしょう。



2015年のテレビアニメ放送開始から、毎年のように実施されてきた「響け!ユーフォニアム」と京阪電鉄とのコラボ企画。
テレビアニメも最終回が終了し、また原作本も完結していることから考えると、「響け!ユーフォニアム」とのコラボ企画も見納めが近いのかも知れません。
一方で、来年(2025年)には放送から10周年を迎える節目でもありますので、どのタイミングでコラボ企画がフィナーレを飾るのか、読めないことは確かです。

ただ、そんなよこしまな読みをするのではなく、これから開催されるコラボ企画をしっかり楽しむことが大事かと思うのであります。
私も、未記録の大津線700形を含め、コラボ企画開催後は是非宇治線・大津線を訪問して、コラボ企画の様子をしっかり記録しておきたいと感じたニュースでありました。

【JR東日本・JR西日本】車両の装置・部品の共通化を検討開始

JR西日本とJR東日本では、人口減少が見込まれる中でも将来にわたり鉄道輸送事業を維持発展させ、利用者へ安定的な輸送サービスを提供することを目的に、在来線車両における装置・部品の共通化を目指すことを発表しました。

JR東日本とJR西日本が車両の装置・部品共通化の検討を開始 :JR西日本
JR 東日本とJR 西日本が車両の装置・部品共通化の検討を開始|JR東日本

概要は以下のとおりです。

【両社の提携内容】
・車両の装置・部品の共通化
・サステナブルな車両製造に向けた交流や意見交換

【装置・部品の共通化イメージ】
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(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240705_ho02.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



鉄道事業者では、それぞれの事業者や線区に応じた車両が投入されています。
このうち、各事業者の複数の線区での使用を想定し、車両の仕様については事業者内である程度共通化されていることも多々あるように感じられます。

そのため、事業者間でみると、車両の差異が様々な面で明らかであるのは言うまでもないのですが、一方で近年では、各車両メーカーが提案する基本仕様を元に、各事業者固有の仕様も盛り込む、という車両開発も進んでいるように感じています。

一方で、今後の少子高齢化による鉄道輸送人員の減少や生産年齢人口の減少が見込まれるなか、車両開発・製造のより一層の効率化を図ることも、今後の課題ともなっています。


そんな課題意識の中、今回国内でも有数の規模を誇る鉄道事業者であるJR東日本とJR西日本が、在来線車両の装置・部品において共通化を検討していくことが発表されました。


共通化の内容を見ますと、まずは装置・部品として「主電動機(モーター)」「オイルダンパー」「行先表示器」「パンタグラフ」が例示されており、今後共通化対象部品を拡大していくこととしています。


これらの中で、特に利用者の目に付くのは「行先表示器」で、上記発表資料では大阪環状線323系と山手線E235系の行先表実機の画像が示されています。
現状ではフォントやレイアウト等が異なる中、こういったサイン部分についても共通化が図られるのか、も注目でありましょうか。


加えて、「今後の展望」として、「共通化車両の展開」が示されています。
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(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240705_ho02.pdf)より引用)

この共通化が、どこまでの範囲で進められるかは今後の検討結果次第なところはありますが、将来的には、東西のJR両社でよく似た車両が走るという姿も見られないとも限りません。

ともあれ、この共通化検討の結果が今後の新造車両にどのように反映されるのか、これから注目していきたいと感じたニュースでありました。

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▲JR西日本323系(上)
JR東日本E235系(下)
首都圏・関西圏のまさに中心を走り、日々多くの利用者を運んでいる両系式ですが、今後これらの線区にも共通化された仕様が盛り込まれた車両が走り出す日々がやって来るのかも知れませんね。

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