阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

鉄道(関西地区事業者)

【きのくに線新宮・白浜間】JR西日本和歌山支社長が特急「くろしお」実証運行利用状況を発表。目標の半分程度と厳しい状況が続く

JR西日本和歌山支社の富澤五月(とみざわ さつき)支社長は、去る6月9日、和歌山市内で記者会見を行い、JR紀勢本線(きのくに線)の新宮〜白浜間の利用状況や利用促進策を発表しました。
記者会見の内容は、和歌山県内の地域メディアを中心とした各社に取り上げられていますので、下記にてご紹介します。

JR西日本 特急くろしお増便実証実験“利用増につながらず” | NHKニュース
紀勢線 様々な利用促進策実施へ│WTVニュース│テレビ和歌山
JR西日本・紀勢線の白浜〜新宮間利用増厳しい状況「この夏が勝負」/和歌山 | WBS和歌山放送ニュース
利用促進「勝負の夏」 オーシャンアロー30周年で誘客、JR紀勢線:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト
近畿最大の赤字路線で利用者増に向けた実証実験 特急「くろしお」増便は厳しい結果に…一日あたりの乗車人数目標を1000人あまりに設定も最多の月で平均約570人 JR西日本(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
【速報】特急「くろしお」増便で利用者増を狙った実証実験「効果みられず」新宮―白浜間の輸送密度 1987年の4分の1まで落ち込む(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

各社の報道から、富澤支社長の会見内容を要約すると、以下のとおりとなりそうです。

【特急「くろしお」増便実証実験の結果】
・2025年11月〜2026年4月の特急「くろしお」1日平均乗車人数は475人と、目標(1,040人)の半分以下
・これまでで最も利用の多かった2026年4月でも、568人と、本数増加に見合う利用者増に結びついていない。
増便実証実験は今年度(2026年度)が期限であるため、この夏が勝負の時で、夏のハイシーズンに向けて利用者数の増加に力を入れる。
・富澤支社長は、「実証実験の結果は危機的な状況と受け止めている」「我々(特急「くろしお」)が選ばれていないとの危機感がある」と、厳しい状況と受け止めている

【利用促進策】
・この夏の利用促進策として、283系「オーシャンアロー」デビュー30周年を記念した誘客策などの利用促進策に取り組む
・「オーシャンアロー」30周年以外にも、観光特急「WEST EXPRESS 銀河」紀南コースや、JAL(日本航空)との連携、特急「くろしお」乗り放題特急券の販売といった、様々な利用促進策を畳みかけるように取り組んでいく。

【上下分離について】
・JR北海道が採算性の低い路線の維持策として、沿線の自治体が線路や施設の維持管理を担う上下分離方式の導入を提案したが、富澤支社長は、「JR西日本としては今のところ何も考えていない。弊社だけで決められることではない」と述べた




富澤支社長の会見の内容について、報道記事を元に、上記のとおりまとめてみました。
会見内容からは、一言で言えば、利用促進の目標に対して厳しい状況が続いている実態が続いている、その一点に尽きるでしょう。

この利用促進目標の数値の考え方については、輸送密度2,000人/日に近い、2007年度の数値を元に設定しているとのことです。
少なくともこの数値を維持できなければ、鉄道として同社単独での維持が困難という理由から設定された、といえるでしょう。
(参考)
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(引用元:紀勢本線活性化促進協議会新宮白浜区間部会 プレスリリース(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250821_00_press_Kiline_riyousokushin.pdf))



そう考えると、現在の利用状況が続くのであれば、そもそもJR西日本単独で維持していくのが難しいので、他の方法(上下分離等)を取るか、あるいは鉄道からバス等への転換を選ぶことになるのか、ということにもなりそうです。

その上下分離に関しては、富澤支社長は「JR西日本としては何も考えていない」としており、即座に別の形を用意しているのでは無さそうです。
ただ、「弊社(JR西日本)だけで決められることではない」ともしていることから、沿線自治体等とで今後の新宮白浜間のあり方を考えていくことも考えられるかも知れません


この新宮白浜間については、特急列車が5〜6往復運行されていることからも分かるように、沿線住民だけでなく観光客も一定の利用者が存在している線区であります。

そういう意味では、沿線住民の生活に加えて観光、しかもそれは各市町村の独立した観光スポットだけでなく、各スポットを結ぶ周遊観光の手段としても、この新宮白浜間を機能させる必要があるといえるでしょう。

そうなれば、単に地域の移動を支えるだけでなく、広域観光の誘客という観点から、市町村だけでなく県としても必要な交通手段として維持していくことが求められてくるのかな、と感じています。

実際、今回の増便実証実験を実施してる「紀勢本線活性化促進協議会 新宮白浜区間部会」には、沿線市町村だけでなく和歌山県も入っていて、増便以外にも様々な利用促進の取組を実施してきたことは、これまでも当ブログでご紹介してきたとおりです。
(参考)



そのような経緯や状況も鑑みれば、今年度で終わることが予定されている増便実証実験の後のあり方についても、市町村だけでなく県も交えた議論もあり得るのではないのかな、とも思ったりしました。


この夏には、上述のとおり「オーシャンアロー」30周年をはじめとした、これまでにない利用促進を、それこそ畳みかけるように実施していくこととしています。
(参考)


これらの利用促進でどの程度利用者が上積みされ、目標とする利用者数に対し、どの程度の結果を残せるか、そしてその結果、今後の新宮白浜間をどのようにしていくのか。

和歌山県内では、この紀勢本線・新宮白浜間だけでなく、「和歌山電鐵貴志川線」や「南海フェリー」、そして「紀州鉄道」と、いくつもの公共交通機関が存廃の岐路に向き合ってきました。
(参考)




貴志川線は完全上下分離に合意、南海フェリーは2年後の撤退、そして紀州鉄道は譲渡事業者の決定と、それぞれの方向性が見えてきたいま、残るはこのJR紀勢本線・新宮白浜間の行く末、となりそうです。
数年後、この線区の方向性がどのような姿となっているのか、引き続き注目しつつ、まずは今は、JR西日本が中心となって取り組んでいる利用促進策により、一人でも多くの方が特急「くろしお」を利用するようになってほしいな、と感じた会見でありました。

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▲JR紀勢本線(きのくに線)日置川橋梁(周参見〜紀伊日置間)を通過する283系「オーシャンアロー」。

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▲新宮駅に停車中の283系「オーシャンアロー」。
283系「オーシャンアロー」については、この7月31日でデビュー30周年を迎えます。
既に記念イベントの発表もありましたが、これらのイベントが利用者の獲得に結びつくことを願っています。

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▲日置川橋梁を通過する287系「パンダくろしお」。
アドベンチャーワールド(白浜町)からはパンダはいなくなりましたが、「パンダくろしお」については、引き続き運行しています。
地元住民の利用だけでなく、観光客の利用も大きなウエイトを占めると考えられる、この新宮白浜間ですが、より一層の観光利用が求められるだけに、交通分野だけでなく観光振興の面でも利用促進に大いに取り組む必要があるのではないか、とも考えられます。


【JR西日本】「オーシャンアロー」車両デビュー30周年を記念して車内チャイム復刻放送等のイベント実施(2026.7.31〜)

JR西日本では、特急くろしお「オーシャンアロー」車両(283系)がデビュー30周年を迎えることを記念したおもてなしの取組を実施することを発表しました。

特急くろしお「オーシャンアロー車両」デビュー30周年! ご利用いただいた皆様に感謝を込めた取り組みの実施について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【実施期間】
2026年7月31日(金)〜2027年3月31日(水)(予定)

【実施内容】
○30周年記念ロゴ:
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(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2026/06/09/items/260609_00_press_oceanarrow.pdf)より引用)

○おもてなしの取組:
・オーシャンアロー車内チャイムの復刻放送(7月31日〜予定)
・オープニングイベント(7月31日または8月1日に和歌山駅で実施予定)
・記念グッズ販売

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR西日本の特急「くろしお」に用いられている283系電車。
「オーシャンアロー」という愛称とともにデビューしたのが、もう30年前と、時の経つのは早いものであります。

これまでの「スーパーくろしお」や「国鉄色」の381系とは全く異なった、スマートな先頭車両となったパノラマ型グリーン車や、展望ラウンジを設けたこの車両は、登場当時から今に至るまで、JRきのくに線の特急列車の代表格として、一般客は元より鉄道ファンにも人気の高い車両となっています。

今回、「オーシャンアロー」30周年を記念して、まずは「車内チャイム」の復刻が目に付きます。
現在は、287系・289系と共通のチャイムとなっていますが、登場当時はスピード感あふれる曲調のpチャイムが採用されていましたが、これが復活する、というものになります。

その他、30周年当日には30周年記念のオープニングイベントが和歌山駅で開催され、PRイベントや記念ノベルティの配布など、ファンにとっては見逃せないイベントが開催されるとのことですので、多くの鉄道ファンが、この「オーシャンアロー」30周年を契機に、きのくに線の特急「くろしお」に乗車されることを願いたいと思います。


この283系「オーシャンアロー」ですが、下記記事でご紹介している、特急「くろしお」の増便実証運行にも充当されています。
(参考)


とかく撮影の被写体として多くのファンの注目を集めるこの283系「オーシャンアロー」ですが、その実列車の利用状況は芳しいわけではなく、むしろより多くの利用が必要な状況となっています。

ファンとしては、「車で効率良く動いて写真を撮りたい…」という心理が働くのは百も承知ですが、今この「くろしお」を利用しないことには、今後もこのきのくに線、特に利用促進が求められている新宮〜白浜間に、引き続き283系を含む特急「くろしお」が走り続ける保証はどこにもありません。

撮影の合間に、一区間だけでも乗るだけでも、少なくない利用促進の貢献になるかと思いますので、どうかこの機会に、283系を「撮る」だけでなく、特に海の綺麗な区間で「乗る」ことにも関心を持っていただければな、と思ったニュースでありました。
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▲紀伊中ノ島駅を通過する283系「オーシャンアロー」。

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▲桜の咲く山中渓駅を通過する283系「オーシャンアロー」。

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▲きのくに線・紀伊日置〜周参見間の「日置川橋梁」を通過する283系「オーシャンアロー」。




【関連ブログ】
「オーシャンアロー30周年」で車内チャイムが復活へ | 鉄道プレス



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【南海電鉄】2200系「天空」撮影会を小原田車庫で開催(2026.6.27)

南海電鉄では、今年3月20日をもって定期運行を終了した、観光列車「天空」(2200系車両)2両編成を用いた撮影会を実施することを発表しました。

2026年6月27日(土)小原田車庫で観光列車「天空」2200系写真撮影会を開催! | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。
【開催日】
2026年6月27日(土)

【開催時刻・受付開始時刻】
・第1部:
10:00〜12:00(受付開始:9:30〜)
・第2部:
13:40〜15:10(受付開始:13:10〜)

【開催内容】
・第1部:
車両撮影会(1時間30分)及び車内撮影会(30分)
・第2部:
車両撮影会(1時間30分)
<実施内容>
・留置番線:4番線
前方・後方の撮影。但し側面は片方(西側)のみの撮影。
3番線には入場不可。
・方向幕の変更
・車内撮影(第1部のみ)

【参加費(税込)】
・第1部:1名18,000円
・第2部:1名15,000円
(※)小学生のみの参加不可。小学生・幼児を連れての参加不可。

【開催場所】
南海電鉄 小原田車庫(御幸辻駅下車徒歩20分)

【募集要領】
・募集期間:
2026年6月9日(火)10時〜6月19日(金)10時
・募集人数:
第1部:30名、第2部:60名
(最少催行人員 各20名)
・申込方法
「ぶらりたびび」ホームページより申し込み
https://www.nankai.co.jp/odekake/burari.html
・先着順で、募集人数に達した時点で募集終了。キャンセルの受付は無し。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2009年から南海高野線の橋本〜極楽橋間で運行されてきた観光列車「天空」。
今年3月20日をもって定期運行は終了しましたが、その後は団体臨時列車として不定期運行する予定であることが既に発表されています。
(参考)


その不定期運行がどのような形で実施するのか、特に情報が無かったのですが、それよりも先に、小原田車庫での撮影会を実施することが発表されました。

内容は、外観の撮影に加え、第1部(午前)では車内の撮影も実施されるとのことです。
「天空」は、橋本〜極楽橋間の風景を楽しむために、谷側に向かって座席が配置されている独特の車内となっています。
そのエッセンスは、後継となる「GRAN天空」にも引き継がれていますが、その特徴的なシートをじっくり撮影できる、という意味ではまたとない機会だと思われます。

参加費は、18,000円(車内撮影あり)または15,000円(車内撮影無し)と、若干値が張るところはありますが、定期運行が終了し、おいそれと撮影することが難しいこの「天空」2200系をじっくり撮影できる機会、と考えれば申し込んでみよう、という方も多いのではないのでしょうか。

申し込み受付は、明日(6月9日)の午前10時からですので、気になる方は是非チェックいただければと思います。

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▲橋本駅に停車中の「天空」2200系。
6月26日(金)に小原田車庫で撮影会が実施されますが、その際には「天空」オンリーの2両編成という、貴重な状態での撮影になるかと思います。
気になる方は是非チェックですね。




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近鉄南大阪線の有料座席サービス「すわれ〜る」に乗車する(2026.6.5)

下記記事でご紹介したように、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線では、新型車両「6A系」を充当した有料座席サービス「すわれ〜る」を6月1日より開始しています。
(参考)



現在のところ、平日ダイヤの1本(大阪阿部野橋18:50発 吉野行き急行)のみの実施から分かるように、まだ試行的な意味合いが強いのですが、これまで「有料座席サービス=特急」としてきた近鉄が、初めて一般車両で実施する有料座席サービスですので、早々に乗ってみようと思い、昨日(6月5日)に早速乗車してきました。



夕方の帰宅ラッシュ時間帯の大阪阿部野橋駅から、18時50分発の吉野行き急行に乗車します。
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▲急行吉野行きの発車案内。
行先の「吉野」の下に「一部有料座席すわれ〜る」と記載されているように、発車案内表示からも「すわれ〜る」設定列車であることが記されています。

各乗り場に乗車の列が続く中、ひときわ様相が異なっていたのがホーム先端部の「すわれ〜る」乗車位置でした
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▲「すわれ〜る」ののぼり。

サービス開始して間もないこともあり、誤乗防止とPRを兼ねての「のぼり」だとお漏れます。
これまでも有料座席サービス開始直後に乗車したことはありましたが、ホーム上に「のぼり」を設置しているのは、初めて見ました。

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▲18時50分発の急行吉野行きが入線してきました。

前の4両が6A系で、先頭車(吉野方)が「すわれ〜る」設定車両です。

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▲6A系の行き先案内表示。
行先案内表示でも、「すわれ〜る」設定車両であることも表示しています。

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▲「すわれ〜る」乗車は、1両目の最後尾(大阪阿部野橋方)のドアのみで取り扱います。
その他のドアからは乗車できないよう、ドアを塞ぐ形で幕が設けられています。

JR西日本「うれしート」では、つり革に「のれん」を引っかける簡単なものですが、「すわれ〜る」ではかなり大がかりな仕掛けとなっています。

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▲「すわれ〜る」の乗車の際には、手持ちのスマホでチケット画面を提示します。
この改札の仕方が特徴的で、係員が画面を確認した後、スマホ画面に電子スタンプを押印して、「乗車済み」としてからようやく車内に入ることができます。

参考までに、電子スタンプ押印前後の「すわれ〜る」座席指定券をアップしておきます。
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▲電子スタンプ押印前

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▲電子スタンプ押印後

この改札(電子スタンプ押印)にはそれなりに時間がかかるため、今後サービス拡大の際には、多くの乗客を捌くのに改善が必要にも感じました。

大阪阿部野橋駅駅を18時50分に発車します。
車内は満席でした。
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▲この日の座席指定券は発車2時間前には既に売り切れており、期待の高さをうかがえます。

また、車内は「すわれ〜る」座席指定券が無ければ立ち入ることができないので、立ち客も無く、静かで快適な空間で帰宅することができます。

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▲車内から撮影した「すわれ〜る」の幕。

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▲貫通扉にも「すわれ〜る」の幕が設置されており、隣の車両から立ち入ることもできません。

大阪阿部野橋を発車してから17分で、古市に到着します。
ここ古市からは有料座席サービスは終了し、自由席となります。
見た感じ、古市下車と、引き続き橿原神宮前方面に乗り続ける乗客は半々、といったところでしょうか。

古市下車の中には、乗り換えで長野線方面の利用者も含まれますので、そういった利用者にとっても、「すわれ〜る」は重宝するのではないか、と思われます。

「すわれ〜る」サービスを終了した急行列車は、引き続き吉野方面に向けて発車していきました。
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▲「すわれ〜る」設定区間は古市で終了し、その先は一般客に開放されて、吉野方面に向かいます。



以上が、近鉄南大阪線でスタートした有料座席サービス「すわれ〜る」の様子でした。

この日はサービス開始最初の週末でしたが、座席指定券が発車2時間前に売り切れるという、上々の滑り出しのように感じました。

また、大阪阿部野橋〜古市間を座っていけるだけでもかなり楽であること、また南大阪線では既に特急列車も長年運行されていることから、有料座席サービス自体が既に利用者に馴染みのあることもあることから、今後も利用が定着してくのでは?とは思っています。

一方で、まだサービス開始して間もないことから、誤乗防止や案内も含めて、多くの係員が配置されていました。

また、ホーム上の「のぼり」や、締め切りとなる各扉に設置した「幕」の設置及び回収に、かなりの要員が必要となっていることも確か、と感じました。

南大阪線をはじめとし、近鉄が保有する「L/Cカー」でこのようなサービスを各線区でも展開できそうですが、現状では、JR西日本「うれしート」と比べると、「結構人手がかかる」と感じました。

既存の「L/Cカー」を用いて手軽に実施できそうですが、上述の人手の課題を、本格実施の際にはどのように改善していくのか、今後の展開に楽しみにしたいと思います。


ともあれ、南大阪線でスタートした、近鉄の有料座席サービス「すわれ〜る」。
これまで近鉄では有料座席サービスは特急列車を用いて実施してきましたが、特急列車ではカバーが難しい区間や時間帯を中心に、サービス拡大の余地はありそうです。

一方で、繰り返しですが、現状では誤乗防止もあってか、かなり手間がかかる運営となっていますので、このあたりを今後どのように解決していくのか、注目していきたいと思っています。

南大阪線以外にも、「すわれ〜る」を用いたサービスが実施されるのか。
その日を期待しつつ、まずは、はしりとなった南大阪線でのサービス拡大もあるのか、今後の動向をこのブログでも追いかけていきたいと思います。

【紀州鉄道】事業譲渡先の決定が明らかに。御坊市は6月議会で補正予算を提出

和歌山県御坊市の新聞である「日高新報」の報じるところによれば、御坊市の三浦源吾市長は、存廃が議論されている紀州鉄道について、その事業譲渡先が決まったことを明らかにしました。

上記記事によりますと、紀州鉄道株式会社と譲渡先の事業者とで事業譲渡に合意しており、今後本契約を結ぶ見通しとのことです。

なお、現時点では譲渡先の事業者名は非公表とのことです。

また御坊市は、6月の議会において、紀州鉄道の「公共交通の価値」「観光・地域資源の価値」「持続可能な運行体制に向けた支援策」を調査・研究するための予算案を追加で提出することとしています。

詳細は、上記報道資料を参照ください。


和歌山県御坊市を走る紀州鉄道は、御坊駅〜西御坊駅間の2.7kmを走る、単独路線としては日本一短い民鉄事業者であります。

この紀州鉄道の存廃問題がにわかに浮上してきたのが、昨年の11月に報じられた「東洋経済オンライン」の記事でありました。

その記事の内容については、下記ブログ記事をご覧いただければと思いますが、記事によれば、継承する事業者を探す一方、引き継ぐ事業者が現れなければ、廃止となることが報じられていました。

(参考)



その後の動向については、紀州鉄道のあり方を話し合う専門部会が設置され、自治体や学識経験者、そして紀州鉄道が協議を実施し、これまで数回部会を開催したとのことです。

(参考)


当該記事では、沿線自治体の御坊市が「事業譲渡の交渉の行方を見守る方針」としており、廃止届けが提出される方針ではないとのことでした。

一方で、交渉が決裂すれば廃止の可能性も十分あったことから、その後の譲渡の行方がどうなるのか、気になっていた鉄道ファンも少なくなかったのではないかと思います。

今回、沿線自治体の御坊市の市長から、事業譲渡先が決定した旨の発表があったことから、この存廃問題はひとまずは「存続」という形で落ち着きそうであります。

一方で、鉄道というモードにとっては少ない利用者や、抜本的な収支改善が難しい状況は、事業者が代わっても変わりありません。

そもそも、この紀州鉄道という短い鉄道路線が、地域の公共交通として、また地域の観光資源としてどのように活用していくのか、という点がどうも見えていなかったようにも思えますが、今回御坊市でもそれらの課題を調査・研究するための予算案を追加で提出することとしています。

御坊市長が言及しているように、「自助努力に加え、公的な支援による持続可能な枠組みの構築も必要」なことは確かなのですが、では「公的な支援」を行うための必要性をきっちり検証し、それこそ地域の資源として持続可能な運営を続けるための仕組みづくりが必要かと思います。


そういう意味では、今回の事業譲渡は、「ゴール」では全然なく、「スタート」の段階でしかないと思います。

ただ、突然の経緯で時間的猶予が無かったとはいえ、こういった形で地域の鉄道の必要性を地域で見つめ直し、その結果必要であれば公的資金で維持していくのは、決して悪い話ではありません。

それに、仮に今回存廃問題が浮上していなかったとしても、そう遠くない将来に議論しなければならないには違いなく、その頃には更に状況が困難になっていたのではないか、と思います。


ひとまず存続の方向が見えてきた「紀州鉄道」。

それを引き継ぐ事業者がどこなのか、というのがまずは注目の的でしょうが、それを踏まえて、今後この紀州鉄道線をどのように地域として活かしていくのか。

御坊市をはじめとした沿線自治体や住民の取り組みに注目しつつ、引き続きこの話題にふれていきたいな、と思います。



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御坊駅に停車中の紀州鉄道の車両。

今回、事業譲渡先が決定しましたが、この路線が引き続き地域住民や観光客にとって必要な路線として持続してくためには、様々な取り組みが必要ですので、それをどのように実現していくか、御坊市を始めとした地域の本気が問われてくるのではないかと思います。

当ブログでも、地元・和歌山の鉄道路線の一つとして、その取り組みを引き続きご紹介していきたいと思います。


【京阪電鉄】2200系による特別ルート貸切走行・淀車庫撮影会を実施(2026.7.18)参加費は50,000円

京阪電鉄では、1964年に登場した2200系がデビュー62周年を迎えることを記念し、普段は通ることのできない特別なルートを走行する貸切列車と、淀車庫での撮影会をセットにしたイベントを開催することを発表しました。

愛されて62周年!2200系で巡る特別ルート貸切走行&淀車庫撮影会 | 京阪グループ

概要は以下のとおりです。
【開催日時】
2026年7月18日(土)

【スケジュール】
・集合:中之島駅11時30分

・ルート:
中之島駅〜寝屋川信号所〜淀車庫(撮影会・50分)〜三条駅〜中之島駅

・解散:中之島駅17時30分頃

【申し込み】
・募集期間:
2026年6月8日(月)13:30〜6月22日(月)23:59

・募集人数:
62名(先着順)

・参加費:
50,000円/1名

・申し込み方法:
e-kenetマーケットで申し込み
(申し込み用URLは募集開始日より公開)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



京阪電鉄の2200系は、1964年のデビューから60年を迎えましたが、下記記事でご紹介したように、そのうちの1編成がデビュー当初の塗装に復元されています。
(参考)


今回、デビューから62年を迎えたこの2200系を用いた撮影会を実施することが発表されました。
ルートは、中之島駅を出発し、途中淀駅で撮影会の後、三条で折り返して中之島まで戻るという、ほぼ一日の行程となっています。

淀車庫での撮影会も楽しめる、とのことですが、その価格が50,000円と、かなりの高額となっています。
上述のとおり、2200系のリバイバル塗装デビューの際にも撮影会が実施されました。
その際の参加費は22,000円となっており、これでも相当高額だな、という印象を持ちましたが、今回はその当時の倍以上となる価格設定となりました。

加えて、撮影時間が50分と、そこまでゆとりある時間が確保されているわけでもないので、個人的は集客に少々厳しいのでは?と思ったりしました。

とはいえ、いつまでも走り続けるわけではなく、そう遠くないうちの完全引退も大いにあり得る2200系ですので、この価格でも参加したい、という方も多いのかも知れません。


ともあれ、こういった撮影会が実施されるとなれば、そう遠くないうちの引退も現実のものとなりつつある、とも言えますので、日頃の記録もしっかりやっておきたいな、と感じたニュースでありました。

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▲京阪電鉄2200系(旧塗装、現塗装)
現在、1編成が旧塗装リバイバルで運行しており、今回発表された団体臨時列車もこのリバイバル編成が充当されます。
今回このような撮影会が企画された、ということはこの編成の引退もそう遠くないのかな、とも感じました。




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【JR西日本】2026年夏の臨時列車で敦賀〜長野間の「はくたか」新規運転(2026年7月〜9月)

JR西日本では、2026年夏の臨時列車において、関西〜北信越を結ぶ臨時「はくたか」を新規運行することを発表しました。

2026年【 夏 】の臨時列車の運転について【 2026年7月1日(水)〜 2026年9月30日(水):92日間 】 :JR西日本

新規に運行する「はくたか」の概要は以下のとおりです。
【関西→北信越方面】
・ダイヤ:
大阪8:51発→サンダーバード95号→敦賀10:20着/10:30発→はくたか668号→長野12:41着(長野終着)
・運行日:
7月18日(土)、8月8日(土)・9日(日)、9月19日(土)・20日(日)

【北信越→関西方面】
・ダイヤ:
長野14:17発(東京始発)→敦賀16:26着/16:43発→サンダーバード32号→大阪18:09着
・運行日:
7月20日(月・祝)、8月15日(土)・16日(日)、9月22日(火・祝)・23日(水・祝)

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



北陸新幹線の開業・延伸により、関西地区と北信越地区との距離が近くなって久しいのですが、現在の敦賀駅での「サンダーバード」と北陸新幹線の乗り継ぎが、関西〜金沢・富山方面の「つるぎ」との乗り継ぎを優先したダイヤとなっていることもあり、北陸新幹線敦賀延伸の効果を十分に発揮できていないのではないか、という思いは個人的に前々から抱いていました。

一方で、北信越方面には、例えば「宇奈月温泉」や「立山黒部アルペンルート」、長野市の善光寺や湯田中温泉など、関西からも多くの集客が見込める観光資源が豊富に点在しています。

特に新潟県内や長野県内に関しては、ここ関西地区ではまだ集客の余地があるように感じるのですが、一方で上記のとおり敦賀駅での在来線と新幹線との乗り継ぎが、どうしても需要の多い金沢・富山方面の列車どうしを優先とさせていることから、なかなか観光客の呼び込みに結びついていない、ということもありそうです。


そんなことから、「例えば敦賀〜長野間の臨時列車とかあればいいのにな…」とも思っていたのですが、今回そんな妄想が実現することになりました。


増発される「はくたか」は、大阪9時前に出発し、敦賀10:30発の「はくたか」で、長野には12:41着となり、観光に良い時間帯の設定となっています。
また、従前の「サンダーバード」〜「はくたか」の乗り継ぎに比べて、最大26分(長野方面行き)30分(大阪方面行き)の短縮が実現します。

途中、黒部宇奈月温泉、糸魚川、上越妙京と停車しますので、立山黒部アルペンルートや宇奈月温泉といった沿線の観光地を巡るにも良い時間帯となっています。

まずは多くの利用が見込める三連休やお盆、シルバーウィークの運行を予定しているとのことですが、好調であれば、今後も引き続き設定されるのではないかと思うだけに、多くの方々に利用していただければな、と思ったニュースでありました。

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▲敦賀駅に停車している北陸新幹線の列車。
当駅を発車する新幹線の列車の行先としては、「金沢」「富山」「東京」のみとなっていますが、これらに加え、この夏の臨時列車で「長野」という行先が追加されることとなりました。

敦賀駅で見る「長野」という行先も、きっと新鮮に映るのではないか、と思っています。




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【近鉄】6A系・8A系・新塗装6400系を見る(2026.5.24・橿原神宮前駅)

近畿日本鉄道(近鉄)では、2024年度より新型一般車両「8A系」「1A系」「6A系」を順次各線区に導入しています。
(参考)


このうち、南大阪線、吉野線、長野線、御所線(以下、「南大阪線等」)には、去る5月19日(火)より新型車両「6A系」を投入しています。
(参考)



本日、その「6A系」の様子を早速記録してきましたので、ご報告します。
撮影したのは、橿原神宮前駅でした。

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▲吉野方より入線する6A系。
当駅より「区間急行・大阪阿部野橋行き」に充当されていました。

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▲橿原神宮前駅に停車中の6A系

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▲6A系の行先表示LED表示。
上から順に、日本語⇒日本語(ひらがな)⇒英語の順番に表記されていました。

停車時間がわずかでしたので、この程度の記録となりましたが、まだ新車の香りも新鮮な車両を早速記録することができました。

この6A系は、上記過去記事のとおり、6月1日から有料座席サービス「すわれ〜る」に充当されます。
「すわれ〜る」についても、機会を見つけて体験してみたいと思います。



今回は6A系の撮影がメインでしたが、その他にも、8A系の様子も記録することができました。
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▲橿原神宮前駅に停車中の8A系。
こちらは京都行きの急行に充当されていました。

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22000系「ACE」と8A系の並びも撮影。

そしてこの橿原神宮前駅の構内に、「6A系や8A系のような色の一般車両」が停まっていましたので、こちらにも近づいて撮影してみました。

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▲止まっていたのは、どうやら「6400系」で、6A系と同じカラーリングに塗り直されていまた。

この新塗装6400系は、既にその塗装変更が明らかとなっており、私自身も知ってはいたものの、まさか橿原神宮前駅で見ることができるとは思いもしませんでした。
(参考)
近鉄南大阪線6400系Mi02編成が、「8A系」「6A系」に準拠したカラーリングの新塗装に変更! | Re-urbanization -再都市化-
「顔が良い」近鉄のMi02編成を見てきました | 鉄道プレス
【6A,8A系新塗装】近鉄6400系Mi02編成が高安出場 : 湘南色の部屋(Shonan-color train)

今後、こちらもそう遠くないうちに営業運転に充当されることになるかと思われます。
新型車両導入に塗装変更と、色々と動きが出てきた南大阪線等の車両ですが、橿原神宮に近いこともありますので、また機会を見つけてしっかり記録できればと想っています。

【JR東海】【JR西日本】2026年度の「のぞみ」全席指定席運行日を追加。下半期の3連休も全席指定席で運行へ

JR東海とJR西日本では、2023年の年末より、ゴールデンウィーク、お盆及び年末年始の最繁忙期に「のぞみ」号を全席指定席として運行しています。
今年度(2026年度)についても、上記最繁忙期に加え、9月の「シルバーウィーク」にも全席指定席として運行することが既に発表されています。
(参考)


今回、両社より今年度の下半期には、既に発表された期間に加えて3連休についても、「のぞみ」号を全席指定席で運行することが発表されました。

2026年度における東海道・山陽新幹線「のぞみ」号を全席指定席として運行する期間の追加について|JR東海
2026年度における東海道・山陽新幹線「のぞみ」号を 全席指定席として運行する期間の追加について:JR西日本

2026年度に「全席指定席」で運行する期間は以下のとおりです。
下線太字部が今回の発表で追加された期間です。)
・ゴールデンウィーク:
2026年4月24日(金)〜5月6日(水・祝)
・お盆:
2026年8月7日(金)〜8月16日(日)
・シルバーウィーク:
2026年9月18日(金)〜9月23日(水・祝)
・スポーツの日:
2026年10月10日(土)〜10月12日(月・祝)
・勤労感謝の日:
2026年11月21日(土)〜11月23日(月・祝)

・年末年始:
2026年12月25日(金)〜2027年1月5日(火)(12日間)
・成人の日:
2027年1月9日(土)〜1月11日(月・祝)
・春分の日:
2027年3月20日(土)〜3月22日(日・祝)

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

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繁忙期の「のぞみ」号全席指定席化も、今年度で3シーズン目ということもあり、すっかり定着している感があります。
一方で、訪日外国人旅行者も含めて引き続き利用者が多い状況もあり、これら際繁忙期以外にも三連休を中心に混雑する状態が続いています。

そんなこともあってでしょうか、今回、2026年度の下半期からも「のぞみ」号全席指定席化を三連休も対象とすることとなりました。

こうなると、来年度も上半期から「のぞみ」号全席指定席化が実施されることと考えられます。
更に言えば、そう遠くないうちに「のぞみ」全席指定席の通年実施も有り得るのかな、とも感じました。

ともあれ、私自身は「のぞみ」号を利用する際には基本的に指定席を利用することから、そこまで気にせず、いつもどおり指定席券を確保しておけばよいのでしょうが、ただ満席の場合には立席となってしまうことから、早めに指定席を確保しておかないといけないな、と感じたニュースでありました。

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▲今年度下半期は、年末年始に加え三連休も「全席指定席化」で運行される東海道・山陽新幹線「のぞみ」号。
来年度以降、更に全席指定席で運行される日が増えることも考えられますが、果たしてそう遠くないうちに通年全席指定席化が実現するのか、引き続き注目していきたいと思います。




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【阪神】新型急行用車両「3000系」インテリアデザイン発表。座席指定サービス対象車両はL/Cシートを採用

阪神電鉄では、2027年春に新型急行用車両「3000系」を導入することを既に発表していますが、この度この3000系のインテリアデザインを発表しました。

2027年春導入!新型急行用車両3000系 インテリアデザインを決定!〜「開放感」を演出するとともに、 心地よく利用しやすい車内空間を目指します〜|ニュースリリース|阪神電気鉄道株式会社

この3000系では、同社初となる座席指定サービスを導入することが既に発表されていますが、そのインテリアも併せて発表されています。
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▲クロスシート転換時(イメージ)
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▲ロングシート転換時(イメージ)
(いずれも上記発表資料(https://www.hanshin.co.jp/press/docs/20260521_3000kei_interior.pdf)より引用)

座席指定サービス対象車両については、既に他社で実績のあるロングシートとクロスシートに転換可能な「L/Cシート」が導入されることが今回明らかになりました。

座席指定サービスの運行区間・料金等に関する詳細は、後日発表とのことですが、当面は3000系1編成の導入とのことですので、本数等も限られたものになるかと思われます。
ただ、阪神電鉄が有料座席サービスを導入することで、関西地区の大手民鉄5社全てでこの手のサービスが導入されることになりますので、関西民鉄最後となる阪神電鉄が、どのような内容で、どのような名称のサービスを打ち出してくるのか、楽しみにしておきたいところです。



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阪神3000系、初の「L/C シート」を採用へ | 鉄道プレス



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