阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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鉄道(関西地区事業者)

【南海電鉄】スイスの姉妹鉄道「モントルー・オーベラン・ベルノワ鉄道」とのコラボラッピング「ラピート」運行(2024.3.14〜)

南海電鉄では、同社と姉妹鉄道協定を締結している「モントルー・オーベラン・ベルノワ鉄道」(MOB鉄道、スイス)の展望列車「ゴールデンパス・エクスプレス」をラッピングした「MOBラピート」を運行することを発表しました。

スイスの姉妹鉄道「モントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道」とコラボした、特急ラピート ラッピング列車を運行します! | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【名称】
MOBラピート

【運行期間】
2024年3月14日(木)〜当面の間

【ラッピング内容】
2024031221-24-582
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/240307.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄の空港特急「ラピート」は、そのデザインの特別さから高い注目を集めることもあってか、これまで様々なラッピングが施されてきました。

今回ラッピングされるのは、同社と姉妹鉄道協定を結んでいるスイスの「MOB鉄道」の観光列車「ゴールデンパス・エクスプレス」の塗装で、側面をこの列車のラッピング施し、ホームから見ればまさにこの「ゴールデンパス・エクスプレス」がやって来たのではないか、と思えるデザインとなっています。

このMOB鉄道は、南海電鉄と同様に沿線に世界遺産を擁するとのことですが、こちら南海電鉄の高野線沿線では、高野山と高野山麓エリアが世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に指定され、丁度20年となります。
南海電鉄でも下記発表のように、登録20周年企画を実施することを発表していますが、今回のMOB鉄道とのコラボラッピングも、そういった世界遺産登録20周年に絡めた企画の一つ、といえるのかも知れませんね。
(参考)
高野山世界遺産登録20周年企画「ふれたい、高野山。2024」を開催 | 南海電鉄



鉄道コム関連記事】
南海 ラピート MOBラッピング車両 運転(2024年3月14日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
南海電鉄「MOB ラピート」スイスの姉妹鉄道とコラボ、3/14運行開始 | マイナビニュース
南海50000系第4編成が「MOBラピート」に|鉄道ニュース|2024年3月15日掲載|鉄道ファン・railf.jp
もはや別の特急?南海の空港特急「ラピート」が大胆に変身!「スイスを走る展望列車」のデザインに | 乗りものニュース



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【JR西日本】ロケット「カイロス」打ち上げ延期に伴い3月13日に臨時列車を運転。3月9日(土)に比べ更に2本増発に

和歌山県串本町で、ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」が、3月9日(土)に打ち上げられる計画でしたが、同日の打ち上げは延期となり、3月13日(水)に延期となりました。
(参考)
プレスリリース:カイロスロケット初号機の打上げ日について

これに伴い、3月9日(土)にも運転されたきのくに線の臨時列車について、3月13日(水)にも運行されることが発表されました。

ロケット「カイロス」打ち上げに伴うきのくに線 臨時列車の運転 :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【臨時列車本数】
紀伊田辺・串本→新宮方面:5本
新宮→串本→紀伊田辺方面:6本
合計:11本
(参考:3月9日(土)の臨時列車:計9本)

【時刻表】(主な駅を掲載)
(上り:新宮方面)
2024031220-45-551


(下り:紀伊田辺方面)
2024031220-46-302

(いずれも上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240311_00_press_rocket.pdf)より引用)

【その他】
・多くの利用が見込まれるため、「サイクルトレイン」の設定は中止。
・今後も「スペースポート紀伊」でロケットが発射される際に混雑が予想されれば、臨時列車を運転する場合あり。

(参考)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻の影響により当初の予定から4回の延期となり、ようやく3月9日(土)の打ち上げにまでこぎ着けた、この「カイロス」ですが、打ち上げ当日、発射場周辺の海上警戒区域に船舶が残っていたため、延期となりました。
(参考)
民間ロケット「カイロス」、延期した打ち上げは13日午前11時1分に再設定 : 読売新聞

まさかここに来て、そんな理由で打ち上げ延期となるとは、地元や見学者から落胆の声も聞こえたりしましたが、一方で打ち上げの機器等のトラブルは無いことから、4日後に再打ち上げが可能となりました。

これに伴い、きのくに線の臨時列車も、3月9日(土)と同様に設定されるのですが、よく見ますと3月9日の設定に比べ、串本〜新宮間で1往復(2本)追加されているのが目に付きます。
(新宮10:00発→串本11:25着、串本11:32発→新宮12:48着)

当初の打ち上げ予定日には、多数の見学客が利用し、相当な混雑となった模様で、急遽さらに1往復追加で設定することになった模様です。
多くの利用者が、この機会にきのくに線を利用するのは、大変有り難い話で、今後も「スペースポート紀伊」でのロケット発射の際に、多数の見学客が、このきのくに線を利用してもらえると嬉しいな、と感じています。


明日の「カイロス」打ち上げは11時1分から11時17分の間に予定されています。
ロケットの発射は簡単ではないことは、素人の私でも十分理解できますが、それでも無事な発射を願いたいニュースであります。

20230903_060225
▲特急くろしお「ロケットカイロス号」に貼り付けられた応援ステッカー。
明日3月13日んみは、このように無事打ち上げられることを願っています。




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【JR西日本】通勤特急「らくラクやまと」出発式を開催(2024.3.18)当日の乗客にはオリジナルクリアファイルがプレゼント

JR西日本では、3月18日(月)に通勤特急「らくラクやまと」のデビューを記念して、奈良駅で出発式を行うことを発表しました。

通勤特急「らくラクやまと」デビューを記念し 奈良駅で出発式を行います! :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【日時】
2024年3月18日(月) 午前7時〜7時20分頃まで

【場所】
奈良駅2番のりば

【「オリジナルクリアファイル」プレゼント】
運行開始当日、奈良駅発・新大阪駅発それぞれの「らくラクやまと」利用者に、オリジナルクリアフィアルをプレゼント。
(いずれも王寺〜久宝寺間で配布)

2024031120-50-031
▲「らくラクやまと」運行初日に配布されるオリジナルクリアフィアル
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2024/03/page_24734.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



下記記事でご紹介したように、来週月曜日の運行開始を前にして駅案内等の準備も着々と進んでいる「らくラクやまと」。
(参考)


運行開始当日は、奈良駅発の列車で出発式が開催されますが、それに加え初日の列車では乗客に対してオリジナルクリアフィアルがプレゼントされます。

上記引用画像のとおり、今回配られるクリアファイルは、奈良駅発と新大阪駅発で異なるデザインtおなっている上に、「らくラク〜」シリーズのみならず、近畿エリアの有料着席サービスとして実施している「うれしート」「Aシート」もデザインされたものとなっています。

お金を出してでも購入したい、と思う人も出てくるくらい、秀逸なデザインに感じましたので、何かの機会に販売されれば、是非こうにゅうできればいいな、とも感じたニュースでありました。




鉄道コム関連記事】
通勤特急 らくラクやまと 運転(2024年3月18日〜) - 鉄道コム



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開幕400日前!大阪メトロ「大阪・関西万博」ラッピング列車をみる(2024.3.9)

昨日(3月9日)は、2025年4月13日に開幕する「大阪・関西万博」のちょうど400日前でありました。
万博協会や各府県からも、400日前を記念したSNSの発信も多く見られました。




丁度400日前だから、というわけではありませんが、昨日Osaka Metro(大阪メトロ)御堂筋線・西中島南方駅で撮影していたところ、同線30000系の「大阪・関西万博」ラッピング編成を撮影することができました。

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▲大阪メトロ御堂筋線30000系、大阪・関西万博ラッピング編成

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▲同・西中島南方駅停車中の撮影


大阪・関西万博のラッピング編成は、御堂筋線以外でも大阪メトロ谷町線、そして阪急、阪神、近鉄、京阪、JR西日本の各社で、万博開幕500日前から順次運行されています。
(参考)



これらのラッピング編成は、概ね万博終了時期まで運行される模様ですが、あっという間にあと1年半は過ぎていくだけに、計画的に記録撮影をしておきたいな、と思った次第でありました。




鉄道コム関連記事】
大阪メトロ 御堂筋線・谷町線 関西万博ラッピング列車 運転(2023年11月30日〜) - 鉄道コム



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通勤特急「らくラクやまと」乗車位置案内をみる(2024.3.9)

来る3月16日(土)ダイヤ改正で、大和路線に新たに「らくラクやまと」が運行されます。
(参考)


「やまとじライナー」以来となる特急用車両を使用した有料着席サービス列車、そして「かすが」以来となる奈良県内のJR線を走る定期特急列車として、ファンの注目の高いこの列車。

運行開始を前にして、既に天王寺駅には、「らくラクやまと」の乗車位置がホームに貼り付けられていましたので、ご紹介します。
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▲「らくラクやまと」乗車位置案内


よく見ますと、「通勤特急」と記されており、「らくラクやまと」をはじめとした「らくラク」シリーズを、「通勤特急」として位置づけていることが、この表示からも垣間見ることができました。
(参考)


新大阪発が夜、奈良発が朝の、いずれも平日のみの運行ですので、おいそれと乗車するのもなかなか大変ですが、機会があれば乗車して、その様子をブログにアップできればと思っています。




鉄道コム関連記事】
通勤特急 らくラクやまと 運転(2024年3月18日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
大和路線に通勤特急「らくラクやまと」誕生へ 新大阪から環状線周りで奈良へ!? 「うれシート」も増発 | 乗りものニュース
JR西日本「らくラクやまと」新設、平日朝夕に奈良〜新大阪間で運転 | マイナビニュース
JR西、大和路線で通勤特急「らくラクやまと」新設!有料座席サービスも拡大へ | レイルラボ ニュース
JR西日本、奈良〜大阪エリア結ぶ通勤特急「らくラクやまと」新設 「快速 うれしート」もさらに拡大 2024年春ダイヤ改正 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル



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【大阪メトロ・北急】まもなく見納めとなる「千里中央行き」を撮影する(2024.3.9)

下記記事でご紹介したように、来る3月22日に北大阪急行電鉄・南北線延伸線の千里中央〜箕面萱野間が開業するのに併せて、Osaka Metro(大阪メトロ)御堂筋線及び北大阪急行でダイヤ改正が実施されます。
(参考)

この改正に伴い、これまで千里中央発着だった列車は、そのほとんど全てが箕面萱野発着となり、特に「千里中央行き」は消滅することになります。

長年、御堂筋線及び北大阪急行線の行き先として定着していた「千里中央」の表示も、あと2週間で見納めとなることから、本日(3月9日)に、その「千里中央行き」を撮影することにしました。



撮影地をどこにしようか考えていましたが、いつもお世話になっているブログ「Msykの業務(鉄道)日誌」さんの下記記事を参考に、御堂筋線の西中島南方(にしなかじま みなみかた)駅で撮影してみることにしました。

御堂筋線は、この区間では南北に走るので、日中の撮影は逆行気味になるところ、この日は曇り気味の天気でした。

こちらとしては、とにかく「千里中央」という行き先を記録したかったので、曇りという天気は逆に好都合でした。

以下、各車両の撮影記録をご紹介します。



【大阪メトロ30000系】
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10系を置き換え、今や御堂筋線の主力として活躍する30000系。
実はこのLED表示がシャッタースピードをかなり落とさないと切れてしまい、何度か失敗しつつ、無事「千里中央」を記録することができました。

続きを読む

【京都丹後鉄道】KTR8500形(元・JR東海キハ85系)は3月16日より毎週末運行

京都丹後鉄道(丹鉄)では、JR東海よりキハ85系車両を譲り受け、同線内の特急「たんごリレー号」の予備車として運行することを既に発表しています。
(参考)


今回、このKTR8500形の運行予定が同社より発表されましたので、ご紹介します。
KTR8500形車両の運用開始について | 京都丹後鉄道(丹鉄/TANTETSU)

概要は以下のとおりです。

【KTR8500形で運行する列車】
・800D:宮津7:30発 快速福知山行
・4001D:福知山8:55発 特急たんごリレー1号網野行
・4601D:網野10:05発 快速豊岡行
・4602D:豊岡10:54発 快速網野行
・4002D:網野11:26発 特急たんごリレー2号福知山行
・4003D:福知山12:53発 特急たんごリレー3号網野行
・4004D:網野16:20発 特急たんごリレー4号福知山行
・4005D:福知山19:12発 特急たんごリレー5号網野行
・612D:網野20:32発 普通西舞鶴行

【運行予定日】
2024年3月16日(土)ダイヤ改正からの土曜日、日曜日に運行
(車両運用の都合により急遽変更の場合あり。)


詳細は、上記発表資料をご覧ください。



既に当ブログでご紹介してきたとおり、30年以上に渡り特急「ひだ」「南紀」として活躍してきた「ワイドビュー」ことキハ85系。
その一部の車両は、上述のとおり京都丹後鉄道に譲渡されました。

元よりファンの人気も高いこの車両、京都丹後鉄道での運行がどのようになるのかが注目でしたが、今回の発表では3月16日のダイヤ改正後、土曜日、日曜日の「たんごリレー号」などにKTR8500形が充当されることとなりました。


同社の過去の発表では、「線内特急予備車」と記されていたことから、末期の「タンゴエクスプローラー」KTR001形のように、ごく希に充当されるのではないか、と思っていたのですが、今回の発表では、毎週というかなりの頻度、しかもファンや観光客が利用しやすい土曜日及び日曜日での運行となり、非常に嬉しい限りです。


ファンの人気は上述のとおりですが、「ワイドビュー」の愛称の由来となった大型の客室窓から、そして運転席真後ろの最前席からの眺めは、観光客にとっても嬉しいのではないかと思われます。

一方、今回のKTR8500形の投入により、既存のKTR8000形「丹後の海」についても、運用に余裕が生じることとなり、車両メンテナンスの面でも改善となり、まさに三方一両得な車両投入といえるでしょう。

長年活躍してきた高山本線、紀勢本線を走る姿はもう見られませんが、場所を変えて丹後半島を走る姿を見られる・乗れることから、丹後半島の新たな観光資源としても、多くの方々に是非乗っていただければ嬉しいな、と感じたニュースでありました。

20230610_123853_R
▲西舞鶴駅構内に留置されていたKTR8500形(旧・JR東海キハ85系)。
昨年6月に別の用事で西舞鶴駅近くを通った際、敷地外から見てきた際の記録です。
この譲渡からおよそ1年、いよいよ毎週末、このキハ85系が、KTR8500形として再び走り出すことになります。




鉄道コム関連記事】
京都丹後鉄道 KTR8500形 営業運転(2024年3月16日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
京都丹後鉄道KTR8500形に試乗 - ダイヤ改正後、土日中心に運用予定 | マイナビニュース
ここは「JR東海」か!? 特急形キハ85系“ほぼそのまま”京都で復活! よく見ると「あ、違う!」 | 乗りものニュース
元キハ85系の京都丹後鉄道「KTR8500形」、3月16日デビュー! | レイルラボ ニュース
運行時刻は?元JR東海「キハ85系」改め「KTR8500形」いよいよ新天地で活躍開始へ! | 乗りものニュース



【関連ブログ】
京都丹後鉄道の旧キハ85系は土日のみ運行: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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「パンダくろしお」撮影記録(阪和線・長滝〜新家:2024.3.3)

昨日のことですが、家の用事を色々している間、少し時間があったので、用事先にも近いこともあり、阪和線・長滝〜新家間で撮影してみることにしました。

丁度、上下の「くろしお」が、「パンダくろしお」でやってくることから、これはいいタイミング、と思い、撮影してみました。

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▲「パンダくろしお」充当の「くろしお19号」。


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▲「パンダくろしお」充当の「くろしお26号」。
こちらは「パンダくろしお」充当固定ですが、多客期ということもあり3両増結の9両編成で運行されていました。


この「パンダくろしお」、下記の記事でご紹介したように、当初の予定ですと2023年冬頃には運行が終了しているはずでした。
(参考)


しかし、時は既に2024年。当初の終了予定時期を超え、今なお運行が続いています。

今やきのくに線最大のコンテンツ、否、JR西日本としても有力なコンテンツとなったこの「パンダくろしお」。
これだけの集客効果があれば、運行終了するのもそう簡単にはいかないのかも知れません。

ファンとしてはいつまでも、この愛らしい「パンダくろしお」を眺めることができるのは嬉しいのですが、それとて永遠に、とういわけにもいきません。

終了の時期がやってくるまでに、可能な範囲で記録し続けたいと思います。

撮影地でご一緒いただいた方々、ありがとうございました。



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【JR西日本】オーシャンアロー283系の運用が変更に。週末等の臨時列車にも充当へ【2024年3月ダイヤ改正】

こちらの記事でJTB時刻表2024年3月号を購入し、ざっと気になった点をご紹介しましたが、改めて眺めてみますと、特急「くろしお」の283系「オーシャンアロー」の運用にも変化がありましたので、ここでご紹介します。

DSC01848-2_R
▲特急「くろしお」283系「オーシャンアロー」。
今回のダイヤ改正で、充当列車が変更となります。


改正前の283系「オーシャンアロー」編成の運用は以下のとおりでした。

【新大阪→白浜・新宮方面】
くろしお3号:新大阪8:58→白浜11:37
くろしお13号:新大阪13:13→白浜15:47
くろしお17号:新大阪15:13→新宮19:28
くろしお33号:新大阪21:44→和歌山22:55

【新宮・白浜方面→新大阪】
くろしお6号:海南6:39→新大阪8:07
くろしお16号:新宮8:32→新大阪12:51
くろしお20号:白浜12:20→新大阪14:51
くろしお32号:白浜17:20→新大阪19:51


これが、改正後は以下のとおりに変更となります。

【新大阪→白浜・新宮方面】
★くろしお5号:新大阪9:28→新宮13:53
くろしお11号:新大阪12:13→新宮16:40
くろしお29号:新大阪20:13→白浜22:54
くろしお35号:新大阪22:47→和歌山23:58

【新宮・白浜方面→新大阪】
くろしお2号:和歌山5:14→新大阪6:21
くろしお14号:白浜9:20→新大阪11:51
★くろしお30号:新宮15:04→新大阪19:21
くろしお36号:新宮17:46→新大阪22:08

(★:金・土・休日及び多客期運転)


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▲JTB時刻表2024年3月号の特急「くろしお」時刻表。
赤枠が283系充当列車です。
(同号より引用、赤枠は管理人による。)

ご覧のとおり、一日4往復であることには変わりは無いものの、そのうち1往復が週末等のみの運転となることが大きな変更点となります。
そのため、改正後、繁忙期を除く月曜日〜木曜日は283系「オーシャンアロー」の充当列車が減少することになるので、注意が必要です。

一方で、白浜〜新宮の運行は、現行一日1往復であるのに対し、改正後は一日最大2往復に増加します。
そして運行時間帯も現行では夜間・午前に対し、改正後はいずれも昼間の時間帯と、乗車や撮影を楽しむにはむしろ改善されているようにも感じます。

車両運用でみますと、一日2編成が運用されている283系のうち、そのうち1編成は、平日に関しては早朝の和歌山→新大阪と、深夜の新大阪→和歌山の1往復のみという、かなり余裕のある運用に充当されることがわかります。

運用開始後30年を迎えようとする283系「オーシャンアロー」。
今回の運用変更をみますと、車両の老朽化も見据えて、より負担の少ない運用に充当しているのではないか、と感じたりしました。

下記記事でもご紹介したように、この3月16日に北陸新幹線・金沢〜敦賀間の開業により、一定数の681系・683系が余ってくるものと思われます。
(参考記事)

これらとて老朽化が進むことから、一部は廃車の可能性もありますが、残る編成の動向も気になるところです。

今回の283系「オーシャンアロー」の運用変更が、北陸新幹線開業に伴う681系・683系の今後の動向と何か関連が出てくるのかどうか。

その答えはもうしばらく待たないと出てこないと思われますが、当ブログでは引き続き、その動きを追いかけていきたいな、と思っています。



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【JR西日本】大阪デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン実施(2024.4.1〜6.30)阪和線等でDCヘッドマーク列車を運行

JR西日本及び大阪デスティネーションキャンペーン(以下「大阪DC」)推進協議会では、来年(2025年)開催の大阪DCに先駆け、2024年4月から6月まで、「大阪デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン(以下、「大阪プレDC」)を開催することを発表しました。

大阪デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン 「来てな!オモロイがいっぱい大阪旅」が始まります!:JR西日本

大阪プレDCの期間は、2024年4月1日から2024年6月30日まで、キャッチフレーズは「来てな!オモロイがいっぱい大阪旅」とのことです。

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▲大阪プレDCキャンペーンロゴ
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240222_00_press_preosakadc3.pdf)より引用)


この発表では、JR西日本における取組内容のひとつとして、「DCヘッドマーク列車の運行」が紹介されています。

DCヘッドマーク列車の運行期間は3月末から6月末、運行区間は大阪環状線、JR京都線、JR神戸線、阪和線となっています。

jrwest_preDC_headmark
▲DCヘッドマーク
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240222_00_press_preosakadc3.pdf)より引用)


運行区間に「阪和線」が記載されているところから、このブログでも取り上げてみた次第ですが、大阪環状線及び阪和線で運行される、ということは、阪和線等で運用されている223系または225系に、ヘッドマークを掲出した編成が登場することになるものと推測されます。

数が多い上に運行範囲の広い223系・225系。
ヘッドマーク掲出編成が何編成か、にもよるのですが、遭遇するのは難しそうな漢字です。
とはいえ、阪和線の沿線ファンとしては、折角の機会ですので、掲出期間中に遭遇して、記録に収めておきたいな、と感じたニュースでありました。



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