阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

鉄道(関西以外事業者)

【宇都宮ライトレール】ダイヤ改正実施(2024年4月1日)朝の下りで快速運転開始

栃木県の宇都宮市と芳賀町を走る「宇都宮ライトレール」では、来る2024年4月1日(月)よりダイヤ改正を実施することを発表しました。

春のダイヤ改正について | 宇都宮ライトレール

概要は以下のとおりです。

【改正日】
2024年4月1日(月)

【改正ポイント】
●宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地間の所要時間を短縮
平日の各駅停車の所要時間が、約48分⇒約44分に短縮

●通勤・通学需要に対応した増便等を実施。
朝ピーク時間帯(始発〜8:30)の運転本数を18本⇒20本に増発。
帰宅時間帯(18時台〜20時台)上り(芳賀・高根沢工業団地発)の運転本数を13本⇒17本に増発。

●下りの快速運行を実施
下りの6時台後半〜7時台に、所要時間42分の快速電車を運行。
停車駅は「宇都宮大学陽東キャンパス」「平石」、「清陵高校前」以東の停留所


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年8月に開業した「宇都宮ライトレール」。
予想を上回る利用実績で、すっかり地域の足として定着したこの路線ですが、昨年10月に続き、この4月に再びダイヤ改正が実施されることとなりました。
(参考)


この4月のダイヤ改正では、以前より予定されていた「快速運転」が実施されることとなります。
既に下記「乗りものニュース」の記事でも触れられているように、開業翌年以降のダイヤ改正で快速運転自体は予定されていましたが、新年度に併せて快速運転がスタートすることになります。
(参考)
宇都宮のLRT「最終形」はどうなる? ダイヤも路線も開業時は「仮の姿」 | 乗りものニュース

設備についても、既に快速運転に対応できるよう、「平石」「グリーンスタジアム前」の各停留所では、列車の追い越しが可能な構造となっています。
(参考)


その設備がいよいよ本領を発揮することになる今回のダイヤ改正。
新設LRTの成功例として、全国的に注目を集め続けている宇都宮ライトレールが、今回の快速運転で更に、LRTの本領を発揮して、混雑を緩和しつつ、より多くの方に利用してもらえるようになればいいな、と感じたニュースでありました。

DSC00522
▲宇都宮駅東口に入線する宇都宮ライトレールHU300形

20230904_143638
▲宇都宮駅東口停留所の発車案内。
現行のダイヤでは「各停」のみですが、このように種別表示枠が用意されています。
この4月からは、ここに「快速」も表示されることになります。





鉄道コム関連記事】
宇都宮ライトレール ダイヤ改正・快速運転(2024年4月1日) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
宇都宮LRT「快速」ついに運転開始へ 増便ダイヤ改正でいよいよ本領発揮 どれだけ時短に? | 乗りものニュース
宇都宮ライトレール、2024年4月ダイヤ改正実施 最混雑時間帯に下り「快速」運行 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
宇都宮ライトレール,4月1日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2024年2月22日掲載|鉄道ファン・railf.jp



【関連ブログ】
[宇都宮LRT]いよいよ快速運転開始!朝の下りのみ。2024年4月1日にダイヤ改正: 鉄道ダイヤ改正ニュース
ライトライン、4月1日改正で快速登場: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【JR四国】ハイブリッド式気動車の導入を発表(2025年12月完成予定)

JR四国では、老朽化したローカル気動車の置き換えとして、ハイブリッド式車両の導入を発表しました。

ハイブリッド式ローカル車両の導入について|JR四国

概要は以下のとおりです。

【外観イメージ】
2024021721-35-47
(上記発表資料(https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2002%2014%2003.pdf)より引用)

【エクステリアデザインコンセプト】
煌めきがうつろうステンレスボディを、四国の海や空をイメージした同社のコーポレートカラー「ライトブルー」で塗分けたエクステリアデザイン。
ライトブルーを縁取るゴールドのラインや、側面のストライプは、青い空から碧い海や川面にふりそそぐ光をイメージしたデザインで、四国の豊かな自然、澄み切った空気や水を表現。

【車両概要】
・2両1編成
・駆動システム:ハイブリッドシステム
・最高運転速度:100km/h

【導入計画】
2025年12月に量産先行車4両(2編成)が完成し、性能確認試験を実施したのち、営業運転を開始。
量産車は2027年度から順次導入を予定。

【製造メーカー】
近畿車輛株式会社


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR四国のローカル気動車として、民営化後「1000型」「1500型」を新製投入してきましたが、今なおキハ40系やキハ32系・キハ54系といった国鉄時代から引き継いだローカル気動車が残っています。

特にキハ40系は昭和50年代前半に製造された車両でもあり、老朽化による置き換えが差し迫っている状況にありました。

今回投入される新型ハイブリッド式ローカル車両は、キハ40系をはじめとした国鉄時代からの車両を置き換えるべく、集中的に投入されるようで、2025年に量産先行車を導入、各種試験の後2027年度から量産車を順次投入としています。

車両デザインをみますと、前面等は1500系に近いイメージではありますが、一方でJR四国のコーポレートカラー「ライトブルー」が久々に採用された車両としても、注目のデザインでありましょうか。


ところで、この新型車両の投入規模については、下記「Stella Rail Side」さんの記事によりますと、「58両(29編成)〜70両(35編成)」であることが明らかになっています。
(引用元)


また、下記朝日新聞記事によりますと、キハ40系だけでなく、国鉄末期に投入されたキハ32系、キハ54系も置き換えられる予定とのことです。

導入によって、同地区に残る国鉄形のキハ40、47形ディーゼル車との置き換えを最優先に進めるという。30年度までに計58〜70両を導入し、キハ40、47だけでなく、キハ32、54など1976〜89年に製造されたディーゼル車86両と置き換える予定。
JR四国、ハイブリッド車両導入 26年度から徳島の国鉄形置き換え:朝日新聞デジタルより引用


このように、この先、これまで長らく四国の非電化地区の鉄道風景で見られてきた、国鉄型一般気動車が一気に置き換えられることとなりそうです。
新しいハイブリッド気動車の登場を期待する一方、これら長年活躍してきた気動車も、今のうちにしかり記録してきたいところであります。

DSC00477_R
▲徳島駅構内に停車中のキハ185系、キハ47型、1500型。
現在も徳島地区で現役のキハ40系ですが、そう遠くないうちに置き換えられることとなり、こういった景色も変化していくものと思われます。




鉄道コム関連記事】
JR四国、新型ハイブリッド式車両の導入計画を発表 量産先行車は2025年12月に落成 - 鉄道コム



【関連ブログ】
【JR四国】新型ハイブリッド式気動車のデザインが公開(導入は2025年12月以降) | Stella Rail Side
【JR四国】ハイブリッド式の新型気動車を発表!2025年に登場予定 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
JR四国,ハイブリッド式のローカル用車両を導入へ|鉄道ニュース|2024年2月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR四国の新型車両あきらかに 青基調デザインのハイブリッド式 キハ40系など置き換えへ | 乗りものニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【JR東海】新しい荷物輸送サービス「東海道マッハ便」開始。「こだま」号の業務用室を活用して輸送

JR東海及びジェイアール東海物流では、法人向けの即日荷物輸送サービス「東海道マッハ便」の提供を開始することを発表しました。

新しい荷物輸送サービス「東海道マッハ便」の開始について|JR東海

概要は以下のとおりです。

【サービス名】
東海道マッハ便
jrcentral_mach_logo
▲「東海道マッハ便」ロゴ
(上記発表資料https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043170.pdfより引用)

【サービス概要】
・東京駅・名古屋駅間、東京駅・新大阪駅間において、「こだま号」の11号車にある「業務用室」を活用して荷物を運ぶ、法人向けの即日荷物輸送サービス。
・1回あたり、概ね段ボール40箱相当まで輸送可能。
2024021720-10-38
(上記発表資料https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043170.pdfより引用)

【サービス開始時期】
2024年4月以降、準備でき次第開始


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC_0383_R
▲新大阪駅に停車中の東海道新幹線「こだま」。
この「こだま」を利用した、法人向け荷物輸送サービス「東海道マッハ便」がスタートします。

新型コロナウイルス感染症の影響で利用者が激減したことを期に、より収益を安定させることも目的として、旅客列車で荷物を輸送する「貨客混載輸送」に取り組む鉄道事業者が増えてきました。

このブログでもそのいくつかの事例をご紹介してきましたが、今回日本の大動脈である東海道新幹線において、この貨客混載輸送が正式実施されることが発表されました。

「東海道マッハ便」と名付けられたこのサービスは、「こだま」号の11号車にある業務用室を利用して荷物を運ぶものです。
対象列車は、東京〜名古屋・新大阪を運行する「こだま」で、東京〜名古屋間は26本、東京〜新大阪間は22本(いずれも上下計)となっています。

「のぞみ」「ひかり」に比べると、「こだま」は各駅に止まることから所要時間はかかるのですが、かたや荷物輸送に関していえば、トラックよりも断然速いことは確かといえます。

そういったスピードを求める法人向け荷物として、医療関係品、精密機器部品、生鮮食品などを想定していますが、このビッグデータ時代、既設の通信インフラでは送受信に時間のかかる大量なデータを輸送する手段としても、活用されることもあるかも知れません。


かつて、東海道新幹線には「新幹線レールゴー・サービス」というものが存在していました。
新幹線を活用した荷物輸送サービスで、国鉄時代末期からJR化後もサービスが提供されていました。

「こちらは個人でも利用できましたが、その後の時代の変化により廃止となり久しいわけですが、そんな「レールゴー」サービスが、「マッハ便」と名を変えて、そして需要の安定している法人向けに特化したサービスとして、再び東海道新幹線で展開されるのは、歴史は変化しながら繰り返すものだな、としみじみ感じたニュースでありました。



鉄道コム関連記事】
JR東海ら、東海道新幹線で「東海道マッハ便」提供へ 法人向けの即日荷物輸送サービス - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
JR東海など「東海道マッハ便」新幹線貨客混載輸送「こだま」で実施 | マイナビニュース
JR東海,新しい荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を4月以降順次開始|鉄道ニュース|2024年2月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp
東海道新幹線でついに「貨客混載」正式スタート その名も「東海道マッハ便」 将来は全国即日配送!? | 乗りものニュース



【関連ブログ】
東海道新幹線でも荷物輸送: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【京王電鉄】2024年3月16日(土)ダイヤ改正実施。「京王ライナー」土休日に朝の新宿発橋本行きが新規設定

京王電鉄では、2024年3月16日(土)に京王線・井の頭線でダイヤ改正を実施することを発表しました。

2024年3月16日(土)始発から京王線・井の頭線でダイヤ改正を実施します|京王電鉄

主な概要は以下のとおりです。

【京王ライナー】
<平日>
・朝の京王多摩センター始発新宿行き(京王多摩センター9:54発)を1本増発
・夕夜間の新宿橋本行き(新宿発17:20、21:40)を2本増発

<土・休日>
朝の橋本発新宿行き(橋本11:05発)、新宿発橋本行き(新宿10:15発)を各1本増発

【夜間の高幡不動以西での種別・運行形態見直し】
<平日、土・休日共通>
高幡不動21:30以降発車の京王八王子、高尾山口方面の「特急」「急行」を、高幡不動から各駅停車として運行。
(上記時間帯の各駅停車は、新宿〜高幡不動間の運行(一部除く))



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2018年2月22日に運行開始した、京王電鉄の座席指定列車「京王ライナー」。
間もなく運行開始から5年を迎えますがその間、運行時間帯の度重なる拡大や、高尾山方面への行楽需要を対応した「Mt. TAKAO号」の新設、そして井の頭線との乗り換え駅である「明大前」駅での停車など、様々な拡充が実施されてきました。

今回のダイヤ改正では、「京王ライナー」に関しては、相模原線方面が拡充されることになりますが、その中でも注目したのは、土・休日の朝の時間帯に、新宿発(10:15)橋本行きという、これまでに設定の無かった時間帯・方面に新たに「京王ライナー」が設定される点であるといえます。

これまで「京王ライナー」に関しては、有料着席サービスを提供する観点から、利用者の多い「朝の京王八王子・橋本発⇒新宿行き」「夕方・夜の新宿発⇒京王八王子・橋本行き」が設定されてきました。

しかし、今回の新宿10:15発・橋本行きの「京王ライナー」は、「朝の新宿発⇒橋本行き」という、これまでと逆方向の列車として設定されることとなります。

「果たしてこの時間の京王ライナー、どんな需要に対応するのか?」という点で気になるところですが、これを紐解く一つの鍵が「サンリオピューロランド」なのではないか、と感じています。

「サンリオピューロランド」とは、京王多摩センター駅にほど近い場所に位置する、サンリオのテーマパークで、主に幼児やその保護者がターゲットと考えられますが、それ以外にも幅広い年齢層に人気のテーマパークといえます。

主たるターゲットである親子連れが、都心から周囲に気兼ねなくゆったりと「京王ライナー」に乗って、多摩センターまで向かい、「サンリオ・ピューロランド」にストレスなく入園できるようなアクセス、と考えると、今回の「京王ライナー」新規設定も、合点がいくように感じます。

加えて、これに関連する施策として、京王電鉄ではこれまで、土休日の「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」について、子供連れの利用者対象に、割安な座席指定料金(2席で500円)で、かつ周囲に気兼ねなく利用できる専用車両を設定した「こどもといっしょ割 座席指定券」を、土休日のシーズン限定で発売しています。
(参考)
春の行楽シーズンの土・休日に期間限定で 「こどもといっしょ割 座席指定券」を販売します|京王電鉄

この「こどもといっしょ割」、この3月から「京王チケットレスサービス」での購入が可能となり、より気軽に購入できるようになりますが、今回上記でご紹介した新宿午前発の「京王ライナー」の新規設定も加えると、上述「サンリオ・ピューロランド」向けの利用者を狙った一連の施策、といえるのではないのでしょうか。


京王電鉄では、去る2022年度の設備投資計画で、「京王ライナー」に関しては、「一部座席指定列車の導入等による終日運行の検討を進める」ことを掲げていました。


今回のダイヤ改正をみますと、この「座席指定列車の終日運転」への第一歩として、既存施策と整合性のあり、ターゲットも明確なところから手がけてみよう、というのが垣間見えるのかな、と感じたダイヤ改正ニュースでありました。


DSC_0986_R
▲高幡不動駅構内に停車中の京王5000系。
「ロング・クロス車両」の構造を活かし、「京王ライナー」の増発に柔軟に対応してきていますが、今回「朝の新宿発」という新たな時間帯での運行が、利用者にどのように受け入れられるか、引き続き注目していきたいと思います。




鉄道コム関連記事】
京王 ダイヤ改正(2024年3月16日) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
「京王ライナー」新宿〜橋本間で増発、土休日午前中に下り列車新設 | マイナビニュース
京王線・井の頭線,3月16日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2024年2月10日掲載|鉄道ファン・railf.jp
短い!「多摩センター始発の京王ライナー」新設 相模原線系統を上下とも増発、“異色の時間帯に運行”も 京王ダイヤ改正 | 乗りものニュース



【関連ブログ】
京王電鉄・都営新宿線 2024年春ダイヤ改正詳報 | 旅するマネージャーのブログ
夜間の特急、急行は高幡不動から各停に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【のと鉄道・JR西日本】七尾〜能登中島間は2月15日(木)運行再開。七尾〜和倉温泉間は乗車券で特急列車普通車自由席に乗車可能に【令和6年能登半島地震】

令和6年能登半島地震により大きな被害を受けたJR七尾線及びのと鉄道線ですが、既に「金沢〜七尾間は運転再開済み」「七尾〜能登中島間は2月15日運転再開予定」「能登中島〜穴水間は概ね4月中の運転再開を目指す」ことが、発表されています。
(参考)


今回、2月15日(木)に運転再開となるJR七尾線及びのと鉄道線について、ダイヤ等の詳細が発表されました。

七尾線の今後の運転計画について(2月9日現在)|JR西日本
2月15日、七尾−能登中島間運行再開について – のと鉄道

2月15日(木)以降の運転計画は以下のとおりです。

【JR西日本(七尾〜和倉温泉間)】
・七尾〜和倉温泉間で運転再開。
・特急「能登かがり火」「サンダーバード」は全列車運転再開。
但し、「能登かがり火」2号(七尾7:00発)、7号(金沢18:35発)は七尾〜和倉温泉間運休
・特急「花嫁のれん」は当面の間運転取り止め。

【のと鉄道(七尾〜能登中島間)】
・2月15日より七尾〜能登中島間で運転再開。同区間で8往復運転。
・能登中島〜穴水間の代行バスは、列車に合わせて8往復運行。
・能登中島〜穴水間は、4月上旬の運行再開を目指して復旧工事を進める

【七尾〜和倉温泉間の特急列車に関する特例】
・七尾〜和倉温泉間の普通列車本数が少ないため、当面の間七尾〜和倉温泉間で、乗車券(定期券含む)のみで特急列車自由席が利用可能
・和倉温泉〜羽咋・金沢方面をまたがって乗車する場合は、全区間の特急料金が必要


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



令和6年能登半島地震により被害を受けた、JR七尾線やのと鉄道については、既にこのブログでも、その復旧状況を逐次お伝えしてきましたが、今回2月15日の七尾〜和倉温泉〜能登中島間での運転再開に関する詳細が発表されました。

震災から一ヶ月半がたち、ようやくのと鉄道の一部区間で運転が再開されることになります。
被害の大きさが故に、廃止もあり得るのでは?という最悪のシナリオも考えられただけに、今回一部区間であっても、運転再開は本当に喜ばしいことと感じています。


そして今回の運転再開では、「七尾〜和倉温泉間の特急列車に関する特例」が設けられたのが、興味深いところです。

震災前の通常ダイヤでは、この区間では17往復の普通列車が運転されていましたが、今回の運転再開では、8往復に限られることとなりました。
そのため、減便分を補うべく、特急「能登かがり火」「サンダーバード」についても、同区間内で利用する場合に限り、乗車券のみで利用可能、とする特例が設けられることとなりました。

この七尾〜和倉温泉間は、ざっくり言えば特急列車は「JR西日本」、普通列車は「のと鉄道」が運行するという、一種特異な運行形態であります。
そのため、この区間だけが復旧された場合、そもそも特急(JR)・普通(のと鉄道)のどちらの列車を走らすことになるのか、少し気になっていました。

ただ、七尾〜和倉温泉〜能登中島間がまとめて部分復旧されることが分かった時点で、特急・普通両方が走ることになり、震災前の形で運行されることになるものと思っていました。

そんな中、今回普通列車の減便(恐らく穴水からの車両が手配できない都合でしょう)による救済措置として、特急列車の特例乗車が認められることとなりました。
運行できる車両が限られる中、関係者の調整の賜物と感じた次第です。


そしてもう一つの注目点が、「4月上旬の全線運転再開」が目標として示されたことです。
これまで、全線運転再開の目標時期は「4月中」とアナウンスされていましたが、これが更に半月程度前倒しになった、ということになります。

4月上旬、となると、桜の咲く季節。
こののと鉄道の「能登鹿島駅」は、通称「さくら駅」または「能登さくら駅」と称され、「春になると上下線路を挟んで数十本のソメイヨシノが両ホームから構内を覆うように咲き、見事なサクラの花のトンネルができる」(下記Webサイト引用)名所となっています。
(引用元)
能登さくら駅|スポット|【公式】石川県の観光/旅行サイト「ほっと石川旅ねっと」

今後の工事の進捗にもよりますが、>順調にいけば、この能登鹿島駅の「さくらのトンネル」が、今年も見られるのではないか、という期待が持てます。

もっとも、現地はまだインフラの復旧が不十分でありますので、実際訪問できた際も、復旧の支障にならないように訪問する必要がありますが、様々な生活基盤に被害が及んだ今回の震災で、少なくとも外から来てもらえる希望が灯ることは確かといえるでしょう。

実際、能登鹿島駅で桜が見られるかは、上述した工事の進捗に加え、桜の開花状況(今年は全般的に暖冬ですし…)にも依ってくるのですが、ともあれ、大きな被害を受けたのと鉄道にとっては、少しでも希望になるニュースなのではないか、と感じた次第です。

20231118_154450_R
▲和倉温泉駅を発車するのと鉄道車両。
2月15日より、のと鉄道による普通列車は、1日8往復運転されます。


20231118_155930_R
▲和倉温泉駅に到着した特急「能登かがり火5号」。
上述の普通列車の本数減をカバーするべく、七尾〜和倉温泉間では当面の間、乗車券のみで特急「能登かがり火」「サンダーバード」に乗車することが可能となっています。




【関連ブログ】
七尾線七尾−和倉温泉間は特急料金0円: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【令和6年能登半島地震】七尾線・のと鉄道の運転計画が発表。七尾〜能登中島間は2月15日運転再開予定、能登中島〜穴水間は概ね4月中の運転再開を目指す。

JR西日本及びのと鉄道では、令和6年能登半島地震の影響により現在も運転見合わせが続いている、七尾〜穴水間について、今後の運転計画を発表しました。

七尾線運転計画の今後の運転計画について(1/31現在)|JR西日本



上記発表資料によると、今後の運転計画は以下のとおりとなっています。

【JR七尾線・七尾〜和倉温泉間】
・2月15日(木)から運転再開予定。

【のと鉄道】
・七尾〜能登中島間は2月15日(木)運転再開予定。
能登中島〜穴水間は4月中の運転再開を目指す



明日で発災から1ヶ月となる令和6年能登半島地震。
未だ水道も多くの地域で使用できず、避難生活でもただならぬ苦労が続いています。

鉄道路線についても、現在七尾線が金沢〜七尾間で運転再開しているものの、それから先の復旧には時間がかかることが見込まれていました。

そんな中、本日発表された内容によりますと、七尾〜能登中島間は2月15日の運転再開予定、そしって、能登中島〜穴水間は、4月中の運転再開を目指すこととされています。


線路への土砂流入など、大きな被害を受けたのと鉄道で、被害の大きさによっては、長期の運転見合わせが考えられただけに、4月中の復旧見込みが発表されただけでも、個人的には大いに安堵しました。
20231118_150336_R
▲西岸駅に到着したのと鉄道NT200形。
現在運転見合わせが続いているこの区間についても、4月中の復旧目標が示されました。


とはいえ、4月中であっても、被災地の生活が元に戻るのには、まだまだ時間がかかると思いますが、復旧から復興支援への段階が切り替わる中、のと鉄道の全線再開は地域の経済にとっても復興の大きな助けになるのではないか、と感じました。

政府では復興支援として「北陸応援割」の実施を計画していますが、その北陸応援割でのと鉄道に乗って支援、というのも大いにあり得る支援だけに、まずは無事に全線での運転再開が果たせるよう、引き続き応援していきたいと思います。



【関連ニュースサイト】
JR西日本「能登かがり火」2/3に全列車の運転再開、七尾駅まで運転 | マイナビニュース
のと鉄道、能登中島駅まで2/15再開 - 穴水駅まで4月中の再開めざす | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【JRグループ】北陸新幹線開業に伴う「青春18きっぷ」の取扱いを発表。越美北線・七尾線利用の際の特例が追加・変更に。夏季以降についてはその都度発表との「鉄道コム」報道も

JRグループ各社では、「青春18きっぷ」及び「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の発売を発表するとともに、3月16日の北陸新幹線・金沢〜敦賀間の開業に伴う「青春18きっぷ」等の取り扱いの変更についても発表しています。

「青春18きっぷ」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の発売 および北陸新幹線開業に伴うおトクなきっぷの取扱いについて :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【青春18きっぷの発売】
[春季]
・発売期間:
2024年2月20日(火)〜2024年3月31日(日)
・利用期間:
2024年3月1日(金)〜2024年4月10日(水)
・価格:
12,050円(おとな・こども同額)

【北陸新幹線開業に伴う「青春18きっぷ」の取扱いについて】
・2024年3月16日乗車分以降、金沢〜敦賀間(「IRいしかわ鉄道」「ハピラインふくい」)は、青春18きっぷでの利用は不可。(別途有効な乗車券類が必要。)

・氷見線・城端線・七尾線・越美北線を利用の場合は、下記の区間について、特例としてJR線へ通過利用する場合に、他社線を利用可能。
○あいの風とやま鉄道:
富山〜倶利伽羅峠間(富山・高岡の各駅で途中下車可能)
○IRいしかわ鉄道:
倶利伽羅峠〜津幡間(津幡駅で途中下車可能)
○ハピラインふくい:
越前花堂〜敦賀間(越前花堂・敦賀の各駅で途中下車可能)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



1982年の発売開始から40年以上の歴史を誇り、今や旧国鉄時代から引き続き発売されているレアな企画乗車券でもある「青春18きっぷ」。

国鉄の分割民営化から30年以上が経過し、JRグループ各社独自で企画きっぷを発売している中、いつまでこのグループ6社による発売体制が続くのか、ファンならずとも毎年気になるところです。

今回、北陸新幹線・金沢〜敦賀間の開業にともない、同区間のJR北陸本線が第三セクター鉄道へ移管されることから、これを契機に「青春18きっぷ」の廃止などがあるのでは?という予想もされる方もおられた模様ですが、実際はこのように、今年春の発売及び取扱いの変更が発表されました。


上記発表によりますと、これまで特例で認められていた第三セクター鉄道利用について、北陸新幹線延伸開業に伴い、若干の手直しが実施されています。

まず、「氷見線」「城端線」については、これまでどおり高山本線・富山駅からあいの風とやま鉄道を利用して、高岡駅で乗り継いで利用することで、別途運賃無しで利用が可能です。

次に「七尾線」は、これまで北陸本線・金沢駅からIRいしかわ鉄道を利用して津幡駅で乗り継いで利用することが可能でしたが、今回の変更により、こちらも高山本線・富山駅からあいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道を経由して津幡駅で乗り継ぐことになります。

今回新たに追加されたのは「越美北線」で、敦賀駅からハピラインふくいを経由して越前花堂駅で乗り継ぐことで、追加運賃なしで利用可能となります。

いずれの場合も、途中下車可能駅以外で下車した場合は、別に全乗車区間の運賃が必要となりますので、ご注意願います。

DSC07899_R
▲越美北線の終点・九頭竜湖駅に停車中のキハ120。
青春18きっぷ利用の場合、3月16日(土)以降は、敦賀〜越前花堂駅までハピラインふくい線を利用することにより、本路線へ乗り継いで利用することが可能です。




さて、今回、「青春18きっぷ」の発売が「春季」のみの発表となっていました。
例年ですと、夏季・冬季も併せて発表されるのにも関わらず、今回は春季だけの発表であったことから、「夏季以降は『青春18きっぷ』が廃止されるのではないか?」等の予想を語るかたもおられる模様です。

一方、鉄道系ポータルサイト「鉄道コム」の取材によりますと、下記引用のとおりで、今回春用の発表となったのは、北陸新幹線開業に伴う変更があったから、また夏・秋用については、決まり次第発表するとのことでした。

JR東日本の広報担当に聞いてみると、今回は3月16日の北陸新幹線金沢〜敦賀間延伸開業などにあわせた「おトクなきっぷ」の変更があったことから、春用のみを発表したということ。また、普段は2月ごろに翌年度の分が発表されていますが、今回は調整の関係で、例年よりも早めの発表になったと説明しました。夏・秋用については、「その都度決まり次第発表する」としています。

JR西日本の広報担当にも質問したところ、こちらも「夏・秋は決まり次第発表する」という説明です。さらに突っ込んで、「北陸新幹線の延伸開業で廃止になるのでは?」とも質問しましたが、「その予定はない」ということでした。

あれっ、夏と冬の分はないの!? 2024年分の「青春18きっぷ」、発売内容が「春用のみ」発表の理由は - 鉄道コムより引用、下線太字は管理人による。


上記JR西日本の担当者への取材でもあるように、青春18きっぷについては、北陸新幹線の延伸開業で廃止となるわけでは無さそうです。
ただ今後、夏季の発売が発表される際、価格等何らかの変更があるかと思いますので、利用予定の方は、今後の発表に注意しておきたいところですね。




鉄道コム関連記事】
青春18きっぷ 春季 発売(2024年2月20日〜) - 鉄道コム
あれっ、夏と冬の分はないの!? 2024年分の「青春18きっぷ」、発売内容が「春用のみ」発表の理由は - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
「敦賀から越美北線」追加なしで乗れる! 青春18きっぷに「新たな通過特例」誕生 ハピラインふくいの運賃は不要 | 乗りものニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【令和6年能登半島地震】のと鉄道・七尾〜穴水間で代行バス運行(2024.1.29〜)

令和6年能登半島地震で大きな被害を受け、現在全線で運転見合わせが続いている第三セクター鉄道「のと鉄道」ですが、来週月曜日の1月29日(月)より、バスによる代行輸送を実施する旨、同社より発表がありました。



上記発表によると、代行バスの運転本数は、

七尾〜和倉温泉:下り2本・上り1本
七尾〜田鶴浜:下り2本・上り2本
七尾〜能登中島:下り1本・上り2本
七尾〜穴水:下り2本・上り2本


となっています。

運賃は、のと鉄道の所定の運賃、定期券利用者はそのまま代行バスを利用可能となっています。


また、列車の運行に関しては、既に発表があったように、2月中旬には七尾〜能登中島間での運転再開を目指して、復旧作業を進めているとのことです。



震源地に近く、被害も大きいのと鉄道では、その全線どころか、一部区間の復旧さえも見通せない状況でしたが、既に下記記事でご紹介したように、比較的被害が少ないと考えられる、七尾〜能登中島間で2月中旬の運転再開を目指すことが発表されています。
(参考)


その部分復旧を前に、今回代行バスの運行が発表されました。
全面復旧にはまだ長い道のりとなることは避けられませんが、今回の代行バス運行開始が、その第一歩となることになるのではないかと思いますので、引き続き復旧関係のニュースをご紹介し、のと鉄道の応援に少しでも協力していきたいと思っています。

20231118_140111_R
▲穴水駅に停車中の「のと鉄道」車両。
ここ穴水駅まで、列車が再びやって来るのはまだ時間はかかることは避けられません。
しかし運転再開の第一歩として、来週より代行バスの運転が再開されます。




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【令和6年能登半島地震】のと鉄道七尾線の復旧工事着手を発表。当面は七尾〜能登中島間で2月中旬の運転再開を目指す

令和6年能登半島地震で被害を受けた鉄道路線のうち、第三セクター鉄道「のと鉄道」では、被害が甚大なことから、現在に至って全線で運転見合わせが続いています。



この、のと鉄道七尾線(和倉温泉〜穴水間)について、この度、JR西日本で復旧工事計画を策定し、速やかに施工を進めるとともに、当面は七尾〜能登中島間までの区間で概ね2月中旬の運転再開を目指して復旧工事を進めることを発表しました。

のと鉄道七尾線の復旧工事着手について:JR西日本



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



のと鉄道は、現在は七尾〜穴水間を運営する第三セクター鉄道ですが、その線路はJR西日本が保有しており、のと鉄道はJR西日本に使用料を支払って、列車の運行を行っています。
そのため、復旧工事に関しては、施設保有者と運行主体の両社が協力する必要があるので、冒頭のブログ記事でご紹介したように、被害が甚大でもあることから、今後の復旧見通しがどうなるのか、個人的に気になっていました。

今回、のと鉄道・JR西日本の両社から、和倉温泉〜穴水間については、JR西日本が復旧工事を進めること、そして2月中旬には途中の区間である能登中島までの運転再開を目指すことが発表されました。


上述のとおり、列車の運行と設備の保有が違う線区であることから、両者間の調整に時間がかかるのではないか、また、復旧方針に関して両者で意見の食い違いが出てきた場合にどうなるのか、少なからず不安はありましたが、今回の発表を見ていますと、どうやらそのあたりの調整は早いうちにクリアできた模様で、個人的には安心しています。


今後、能登中島以北の区間の復旧に、どれくらいの期間で、どれくらいの費用が必要なのか、というのが明確になってくるかと思います。
その費用額の大きさが故に、路線の存廃問題が浮上してこない、とも限りませんが、ただ、被災地のインフラ復興、という意味では、被災地住民のニーズや意見を十分くみ取る必要があるでしょうから、地についた議論を尽くし、稚拙でなく、一方で無謀でもない、納得のいく結論を出して欲しいと思いますが、それは、まだ停電や断水、電話の不通が続いている今の被災地の状況を鑑みると、まだまだ先に議論すべきこと、と思っています。

とにかくまずは、能登中島駅までの復旧を早期に実現し、被災地の方やそこに向かう方々の移動が少しでもスムーズに改善されることを願うばかりです。

20231118_125656
▲能登中島駅に停車中の、のと鉄道「のと里山里海号」(2023年11月18日撮影)
観光列車「のと里山里海号」では、この能登中島駅で10分程度停車し、隣接して保存されている郵便車「オユ10」の車内を見学することができました。

地震で全線運転見合わせとなっている、のと鉄道ですが、2月中旬にはここ能登中島駅まで運転再開が計画されています。
穴水までの全線運転再開までの道のりは困難が待っているものと思われますが、当駅を訪問したファンの一人として、少しでも運転再開への応援ができればいいな、と思っています。




【関連ニュースサイト】
被災の「のと鉄道」をJR西日本が復旧へ 七尾〜能登中島は2月の運転再開目指し | 乗りものニュース
のと鉄道七尾線の復旧工事着手、能登中島駅まで2月中旬再開めざす | マイナビニュース
のと鉄道 七尾線の復旧工事に着手|鉄道ニュース|2024年1月20日掲載|鉄道ファン・railf.jp



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【令和6年能登半島地震】ビコムが「のと鉄道・穴水〜蛸島間」廃止前の展望映像を公開。収益はのと鉄道へ寄付

今年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」。
既に当ブログで述べているように、震源地に近い「のと鉄道」では多くの箇所で地震の被害を受け、現在も引き続き全線で運転見合わせが続いています。
(参考)


そののと鉄道を支援しようと、南九州の第三セクター鉄道3社が駅に募金箱を設置したり、水間鉄道では応援メッセージ副標の掲出をおこなっていますが、更なる支援の動きが、前面展望などの鉄道映像を作成する「ビコム」社より発表されました。



同社が制作した、のと鉄道・和倉温泉〜穴水〜蛸島(たこじま)間の前面展望作品(現在は販売終了)をYouTube上で無料公開し、その再生などにより発生した収益を全てのと鉄道へ寄付するというものです。


能登半島地震の被害支援の一環で、動画視聴による収益の寄付は、上述記事で「花咲くいろは」チャリティー配信をご紹介しましたが、今回のビコム作品も同様の趣旨・方法による「チャリティー配信」といえます。

本作品では、既に廃止となって久しい穴水〜蛸島間の貴重な記録でありますが、加えて今回の地震による被害が甚大なこともあり、「地震前」の風景をいま、見ることができるという意味でも、意義の大きい、まさに被災地支援として多くの方が求めていた取り組みなのではないか、と思います。

全編2時間強と、全て視聴するには、まとまった時間が必要となりますが、見ることで支援できる素晴らしい取り組みですので、是非多くの方にご覧いただければと思います。


DSCF0179_R
▲のと鉄道・能登線(当時)の終点、蛸島駅に停車するNT100形

DSCF0183_R
▲終点・蛸島駅の駅舎

今回のビコム作品でも、この蛸島駅までの前面展望が記録されていますので、廃止前当時の様子を観ながらにして、のと鉄道への支援ができます。
是非ご覧になっていただければと思います。




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム
当ブログのTwitterアカウント
ブログ「阪和線の沿線から」のツイッターアカウントです。更新情報の通知やコメントの受付などはこちらのアカウントをフォローして下さい。
記事検索
「鉄道コム」登録ブログはこちらをクリック
鉄道コム
Archives
Categories
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ