令和6年1月1日に発生した能登半島地震により全線運休となった、石川県能登半島の第三セクター鉄道・のと鉄道。
震災直後はその被害の大きさから、復旧そのものの可能性も懸念されていました。
しかしその後、復旧工事が進み、去る2月15日には七尾〜能登中島間が復旧し、残る能登中島〜穴水間も、4月上旬の復旧を目指していることが、既に発表されていました。
(参考)
この度、のと鉄道及びJR西日本から、能登中島〜穴水間の運転再開について、両社より発表がありました。
全線運行再開のお知らせ – のと鉄道
のと鉄道七尾線の全線運行再開について:JR西日本
上記発表によりますと、同区間の運転再開は2024年4月6日(土)で、現在運行している代行バスは前日の4月5日(金)をもって運行終了となります。
なお、ダイヤは決まり次第別途発表とのことです。
また現在、七尾〜和倉温泉駅相互間において実施している、乗車券のみで特急列車に乗車できる特例についても、4月5日をもって終了することとしています。
詳細は、上記発表資料をご覧ください。
令和6年の正月のひとときに、突然襲ったこの地震。
震源地に近い能登半島北部では甚大な被害が発生し、また半島という地理的条件もあり、これまでの地震災害以上に復旧が難航していることは、様々なメディアで報じられていることは、既に多くの方がご存じのことだと思います。
能登半島を走る「のと鉄道」も例外ではなく、地震発生直後から全線運休し、被害の大きさが故に、鉄道・運輸機構の「鉄道災害調査隊(RAIL-FORCE)」による調査を受け、復旧方法の助言等を受けることとなりました。
その後2月15日には、比較的被害の軽い能登中島以南を運転再開し、そして今回、4月早々となる4月6日での運転再開が発表されました。
これにより、特に穴水町在住の高校生等の通学について、新学期からのと鉄道の利用が可能となり、生徒や保護者にとっても嬉しいことと思われます。
加えて、「能登さくら駅」こと「能登鹿島駅」の桜の見頃にも間に合うのではないか、とも思われます。
今回の地震の影響で、今年は見られないものと思われていた同駅の桜並木を列車が走るシーン。
桜の開花状況如何ではありますが、どうやら今年も見ることができそうな見込みで、地元の方やファンにとっては、大きな朗報といえるでしょう。
勿論、現地は様々な社会インフラが復旧途上であり、訪問の際には現地の迷惑にならないように留意する必要があります。
とはいえ、「なりわい」の再建がこれまでの地震災害以上に課題となる今回の能登半島地震。
地域の主要産業の一つである観光産業で、このように人を呼び込めるきっかけが一つでも戻ってくることは、被災地にとって生活再建に向けて勇気づけられるものではないか、と感じたニュースでありました。
【関連ニュースサイト】
●全線で運転再開へ ! 地震で被災の「のと鉄道」 バス代行輸送も終了 | 乗りものニュース
●のと鉄道,4月6日に全線で運転再開へ|鉄道ニュース|2024年3月9日掲載|鉄道ファン・railf.jp
●のと鉄道、4/6全線運転再開へ - 復旧工事が進捗、バス代行4/5終了 | マイナビニュース
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震災直後はその被害の大きさから、復旧そのものの可能性も懸念されていました。
しかしその後、復旧工事が進み、去る2月15日には七尾〜能登中島間が復旧し、残る能登中島〜穴水間も、4月上旬の復旧を目指していることが、既に発表されていました。
(参考)
この度、のと鉄道及びJR西日本から、能登中島〜穴水間の運転再開について、両社より発表がありました。
全線運行再開のお知らせ – のと鉄道
のと鉄道七尾線の全線運行再開について:JR西日本
上記発表によりますと、同区間の運転再開は2024年4月6日(土)で、現在運行している代行バスは前日の4月5日(金)をもって運行終了となります。
なお、ダイヤは決まり次第別途発表とのことです。
また現在、七尾〜和倉温泉駅相互間において実施している、乗車券のみで特急列車に乗車できる特例についても、4月5日をもって終了することとしています。
詳細は、上記発表資料をご覧ください。
令和6年の正月のひとときに、突然襲ったこの地震。
震源地に近い能登半島北部では甚大な被害が発生し、また半島という地理的条件もあり、これまでの地震災害以上に復旧が難航していることは、様々なメディアで報じられていることは、既に多くの方がご存じのことだと思います。
能登半島を走る「のと鉄道」も例外ではなく、地震発生直後から全線運休し、被害の大きさが故に、鉄道・運輸機構の「鉄道災害調査隊(RAIL-FORCE)」による調査を受け、復旧方法の助言等を受けることとなりました。
その後2月15日には、比較的被害の軽い能登中島以南を運転再開し、そして今回、4月早々となる4月6日での運転再開が発表されました。
これにより、特に穴水町在住の高校生等の通学について、新学期からのと鉄道の利用が可能となり、生徒や保護者にとっても嬉しいことと思われます。
加えて、「能登さくら駅」こと「能登鹿島駅」の桜の見頃にも間に合うのではないか、とも思われます。
今回の地震の影響で、今年は見られないものと思われていた同駅の桜並木を列車が走るシーン。
桜の開花状況如何ではありますが、どうやら今年も見ることができそうな見込みで、地元の方やファンにとっては、大きな朗報といえるでしょう。
(参考)
下記日本気象協会の開花予想によりますと、金沢市での開花予想は3月28日、満開予想は4月2日となっています。
能登鹿島駅は、金沢市内よりも更に北にあることを考えると、もう少し満開時期は遅いものと思われますので、丁度満開頃に全線復旧となりそうな予想です。
2024年桜開花予想(第3回) 全国的に早い 東京は3月19日開花 満開は25日(気象予報士 石榑 亜紀子 2024年03月06日) - 日本気象協会 tenki.jp
勿論、現地は様々な社会インフラが復旧途上であり、訪問の際には現地の迷惑にならないように留意する必要があります。
とはいえ、「なりわい」の再建がこれまでの地震災害以上に課題となる今回の能登半島地震。
地域の主要産業の一つである観光産業で、このように人を呼び込めるきっかけが一つでも戻ってくることは、被災地にとって生活再建に向けて勇気づけられるものではないか、と感じたニュースでありました。
▲穴水駅に停車中の、のと鉄道NT200形「花咲くいろは」ラッピング車両。
▲穴水駅駅舎
あと一ヶ月ほどで、ここ穴水駅まで列車の運行が再開されます。
もっと長い道のりも十分予想できた全線再開ですが、間もなくこの駅にも再び列車が来る日がやって来ます。
復旧後の地域の復興は更に長い道のりになることは想像に難くないのですが、のと鉄道がその復興の一助となることを願いたいと思っています。
【関連ニュースサイト】
●全線で運転再開へ ! 地震で被災の「のと鉄道」 バス代行輸送も終了 | 乗りものニュース
●のと鉄道,4月6日に全線で運転再開へ|鉄道ニュース|2024年3月9日掲載|鉄道ファン・railf.jp
●のと鉄道、4/6全線運転再開へ - 復旧工事が進捗、バス代行4/5終了 | マイナビニュース
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