阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

STARFLYER(SFJ,7G)

【スターフライヤー】2022年冬ダイヤ発表。関空6:35発羽田行き(7G20便)・羽田21:30発関空行き(7G29便)は運休へ

航空会社のスターフライヤー(SFJ、7G)では、2022年国内線冬ダイヤ(2022.10.30〜2023.3.25)を発表しました。

2022 年 国内線ウインターダイヤおよび運賃のお知らせ|スターフライヤー

概要は以下のとおりです。

【1日あたり便数】
・北九州〜羽田:11往復
・福岡〜羽田:8往復
・関西〜羽田:4往復(5往復から変更)
・山口宇部〜羽田:3往復
・福岡〜中部:6往復

【2022年冬ダイヤ:関西〜羽田線の時刻表】
関西発:
11:05、14:10、17:35、19:00
(6:35発は運休)

羽田発:
8:45、12:00、15:25、16:45
(21:45発は運休)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今回発表のあったスターフライヤーの冬ダイヤですが、個人的には衝撃を受ける内容でした。

というのも、航空機で上京の際、最も愛用していた便であるSFJ20便(関西6:35発→羽田7:50着)が、今回のダイヤから運休となったからに他なりません。

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▲関空で出発を待つSFJ20便。
夏の季節ですとこのとおり、十分明るい時間に搭乗となります。

このSFJ20便は、関空6:35発という早さが特徴の便で、関空遠方の方には少々使いづらい便であることは確かです。
一方で、私のような関空にほど近い人にとっては、羽田空港に8時前に到着、山手線沿線には9時前に到着できるため、到着後の1日が最も有効に使える便であることから、上京の際にはよく利用してきました。

愛用していたのはこれに加え、国内線最大級のシートピッチとタリーズのコーヒーといったSFJの上質なサービスを、またこのSFJ20便に限って言えば、早朝であるが故に割安な価格で搭乗できた、という利点があった、というのも欠かせない点です。

総じて、「関空に近い人が上京の際にメリットを最大級に活かせる」便でありましたが、コロナ禍による航空業界の苦境によるものでしょうか、今回このSFJ20便さえも運休になるという、個人的には非常に悲しいお知らせとなってしまいました。


勿論、航空業界、そしてSFJの苦境は十分理解していますし、それが故に収益性の高い運航の必要性からの運休は致し方がないと思っていますが、いつの日か、再び需要が回復し、この特徴的な早朝便が復活する日を願うほかない、と感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
スターフライヤー、羽田−関空減便 1日4往復に=冬ダイヤ国内線



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【スターフライヤー】新型機材「A320neo」導入を発表。同社初のWi-Fiサービス提供(2023年1月導入)

北九州空港を拠点とする航空会社・スターフライヤー(SFJ)では、現在導入しているA320ceoの後継機となるA320neoを導入することを発表しました。

スターフライヤーはエアバス A320neo を導入します |スターフライヤー

概要は以下の通りです。

【導入時期】
2023年1月

【特徴】
客室仕様に「Airspace」を導入(日本の航空会社では初)
・シートバックモニターを廃止し、高速Wi-Fiサービスを提供
・座席上の収納スペースの収納力を向上(60%アップ)
・客室幅を広くする新しい壁面パネルを採用
・シェードと窓枠が一体化した新しい窓枠を採用。視野角度が拡大。

【イメージ】
sfj_a320ceo
(上記発表資料(https://www.starflyer.jp/news/2021/news_20210629.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



スターフライヤー(SFJ)といえば黒色のシックな内外装に加え、他社の普通席に比べて前後に広い座席、タリーズのコーヒーとチョコレートのセット等々、搭乗していて気持ちのいい、コストパフォーマンスに優れた航空会社であると感じています。

殊に関空を拠点とした場合、羽田行きの初発(関空6:35発)と、羽田発の最終(羽田21:30発)と、日帰りで首都圏内での滞在時間が最大に取れるダイヤであることから、遊びやビジネスに愛用してきている航空会社であります。

特にゆったりとした前後幅を有する座席は、一度搭乗してしまうと、他社の普通席が正直狭く感じるくらいで、飛行機で羽田へ向かう場合は、個人的にはSFJ一択なところがあります。

このように、個人的には高い水準のサービスに満足しているSFJでありますが、JAL・ANAの大手に比べ唯一サービスの点でまだ届いていない点が、「Wi-Fiサービス」であります。

ここ近年で、機内でもWi-Fiサービスが拡大され、JAL・ANAの両社では大型機材を中心にWi-Fiによるインターネット接続が可能となっています。
一方SFJでは、Wi-Fiサービス提供機材は皆無であり、唯一「勿体ない」点とも思われていた節もありました。


しかし今回、新型機材「A320neo」の導入に合わせてWi-Fiサービスがが利用可能となり、ゆったりとした座席に座り、タリーズのコーヒーを味わいながら、機内でインターネット接続して様々な情報を集め、降機後の予定に備える、という利用方法が可能となりそうなだけに、これまでずっとSFJを推してきた私にとっても、大変嬉しいニュースであります。


下記「乗りものニュース」の記事によりますと、A320neoの導入は最大5機とのことで、全機材がWi-Fi装備というわけでは無さそうです。
とはいえ、航空業界にとっては逆風吹き荒れる今日この頃ではありますが、こういった新機材導入により、アフターコロナででも選ばれるエアラインを目指すSFJの姿勢を、今後も引き続き応援していきたいな、と思ったニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
スターフライヤー 23年就航予定「A320neo」にWi-Fi搭載の新仕様導入へ 従来との違いは? | 乗りものニュース
スターフライヤーの“お別れの兆し報告”話題 センスありすぎな「新サービス」の伝え方 | 乗りものニュース
スターフライヤー、A320neoに新客室仕様Airspace採用 モニター廃止 | FlyTeam ニュース



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関空展望ホール「スカイビュー」で開催中の「FLY 10 YEARS 〜All about STARFLYER〜」を見に行く(2016.5.3)

先日こちらのエントリーのとおり関西空港へ向かったのですが、その際展望ホール「スカイビュー」で下記のイベントが開催されていることに気がついたので、ちょっと興味があったので見に行くことにしました。
Sky Viewイベント情報|FLY 10 YEARS 〜All about STARFLYER〜 開催!

これは、今年就航10周年を迎える航空会社「スターフライヤー」(SFJ)と関空展望ホールとのコラボ企画で、就航10年の軌跡をたどる展示や記念グッズの販売などの内容となっています。
このうち、スターフライヤーの10周年の軌跡をたどる展示「〜All about STARFLYER〜」が展望ホールのメインホール3階「スカイミュージアム」で開催されていましたので、その様子をご紹介したいと思います。

DSC_5961
会場入口です。

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【スターフライヤー・SFJ】関西−福岡線を2月20日より運休

こちらのエントリーで就航直後のスターフライヤー(SFJ)の関西−福岡線に搭乗し、搭乗記のレポートをアップしたところですが、就航してまだ三ヶ月(1四半期)も経っていないのに、もう運休のお知らせが出てきてしまいました。

福岡=関西線2014年2月20日以降の運休について(スターフライヤー|新着情報)
スターフライヤー、経営再建で路線見直し…福岡〜関西線を運休、福岡〜名古屋線を就航 | レスポンス
スターフライヤー、福岡〜関西線2月中に運休 : 最新ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

運休日は来年2月20日からで、就航して約5ヶ月という、僅かな期間で運休となってしまうことになりました。
就航直後の10月の搭乗率が55.4%とSFJの路線では最低の搭乗率となっていたのと、SFJ自体が約18億円の大幅な赤字に転落する見込みとなり、経営効率を高めた路線展開が急務という状況の元、路線の認知度を上げて搭乗率を上げていくという余裕がなく、今回の路線運休となったものと考えられます。

また、効率性と収益性の高い路線展開の観点から、翌月の3月30日から福岡−名古屋(中部)に就航し、1日3往復の運航を開始することも、報道されています。

SFJの設備・サービスと価格のバランスの良さは個人的に気に入っていて、東京方面への用事でもSFJの関西−羽田便をなるべく使うようにしているのですが、そんな気に入っている航空会社の、最寄りの関西空港発着の路線が運休となるのは惜しい気持ちはあるのですが、黒字体質への転換が急務な状況では、やむを得ないとも思います。

願わくは、経営環境改善が果たせた折には、再び関西−福岡線が運航されることを望みたい気持ちはありますが、同路線は既にLCC2社や新幹線といった競争環境が厳しい区間であるだけに、これに限らず関空−羽田便の維持・拡充のように、個人的にSFJに乗れる機会が増えるようになればいいな、とも思いますが、そのためにはなるべくSFJ便に(コードシェアのANAの運賃ではなく)SFJの運賃で搭乗して少しでも応援していくしかないのかな、とも思ったニュースでした。


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10月1日に就航したスターフライヤー(SFJ)関西−福岡線に搭乗する

北九州空港をベースに運行を開始したスターフライヤー(SFJ)
羽田−北九州を皮切りに、羽田−関西、羽田−福岡の国内線のみならず、北九州−釜山の国際線も運航する航空会社となりました。
この路線のラインナップに、今月1日より、関西−福岡線が加わることとなりました。

航空会社スターフライヤー(SFJ)公式サイト/関西-福岡線 就航記念キャンペーン

この就航を記念し、期間限定で片道運賃1,000円となる就航記念キャンペーンが実施されていましたが、これを予約し、就航間もない関西−福岡線に搭乗してみよう、と考えました。
スターフライヤー、関西/福岡線の記念運賃1,000円 サービスもアピール | FlyTeam ニュース

搭乗したのは10月10日(木)のSFJ11便(関西8:30−福岡9:45)、SFJ16便(福岡17:20−関西18:20)でしたが、その時の様子をこのエントリーでご紹介したいと思います。

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スターフライヤーは本当に関空に来るようです

ちょっと前にこちらのエントリーでご紹介したことが本決まりになったようです。
いえ、関空の第2滑走路が供用開始となったところに就航すること自体は嬉しいニュースなんですけどね。

羽田―関西線に9月から4往復 スターフライヤー(gooニュース、元ネタ朝日新聞)
関空−羽田1日4往復 9月からスターフライヤー(gooニュース、元ネタ産経新聞)

朝日の記事は、13日(金曜日)の記事のようですが、この時点では国交省の羽田枠配分が決まった段階で、スターフライヤー社の記者会見があったのは17日の月曜日。いつも感じる事ですが、朝日のフライング体質は何とかならんものでしょうか・・・
ちなみにスターフライヤー社(SFJ)からのプレスリリースはこのエントリーを書いている時点ではまだありません。

ところで、9月14日を目処に就航する予定のSFJ関空・羽田便。
私にとっての目下の興味は「ANAとのコードシェアは設定されるのか?」に尽きます。
というのもANAマイレージクラブの会員である自分にとっては、コードシェアの便があるのと無いのとでは大きく状況が異なります。

コードシェアとは、漢字で書くと「共同運行」という事になりますが、要はSFJの運航便の座席の一部がANA便として販売されるというもの。SFJの飛行機にSFJ便とANA便の名前が付くわけです。
ANA便として航空券を購入した場合、搭乗や機内でのサービスがANAとは異なるものの、運賃体系やマイルの積算に関しては、基本的にANAの規定がそのまま適用されるというものです。

つまり、コードシェアであれば、SFJの運行便にANAで予約・決済して搭乗する事が可能で、勿論ANAのマイルも貯まりますので、自分にとっては東京への所要には積極的に利用しよう、というモチベーションが上がるというもの。
また、逆も然りで、コードシェアが無ければやっぱり時間帯をずらしてANA運航便に搭乗しよう、ということになります。

上記朝日の記事によると、コードシェアは今のところ予定しない(SFJ)との話ですが、前回スカイマーク(SKY)が同路線を就航させたものの早期に撤退したこともあり、SFJ単独ではちょっと難しいかも知れません。
それよりも、ANAとのコードシェアを行い、単純な関空・羽田間の客だけでなく、関空での国際線乗り継ぎ客にも利用してもらう方がよっぽど搭乗率の向上に寄与すると思うのですが・・・
折角北九州・羽田便でコードシェアを行っているわけですから、関空便にも設定をお願いしたいところです。

搭乗率がらみで言えば、SFJの知名度はここ関西では皆無(就航していないので当たり前か・・・)ですので、知名度の向上も重要課題ではないかと思われます。
それこそ、阪和線や南海線の列車一編成丸ごとSFJの広告で埋めるくらいのことをしないと本当に乗ってもらえないような気がします。
何たって、この路線ではSKYが就航したものの一年ちょっとで撤退したという前歴がありますので、同じ轍を踏まないようにして欲しいものです。

スターフライヤー、関空に来るのか?

まだニュース記事として取り上げられているだけで、スターフライヤー社からの発表はまだありませんが、羽田・北九州線で就航しているスターフライヤーが羽田・関空線にも参入する方針だとか。

スターフライヤー、羽田―関空線参入方針 9月以降メドに(朝日新聞Webページ)

以前、関空・羽田線にはANA・JAL以外にもスカイマークが就航していましたが、一年ちょっとで神戸・羽田線の開設とほぼ同時期に撤退した事があります。
なので、今回のスターフライヤーの就航も、果たして長期的に根付いてくれるのかどうか不安ではあります。
もっともスカイマークは、ボーイング767での就航だったのに対し、スターフライヤーはエアバス320と、一回り小さな機材での就航となるでしょうから、採算レベルにはまだ乗せやすいのかな、という気もしますが、果たして「スターフライヤー」なんて言う航空会社を敢えて選ぶだけの旨味を提供できるかどうかが、成功の鍵になるのでは、とも思います。

そういう意味では、ANAとのコードシェアリングは一つの解なのかも知れません。

6月1日より、SFJ・ANA国内線共同運航(コードシェア)を開始(スターフライヤー社プレスリリース)

このコードシェアは現在就航中の羽田・北九州線についてですが、(仮に就航すれば)羽田・関空線でも同様の動きが出てくるかも知れませんね。

嗚呼スターフライヤー・・・

たまには飛行機の話題を、と言うわけでもないのですが。

スター社 6月搭乗率5割切る 早朝・深夜30%と低迷 駐車料負担など対策(Yahoo!ニュース)

今年の3月に北九州〜東京間で営業を開始したスターフライヤーですが、6月の搭乗率がとうとう5割を切ってしまったとの事。
昼間の便は55%程度であるのに対し、特に早朝・深夜の便が30%程と低迷しており、全体を大きく引き下げてしまったとのこと。

「早朝・深夜」というけど、どんな時間帯かと言えば、以前のエントリーでも紹介したように朝6時前後始発・深夜24時前最終という時間帯ですので、公共交通機関を使って利用するにはちょっとしんどい時間帯。
駐車場料金が安い北九州空港はともかくとして、マイカーでのアクセスがさほど容易でない羽田空港ではちょっと利用が難しいのでは、と思いましたが、予想通りという感じです。

8月中にスターフライヤー社が羽田空港の駐車料金も負担するとの事ですが、いっそのこと、深夜便を休止(あるいは週末だけの運行にする)するだけでも改善されるのでは?とも思います。

北九州発・奇抜な航空会社

来月の16日に新しい北九州空港ができるそうです。大阪から北九州の路線は存在しないため、全く気にしていなかったのですが、どうやら羽田・北九州線に新規航空会社が就航するそうです。

その航空会社とは「スターフライヤー」という会社です。使用する飛行機は、何と世界初の
「黒」塗装のエアバス320型だそうです。

北九州発。“黒い旅客機”のすべて

この航空会社、デザインが奇抜なだけでなく、運航ダイヤも奇抜さでは群を抜いております。その一番の特徴は始発・最終便の時間設定に集約されているといっても過言ではないでしょう。

始発便は北九州発が5:30発(6:55着)、羽田発が6:05発(7:30着)
最終便は北九州発が23:30発(0:55着)、羽田発が23:50発(1:15着)

詳しいダイヤはスターフライヤーのホームページを見ていただきたいのですが、始発はともかく、最終便で着いてからの帰りの足はどうすればよいのか途方に暮れないことはないのか、少々心配ではあります。

まあ家族に迎えに来てもらうとか、空港に車を停めておくとかの方法はあるにはあるんでしょうが、羽田の駐車場は一日停めたら一体いくらするんだ?

ともかく、この奇抜な航空会社の今後をじっくり見ていきたいと思います。
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