阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

くろしお

JR西日本、「くろしお」用287系の概要を発表

以前こちらのエントリーでご紹介した「くろしお」置き換えの287系についてですが、その概要がJR西日本より発表されました。

新型特急電車「287系」の概要について(JR西日本プレスリリース)
同・車両概要(PDFファイル)

また、本日この287系が報道公開されたとのことで、ニュースの記事にもなっていて、また実車の写真も掲載されていますので、ご紹介します。
「くろしお」の新型車公開 JR西、来年夏から導入(47NEWS)
新しい特急「くろしお」、287系車両を公開(Yahoo!ニュース、元記事:読売)

ご覧のとおり、既に「こうのとり」「きのさき」に投入されている287系と同じで、帯のカラーが現状381系や283系に使用されているオーシャングリーンとなっている点が特徴です。

投入車両数が51両であることは、以前のエントリーでも記した通りの車両数となっています。

JR西日本のプレスリリースのPDF資料を見てみると、基本編成は6両なのですが、グリーン車は1号車の半室となっています。既に「きのさき」「こうのとり」のグリーン車も半室になってはいましたが、こちらは元々183系の時代から半室構造でした。
一方、今回の置換えとなる「くろしお」は、全室グリーン席だったものが半室となるので、グリーン車の定員減少ともなりますが、逆にいえば普通車の定員増加という考え方もかのうなのかな、と思います。

また、これに関連して、1号車がグリーン車・普通車の合造車となることから、特にグリーン車乗客の静寂性の観点から、自由席車の位置を現状の2・3号車からへんこうすることも出てくるのかな、と思います。

もう一つ気になっていた点に、振り子機能が無いことによる所要時間の変更はあるのか、といった点ですが、上記47NEWSの記事によると、「くろしおが走る紀勢線はカーブが多く、所要時間は延びる見込み」とあることから、若干の所要時間の増加は有りうるものと思われます。

ともあれ、営業運転開始まであと1年を切った287系「くろしお」
本日第1編成が公開され、今後阪和線・きのくに線を中心に試運転を行う姿もみられるものと思われます。
そういう姿を見かけたら、またチェックしておいて、新しい南紀特急車両の登場までの姿を見届けることが出来ればな、と思っています。


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「スーパーくろしお」「くろしお」にパンダ車両導入

京都・新大阪から白浜・新宮方面へ向かう特急「くろしお」「スーパーくろしお」。
阪和線の沿線住民の私としては、通勤特急として使用するケースの方が多いのですが、この列車の主な目的としては、南紀方面への観光輸送が主体となっています。

さて、その南紀方面の観光ですが、熊野古道等も近年クローズアップされてきていますが、忘れてはならないのはアドベンチャーワールドのパンダ。
最近は、双子のパンダも誕生して、高い人気が続いています。

さて、そのパンダ人気に便乗、というわけでも無さそうですが、「くろしお」「スーパーくろしお」にパンダ車両が誕生するというニュースが産経新聞から。

パンダ特急発車 京都・大阪から南紀の旅、JR5月導入へ(産経関西Webページ)

JR西日本からのプレスリリースはまだ出ていないので、あくまでも新聞記事ベースでの内容を整理したいと思います。
・設置されるのは「くろしお」「スーパーくろしお」の6両編成のうち1両。
・パンダの座席は2〜4人分設置し、パンダ席は指定席車両内のフリースペースとし、子ども達が交代に座れるように配慮。
・今年5月頃から設置し、夏の観光シーズンには全編成設置予定。

まず、設置されるのは381系で運転されている南紀特急系統全編成、となります。
(定期では「はんわライナー」等に充当されている国鉄色の381系や、「オーシャンアロー」の283系には設置されません)
逆に言えば、もうしばらくは381系が南紀特急系統で活躍する、ということになりますので、同時に新車の導入はまだ先、ということにもなりそうです。

肝心のパンダ席は、指定席車内の自由席、即ちフリースペースとして設置されることとなります。JR四国の「アンパンマンシート」とは違い、指定席としては販売しないことがどうでるか、ちょっと懸念されるところも無きにしもあらずですが、順番通り、マナーを守って利用して欲しいとしか言えません。

問題は、どの車両に設置されるか、ですが、6両編成の「くろしお」等では、指定席は4号車〜6号車となっています。
そのうち、禁煙車は4・6号車で、6号車には女性専用席が設置されています。そのため、座席数の兼ね合いから、4号車の設置が濃厚ですが、果たしてどうなるか・・・

5月にも登場してくるとのことですので、楽しみに待ちたいと思います。

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