阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

九州新幹線

JR九州、九州新幹線の博多・新大牟田間の値下げを検討の報道

今年の3月に全線開業してから間もなく半年になろうとしている九州新幹線。
特に山陽新幹線からの直通列車の好調ぶりが伝えられる一方で、福岡・佐賀県内の短距離に限っていえば利用が低迷しているようで、JR九州では博多・新大牟田間の値下げを検討している旨、朝日新聞が報道しています。

九州新幹線、博多―新大牟田間を値下げへ 利用低迷で(朝日新聞Webページ)

上記朝日新聞の記事中に九州新幹線各駅の1日平均の乗降客数の表がありますが、新玉名以南は予測よりも好調、あるいは若干下回るレベルでさほど悪くない一方、福岡・佐賀県内の各駅、特に筑後船小屋(予測950人に対して650人)・新大牟田(予測1150人に対し700人)の各駅では予測を大幅に下回る低調ぶりが際立っています。

元々これらの区間に関しては、博多方面への利用には、新幹線の他にJR鹿児島本線の快速や西鉄の特急があり、これらの運賃が新幹線に比べて安い上に本数もそれなりにあることから、距離が短く新幹線による時間短縮の効果が薄いこれらの区間での利用が低迷しているものと思われます。
また、新大牟田に関しては、大牟田の市街地からかなり離れたところに位置している、というのも低迷の原因の一つに数えられるのかも知れません。

今後、どのような形で値下げを行うのか、といった点が気になりますが、年内には実施との報道にあることから、遠からず続報を目にすることになるのかな、と思ったニュースでした。

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九州新幹線、「さくら」の上位種別に「みずほ」登場の記事

来年3月に博多・新八代間が開業し、山陽新幹線との直通運転が開始する九州新幹線ですが、この直通運転の列車名が「さくら」であることは、既に過去のエントリーでも述べたとおりです。
また、現在の九州新幹線の名称である「つばめ」も、九州新幹線内の区間列車として存続することも既に明らかになっています。

ところが、本日の各新聞記事では、「さくら」「つばめ」に加えて「第三の種別」が追加されることが明らかになっています。
ただ、JR九州・JR西日本各社の発表はまだありませんので、「こういう報道がある」というスタンスでご紹介します。

大阪―鹿児島が3時間47分、新幹線「みずほ」登場へ(朝日新聞Webページ)
九州新幹線鹿児島ルート3月12日全通、最速「みずほ」も設定(読売新聞Webページ)
大阪−鹿児島に最速新幹線「みずほ」投入 3時間47分 航空対策への切り札(産経新聞Webページ)

第三の種別の名称は、「みずほ」。平成6年12月まで定期運行された東京〜熊本・長崎を結ぶブルートレインの愛称でした。
言ってみれば長崎行き「さくら」と西鹿児島行き「はやぶさ」を補佐する役目を担っていたため、ブルトレブームの華やかだった時代であっても地味な存在の列車の印象がありました。寝台特急「みずほ」の列車名は、新幹線の高速化や空港の整備が進む中、九州ブルトレの中でも比較的早くに廃止されました。
その「みずほ」の愛称が意外な形での復活となる見込みです。

この山陽・九州新幹線「みずほ」は、「さくら」の速達版としての設定で、新大阪〜鹿児島中央を最速3時間47分で結ぶことになります。
上記の朝日新聞の記事にもあるように、新幹線の所要時間が4時間を切ると対航空のシェアが上昇するという傾向があります。もともと鹿児島空港は鹿児島市の中心街から遠いこともあり、元々新幹線が有利ということもあるのですが、「みずほ」の設定で、更に有利にシェアを確保しようという意向と考えられます。

使用する車両は「さくら」と同じくN700系7000・8000番台が使用されるものと思われますが、この7000・8000番代に敢えて「さくら」の標記がペイントされていないのも、実は「みずほ」の設定があったから、というのもあるかも知れません。

「みずほ」「さくら」「つばめ」。

過去の国鉄在来線の栄光時代を彩った列車名たちが、またひとつ九州新幹線に集結することとなる見込みとなりました。
来年春の開業・直通運転開始が更に楽しみになってきたニュースでした。

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山陽・九州新幹線直通列車の名称は「さくら」に決定

昨年の秋に募集があった山陽・九州新幹線直通列車の名称が決定した旨、JR西日本・JR九州の両社より発表がありました。

山陽新幹線・九州新幹線直通列車の列車名決定について(JR西日本プレスリリース)
新幹線の列車名決定!!(JR九州Webページ)

直通列車の名称は「さくら」。
ご存知の方も多いかと思いますが、「さくら」の名称は、平成17年3月まで、東京〜長崎間の寝台特急として使用されていた名称です。
ルーツをたどると、戦前に「櫻」として東京〜下関間の特急に採用されたのが最初で、戦後は東京〜長崎・佐世保の寝台特急の名称となりました。
そして今度は山陽・九州新幹線として再び走り始めるわけですが、九州と縁の深い列車名称であることに違いはありません。

以前のエントリーで、「看板に恥じない重みのある名称を命名して欲しいとは思います。」と私は記していました。
「さくら」の愛称は、上で記した遍歴の通り、歴史的に非常に重みのある名称ですし、文句のない、良い名称が選ばれたと思っています。
2年後の春、桜前線の北上をイメージした列車が、鹿児島から大阪まで北上する姿を、早くこの目で見てみたい、と思います。
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山陽・九州新幹線直通列車の名称募集

既に平成23年春の開業が予定されている九州新幹線の博多〜新八代間。
この区間が開業することにより、山陽新幹線と直通運転が可能となり、新大阪〜鹿児島中央間を直通運転する列車を運転することは、既にこのブログでご紹介しているとおりですし、その車両の第1編成も完成しているようです。

今回は、その直通列車の名称を募集するというプレスリリースをご紹介します。

山陽新幹線・九州新幹線直通列車の列車名募集について(JR西日本プレスリリース)

概要は、次の通りです。
・応募期間
平成20年10月20日〜平成20年11月30日(当日消印有効)
・応募方法
ハガキ、もしくはインターネットでの応募。
インターネットの場合は、特設サイトhttp://www.shinkansen-name.comにアクセスの上、応募。
・賞品内容は、特賞として採用作品応募者より1名で賞金20万円、参加賞として応募者全員より抽選で200名にオリジナルオレンジカード1,000円分をプレゼント。

恐らく、応募数が一番多い名称が即座に命名されるわけではなく、応募名称のラインナップから妥当な名称をピックアップする方針だと思われます。
そういう意味では、奇抜な名称がつくとはあまり考えにくく、私個人が勝手に予想するとすれば、現在の九州新幹線の名称である「つばめ」や、かつて西鹿児島まで運転していた寝台特急の名称である「はやぶさ」、はたまた有明海を臨んで走る列車でもあることから「有明」(あるいは「ありあけ」)辺りがラインナップされてくるのでしょうか。
いずれも鹿児島本線に縁のある列車名ですが、だからといって「明星」とかは多分出てこないとは思いますが・・・

勿論、一般公募なわけですから、色々な名称が出てくること、それ自体は良いことだと思います。
ただ、両社の看板列車である列車の名称ですから、公募の結果を尊重しつつ、看板に恥じない重みのある名称を命名して欲しいとは思います。

さて、私はどの名称を応募しようか・・・

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山陽・九州新幹線直通車両の車内内装、発表

既にこのブログでも何度も取り上げている山陽・九州新幹線の直通運転。
投入される車両がN700系ベースの8両編成であることは既にこちらのエントリーでもご紹介しているとおりです。

今回は、この車両の内装が発表されたので、ご紹介したいと思います。
7月定例社長会見(JR西日本プレスリリース)
新車両、木材でぬくもりの和風 山陽・九州新幹線(gooニュース、元記事:共同通信)

JR西日本の社長会見プレスリリースでは、文書のみの紹介で、次段のgooニュースの記事には、内装のイメージ図が紹介されていました。

内装は、現在の九州新幹線800系車両のコンセプトを引き継いでいるように感じました。特に木材を使用しているところに、そう感じるところがあるのかもしれません。
その他、内装全般に、一言で言えば「和」と言いましょうか、そういう日本的な落ち着いたデザインとされています。

以前外観をご紹介したとき、N700系をベースとした、意外とおとなしいデザインと思いましたが、内装は一変して、両社のこだわりが凝縮された室内となっているな、と感じました。

他の記事では、今年中にも最初の編成が登場するとの記事もありました。
早く実物編成を見てみたいという思いが更にに高まった、ニュースでした。

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山陽・九州新幹線直通車両の基本仕様、発表へ

このブログでもこちらの記事でも触れたとおり、全通時には直通運転することが既に決定している山陽新幹線と九州新幹線。
その直通運転用の車両の仕様がこの度、JR西日本より発表となりました。

山陽・九州新幹線直通用車両のデザインなどについて(JR西日本プレスリリース)

既に発表のあったとおり、東海道・山陽新幹線で増備中のN700系をベースとした車両で、形状はN700系そのもので、カラーデザインも、帯の色やロゴマーク(別途新しいロゴマークを検討するので、今回のはあくまでも仮のロゴのようです)を除けば現在のN700系と殆ど違いがありません。

自社独自の車両(500系・700系ひかりレールスター等)にはグレーを基調とした渋めのカラーリングを施しているJR西日本と、新幹線・在来線ともに原色を基本として細かいロゴマークを施しているJR九州が共同で開発するので、もっと違った色や派手なカラーになると予想していましたが、さにあらず、両社のこれまでの方針からすればかなり「落ち着いた」色になっている事がわかります。

車内の設備に目を移すと、700系ひかりレールスターで採用されている普通車指定席2+2列、自由席2+3列を採用しているのは、ほぼ予想通りと言えるでしょう。

注目は、6号車の半室をグリーン席としている事でしょうか。
乗車時間が「ひかりレールスター」よりも長くなる事を考慮し、普通車指定席よりもさらにゆったりとした座席を提供しようとする意図が感じられます。
また、山陽新幹線で半室グリーン席つきの車両が走るのは恐らく初めてではないかと思われます。そういう意味でも目を引く存在ではあります。

他は、全車禁煙+喫煙ルーム、電源コンセント装備、防犯カメラ設置という、現在のN700系で既に採用されている設備をこの車両でも設置しています。

自分の勝手な予想と比べてみると、車両概要はほぼ予想通りではありますが、外装が予想外に落ち着いたデザインとなったな、と感じました。

これで、残るはこの列車の名称が何になるか。
栄光の名列車「つばめ」を引き継ぐのか、それともかつて一昼夜かけて東京から西鹿児島まで走破した「はやぶさ」をコンバートさせるのか、はたまた全く別の列車名となるのか。
全通開業までの楽しみはまだまだ続くようですね。
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