阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

南海電鉄

南海思い出ミュージアム第3弾を見にいく

私もあまりチェックしていませんでしたが、今月の3日・4日の二日間、南海和歌山市駅で「南海思い出ミュージアム」が開催されていました。

「南海思い出ミュージアム」第3弾 和歌山市駅でパネル展を開催します(南海電鉄プレスリリース)

当初はチェックもしておらず、訪問する予定もなかったのですが、4日日曜日の午前中に急遽仕事が入り、それが終了した後に時間があったので、これ幸いに訪問することができましたので、その様子をお伝えしたいと思います。


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南海電鉄、新型特急車両12000系の営業運転を9月1日より開始。愛称は「サザン・プレミアム」。

こちらの記事でご紹介した南海電鉄南海線「サザン」の新型車両12000系ですが、今年の9月1日より営業運転が開始される旨、南海電鉄より発表されました。

新型特急「サザン」12000系  9月1日(木)から営業運転開始 (南海電鉄プレスリリース)

同プレスリリースでは、併せて12000系の愛称を「サザン・プレミアム」とする旨も触れています。

サザン・プレミアムの愛称は、前面・側面にロゴマークで入っていることが、プレスリリース貼付の写真からも確認できます。
また、先のエントリーでも記したように、プラズマクラスター・全座席AC電源・ヘッドレスト付きの座席といったような最新設備を積極的に採用した意欲的な車内設備となっています。

ところで、この「サザン・プレミアム」は指定席車として運行されますが、ご存じの方も多いと思いますが、特急「サザン」の列車自体は指定席車と自由席車で運行されています。
問題となるのは、12000系の併結相手となる自由席車の車両がどの形式となるのか、といった点です。

VVVFインバータ制御、となれば南海線には8000系と2000系が存在していますが、これらの車両との併結なのか、それとも制御方式に関係なく7000系や7100系との併結が可能なのか、といった点も気になります。

気になる、といえば、現在の10000系「サザン」の動向も気になります。
既に登場25年が経過していることから、何らかの変化が有ることが予想されます
その変化が車両更新か、それとも12000系への置き換えか。

そういった点も踏まえて、12000系と10000系の動向は、9月1日以降も目が離せないのかな、と思っています。

大阪南部の人間としては、運行開始後、12000系に狙いを定めて乗車し、乗車レポートを当ブログにエントリーできればな、と思っていますので、そういう意味でも待ち遠しいニュースといえいます。

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南海電鉄 南海線孝子〜紀ノ川間の新駅名称は「和歌山大学前」に決定

以前こちらのエントリーで、南海線:孝子〜紀ノ川間の新駅名称の募集について記しました。
この結果が、先ごろ南海電鉄より発表されました。

南海電鉄 南海本線・孝子駅〜紀ノ川駅間「(仮称)和歌山大学新駅」の駅名が「和歌山大学前」 に決定しました(南海電鉄プレスリリース)

新駅の名称は「和歌山大学前」に決定しました。
無難な名称(上記のエントリーでも予想の筆頭に挙げていました)が決定されたという印象で、妙な名前にならなくて良かったのかな、と思います。

ところで、上記プレスリリースを読むと、二点ほど気のついた点がありました。

2.駅名決定の経緯について
 南海電鉄、和歌山県、和歌山市、和歌山市和歌山大学前駅周辺土地区画整理組合と学識経験者で構成される「新駅駅名検討委員会」では、和歌山市内に在住および通勤、通学されている方を対象に、2月1日から28日まで駅名を一般公募しました。
 その結果2,726件、357種類の駅名をご応募いただきました。同委員会では、駅名候補について様々な角度から議論を行い、当社へ3案を答申しました。
 当社では、同委員会の答申を受けて慎重に検討を行った結果、新駅の名称を「和歌山大学前」に決定しました。

この「3案」が、「和歌山大学前」の他にどういう案だったのか、分かればなあ、とは思いました。

停車する列車の種別・本数などは、現在検討中です。

現行の南海線のダイヤを踏襲する前提なら、特急・急行・区間急行・普通の停車駅になるのかな、とも思います。
もしかしたら、平成24年の開業時に大幅なダイヤ改正も無いとは言い切れず、そういう点も今後分かればこのブログでもご紹介したいなと思います。

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バレンタインデーは「天空」で。南海電鉄、「バレンタイントレイン『天空』de高野山!」開催を発表

少し前のプレスリリースで申し訳ありませんが、最初この企画を見たとき、「意中の男性を『天空』に誘って本命チョコでも何でもあげる企画」なんかいな、と思っていましたが、さにあらずのようです。南海電鉄プレスリリースから。

「バレンタイントレイン『天空』de高野山!」を開催します(南海電鉄プレスリリース)

ツアーの内容は次のとおりです。
・鉄道アイドル・斉藤雪乃さんと一緒になんばから特急「こうや」に乗車。
・高野山では根本大塔の見学や、宿坊での昼食(精進料理)などを楽しむ。
・帰路では「天空」に乗車し、斉藤雪乃さんがバレンタインプレゼント(「高野スイーツ・柿の葉フィナンシェ」とチョコレート)を参加者に渡していく。

どうも、男女カップルで参加すると、女性が男性の同行に気が気でなくなるような企画のようでして、やはりここはバレンタインデーにそういうものと縁が無いと自ら見込んでいる人が参加するための企画、と解釈するべきでしょうか。

また、このプレスリリースでは、2月11日(木・祝)、13日(土)、14日(日)の3日間、「天空」にハート型の特製ヘッドマーク「バレンタインヘッドマーク」を掲出することも発表されていますので、こちらも記録に収めるというのもいいでしょう。
この時期、雪景色ならばなかなかいい感じになるのですが、暖冬のおり、どうなることでしょうか。

ところで逆に「ホワイトデー天空」なんていう企画が出てきたりとかしないのかな、と思うとやっぱり無いんかな、とも思ったりしたニュースでした。
因みにバレンタインデー天空の申し込み締め切りは2月10日まで。参加費用は10,000円となっています。その他は上記プレスリリースをご覧下さい。

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南海電鉄からのまたと無い?クリスマスプレゼント。12月25日に観光列車「天空」なんば行きが運行

南海高野線を運行する観光列車「天空」。
今年7月に運行開始以降、人気は上々のようで、既に2万人以上の利用者があったとのことです。
さてこの「天空」ですが、日頃は運行しないなんば〜橋本間を12月25日に限り1往復臨時運転するとのことです。

ご利用のお客さま2万人突破記念イベント
「天空なんば行き」を開催します!(南海電鉄プレスリリース)


概要は次の通りです

・開催日:平成21年12月25日(金)
・行程:下記2コースのどちらかで「天空」に乗車
コース1 集合:橋本駅10時50分 解散:難波駅12時40分
(橋本駅出発:11時22分 難波駅到着:12時38分)
コース2 集合:難波駅12時40分 解散:橋本駅14時10分
(難波駅出発:13時08分 橋本駅到着:14時07分)
・参加費:大人1,170円(小児 590円) ※運賃・座席指定料金の合計金額
・募集人数:各コース70人、計140人
・募集期間、方法:
11月20日(金)から12月5日(土)まで (※消印有効)の間に官製はがきに下記の必要事項をご記入の上、送付
・郵便番号 ・住所 ・氏名 ・電話番号・希望人数(大人・小児の別を明記) ・希望コース
※1枚で4名まで応募可能 、座席の指定不可

日頃は高野線南部で運行されている「天空」車両がなんばまで、しかも乗車ができるというまたとないチャンスでしょうから、応募が殺到するのでは、とは思いますが、それでも、少し早い南海電鉄からのクリスマスプレゼントのお知らせが来ればいいな、と思って送ってみようとも思う次第です。

それにししても、12月25日とは、これまた粋な日程設定に感じます。当選した人にはまたとないクリスマスプレゼントでしょうし、沿線で撮影するファンにとっても思いがけないクリスマスプレゼントになりますね。


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10月2日(金)で見納めの全車座席指定特急「サザン」を撮影する

こちらのエントリーでも述べたとおり、10月4日(日)に南海線のダイヤ改正が実施され、平日・土休日ともに特急「サザン」が全列車一部座席指定車として運行されることとなります。

同時に、現在平日ダイヤの朝夕ラッシュ時を中心に運転されている全車両座席指定の特急サザンは、改正前の平日ダイヤ最終日の10月2日(金)をもって見納めとなります。

別に特急サザン用10000系が引退になるわけでもなく、さほど派手なニュースかというとそうでもないとも言われるかもしれませんが、それでも産経新聞では全車座席指定のサザンが引退となる記事を取り上げていました。

【鉄道ファン必見】サヨナラ全席指定特急「サザン」 10月ダイヤ改正で姿消す(MSN産経ニュース)

以前のエントリー記事でも記録をとるのは9月中、と記していたこともあり、そういえば10000系の8両編成を記録したことがなかったなあ、と思い、朝ラッシュ時間帯を狙って阪和線から高野線経由で萩之茶屋に到着しました。
全車指定サザンを撮影しようとするファンは他にはいませんでした。
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南海電鉄、10月4日(日)に南海線のダイヤ改正

数日前のプレスリリースですが、南海線のダイヤが10月4日(日)より改正となる旨、南海電鉄より発表がありました。

10月4日(日)から「南海線」のダイヤを変更します(南海電鉄プレスリリース)

ダイヤ改正の主な内容は次の通りです。

・特急「サザン」の全列車一部指定化、自由席特急を含めて原則30分間隔運行
・特急「ラピート」の1往復増発
(難波6:00発、関西空港6:52発。いずれもラピートβ)
・平日17時以降のなんば〜和歌山市の特急・急行の本数20本から25本に増発
・一部の駅で普通の停車時間を10秒延長

一番の改正内容は1番目のサザン全列車一部指定化でしょうか。
これまで、平日朝の上り・夕方の下り(要はラッシュ時間帯)のサザンは全車指定席の8両編成で運転されていました。
勿論、着席客の分離・優遇という面はあったかと思いますが、これだと例えば夕ラッシュ時の和歌山市発のサザンも全車指定席となりますが、これが空気輸送に近い状態を見ていて、一部指定席にしてもいいのになあ、と思っていましたが、どうやらそれが実現することとなりそうです。

特に、これまで朝夕はサザンを見送って急行に乗車していたユーザーは、今回の改正で心おきなくサザンの自由席に乗車することで、立席の確率・区間は増えるものの、泉佐野までの速達性が確保されることとなりました。

逆にこの改正で、「サザン」指定席用車両の10000系8両編成で運用される列車がが姿を消すこととなります。サザンの全車指定席で統一された編成を記録するのも9月中、と言ったところでしょうか。

ところでこの10000系ですが、最初に製造されたグループがもうすぐ登場後25年になろうかという頃です。車両の更新が特に行われていないことと、併結相手の7000系・7100系も少しずつ廃車されてきていることから、10000系の去就や今後の「サザン」を含めた南海線和歌山市方面の運行体系が変化していく可能性もなきにしもあらずですし、また変化するのならどんな形になっていくのか、ちょくちょく注目していきたいと思います。

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南海電鉄、「大阪出張きっぷ」を4月1日以降も継続販売

当ブログでもこちらの記事で取り上げた「大阪出張きっぷ」ですが、4月1日以降も継続して設定されることが、南海電鉄より発表されました。

平成21年4月1日(水)からも『大阪出張きっぷ』を発売します!(南海電鉄プレスリリース)

内容は、既に発売中の「大阪出張きっぷ」を4月1日以降も継続販売する内容が主です。
ただ、3月31日までは関西空港〜大阪市内の南海の女車検が片道か往復か、そして大阪市交通局の乗車券が1日券か2日券かで、合計4種類の設定がありましたが、4月1日以降は、このうちもっとも利用の多い「片道・1日券」の1種類に統一することとなりました。

このプレスリリースでも触れられているとおり、1月末までの利用実績では、1万2千万枚で、毎月1,200枚が売れたことになります。
1日で換算すると約40枚。これが多いのか少ないのか、よく分からないところはありますが、プレスリリースで具体的な発売枚数までに言及するのはあまり見たことはないので、南海電鉄の予想よりもよく売れている、と言えるかも知れません。
このきっぷの設定当初の目的であった、関西圏外からの乗客の利用、という面ではある程度目的を果たしたかも知れません。一方、関西地区の利用者が、帰阪の際に、一日乗車券とセットで購入し、帰阪後の用務に対応する、という利用方法もあったのかも知れません。

ともかく、4月以降の継続設定で、更に利用者がつくことを願いたいと思います。

南海・京急、「京急&南海 関空アクセスきっぷ」を発売

南海電鉄と京浜急行、そして関西空港株式会社の3社が共同で、「京急&南海 関空アクセスきっぷ」を発売する旨、発表がありました。

「京急&南海 関空アクセスきっぷ」を発売します(南海電鉄プレスリリース:PDFファイル)

きっぷの概要は次の通りです。
・「京急の品川(泉岳寺)・横浜〜羽田空港間片道」・「南海の関西空港〜難波・新今宮・天下茶屋間片道」・「関西空港内対象店舗の割引券」がセットになったきっぷ
・発売価格は1,000円
・発売期間は平成21年3月1日〜5月6日
・発売箇所は京急品川駅・横浜駅、南海難波駅・新今宮駅・天下茶屋駅の各駅で、関西空港では発売していません

「高くて遠い」という、実に有り難くないイメージがつきまとう関空アクセスですが、今回の割引きっぷでは、羽田空港のアクセスと併せて1,000円で済むようになります。

私としては、これにラピート特急券を付けるか(割引券でも可)、もしくは天下茶屋・難波からの大阪市営地下鉄の1区乗車券(200円相当で、2区以上は乗越精算対応)とすると、更に訴求力はあったのかな、とも思い、それが惜しい点とも言えますが、ともあれ両空港のアクセスがジャスト千円で済むとなると、関空へのアクセスの評価も幾分か変わるのかな、なんて思ったりします。

世界同時不況の折、折角持ち直してきた関空の経営も、再び暗雲が立ちこめてきていますし、今春からは更なる減便が発表されていますが、少しでも関空利用者を増やそうというこの南海と関空会社の試み、少しでも多くの人に利用して貰えれば嬉しいものです。続きを読む

南海高野線、11月1日にダイヤ変更

南海電鉄高野線のダイヤが一部変更となる旨、南海電鉄のプレスリリースがありました。

11月1日(土)から「高野線」のダイヤを変更します(南海電鉄プレスリリース PDF)

改正の内容は次の通りです。
1:特急の増発
<平日ダイヤ>
・なんば7時35分発の下り特急「りんかん」1本を増発
・更に3月〜10月の月・火・金曜日については、特急「こうや」上下各1本と「りんかん」上下各1本の計4本を増発します。
<休日ダイヤ>
・特急「こうや」上下各1本と特急「りんかん」上下各2本の計6本を増発。
・現行ダイヤの特急「りんかん」上下各1本を極楽橋駅まで区間延長し、特急「こうや」に変更。
(休日は、8時から22時まで、毎時1本以上の特急列車が運転)

2:急行の快速急行への格上げ
平日の難波駅18時20分発・19時20分発の橋本行き急行(下り)を「快速急行」に格上げ

3:橋本〜極楽橋間の運転本数を削減
橋本〜高野下間の各停(平日:下り1本、土・休日:上下各1本)
橋本〜極楽橋間の各停(平日、土・休日とも上下各1本)を削減。
ただし、利用者が集中するピーク時などにおいては車両を増結するなど、利用状況に応じて柔軟に対応

「1」と「3」はダイヤの入れ替え的な内容で、結局のところ、観光利用をメインとし、利用の減少している各停の本数を削減し、その代わり特急の本数を増やすという内容です。
また、今回の改正で、「3月から10月」の「月・火・金」という、季節・曜日限定の特急列車が誕生するといったように、弾力的な需要に対応するダイヤとなっています。
ただ、ここまで特急が増えると、現在4編成(うち橋本以南に乗り入れ可能は3編成)の特急車両でこれだけの運用を果たしてまかなえるのか、という単純な疑問が湧くわけです。
勿論、何とか運用を回すことが出来るので改正を行うのでしょうけど、現在も行われている季節減車が、更に増えたりするのかな、と思いました。

「2」では、現在昼間の大運転系統のみの「快速急行」が夕方のラッシュ時にも設定される内容ですが、現在の列車は20m車であるため、仮に車両の運用がそのままだとすれば、初の20m車の快速急行がお目見えします。(現在は全て2000系等のズームカーによる運転)

今回の改正は比較的小規模と言えるでしょうが、主たる目的は、特急「こうや」の増発による観光客アクセスの向上とも言えるでしょう。
ただ、やはり自由席特急をサポートで運行して欲しいと思うのは、私だけでしょうか・・・

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