週刊経済雑誌の一つである「東洋経済」。
その4月19日号を、新聞広告の宣伝文句に惹かれて、ついつい「ハートイン和歌山」で購入しました。

週刊東洋経済4月19日号 鉄道革命 世界で大復権がはじまった !

経済雑誌が取り上げる鉄道復権特集で、どんな内容を、どういう切り口で取り上げていくのか興味があったので、購入して一読してみました。

やはり経済雑誌というべきか、冒頭ではシベリア鉄道・ユーロスターを例にした「モーダルシフト」を取り上げていたり、鉄道運行ではなく鉄道建設や技術提携等のビジネスに日本のメーカーや商社が取り組んでいる様子が取り上げられていました。

また、地方都市交通としてのLRTや昨今の鉄道ブームによる鉄道博物館や鉄道模型メーカーの盛況と、ブームを機会に目を向けてもらおうと頑張る地方ローカル鉄道といった話題も取り上げられています。

こと国内に関しては、東京一極集中により更に混雑する首都圏各路線と、マイカー普及と少子高齢化で苦況に立たされる地方鉄道、そして旅客鉄道の線路を間借りしているが為に大量高速輸送という特色を生かし切れていない貨物列車という構図ですが、世界に目を向けていると、もっとドラスティックな変化と、それに対して官民が機敏に対応していることがよく分かります。

特にEU圏内では、「オープンアクセス」と呼ばれる国際鉄道事業の自由化が実施されることもあり、貨物輸送を中心に再編が進んできていることも、この記事の冒頭で取り上げられていました。
また逆に、新興国では鉄道インフラを整備していないがために深刻な交通麻痺が発生している事から、高速鉄道や都市内鉄道の整備が急ピッチで進められている事も、あまり耳にしない話ではありましたので、新鮮に感じました。

もちろん、所詮「経済誌」ですので、専門的な部分の掘り下げには消化不良を感じる箇所も感じましたが、日頃国内の鉄道ニュースを目にしていると、あまりお目にかけない話題が満載だったので、興味がある方は雑誌を手にして読んでみても良いのかな、とも思いました。

<データ>
週刊東洋経済2008年4月19日特大号(2008年4月14日発売)
価格:670円
出版社:東洋経済新報社

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