近鉄南大阪線阿部野橋駅に併設されている近鉄百貨店あべの本店(「あべきん」と略される事が多い)は、近鉄百貨店一番の規模を誇
る旗艦店であり、また、阪和線沿線の百貨店のうちの一つでもあります。(ちなみに和歌山駅前にも近鉄百貨店があります)
この近鉄百貨店あべの本店を含む阿部野橋ターミナルビルの計画が近鉄より発表されました。
阿部野橋ターミナルビル整備計画について(近
畿日本鉄道プレスリリース)
「あべきんが日本一の規模の百貨店に?」
「日本一の高さのビルがあべのに出来るん?」
梅田でも難波でもなく、あべのにこれだけの規模の複合ビルが出来る事があまりにも意外だったのと、しかもその規模が尋常ではない
レベルに更に驚きを隠せませんでした。
梅田・難波でも百貨店の増床が続くのに加えて、今回の近鉄あべの店の増床で、大阪地区の百貨店の数が供給過剰になる恐れは多分に
ありますが、これまでどちらかと言えば乗降客数の割には梅田・難波ほど注目されなかった天王寺・あべの近辺が一気に注目される
きっかけにもなりそうです。
大阪近辺以外の方には、「天王寺・あべの」と一括りになっているのに違和感を感じる方もおられるかも知れませんが、近鉄阿部野橋
駅とJR天王寺駅とは道路を挟んで位置していることから、実質上の乗換駅となっており、同じ区域と見なされています。
現に近鉄がこれだけの計画を発表したのも、南大阪線阿部野橋駅の乗降客数もさることながら、JR阪和線・大和路線、地下鉄御堂筋
線・谷町線と利用者の多い路線が交わる場所の良さがあるのも一因ではないかと思います。
ちなみに駅名の違いは、それぞれの位置する区名の違いによるものです。
(天王寺駅は天王寺区、阿部野橋駅は阿倍野区)
このビルには、あべの近鉄の他、ホテルやオフィスが入居することになりますが、ただでさえ東京一極集中が進みオフィスが過剰気味
の大阪市内で、これだけの規模のオフィスが埋まるのか、また、ホテルも現存のホテルとどう差別化して集客出来るか、色々課題はあ
ります。
とはいえ、私個人的な感想を言えば、「阪和線沿線にとんでもないランドマークが出来上がる」といったところでしょうか。
梅田や難波に負けない、あべのに生まれ変われるかどうか、またそれが阪和線にどう影響してくるのか?色々興味は尽きませんが、今
後の事業展開を見守って行きたいと思います。
る旗艦店であり、また、阪和線沿線の百貨店のうちの一つでもあります。(ちなみに和歌山駅前にも近鉄百貨店があります)
この近鉄百貨店あべの本店を含む阿部野橋ターミナルビルの計画が近鉄より発表されました。
阿部野橋ターミナルビル整備計画について(近
畿日本鉄道プレスリリース)
「あべきんが日本一の規模の百貨店に?」
「日本一の高さのビルがあべのに出来るん?」
梅田でも難波でもなく、あべのにこれだけの規模の複合ビルが出来る事があまりにも意外だったのと、しかもその規模が尋常ではない
レベルに更に驚きを隠せませんでした。
梅田・難波でも百貨店の増床が続くのに加えて、今回の近鉄あべの店の増床で、大阪地区の百貨店の数が供給過剰になる恐れは多分に
ありますが、これまでどちらかと言えば乗降客数の割には梅田・難波ほど注目されなかった天王寺・あべの近辺が一気に注目される
きっかけにもなりそうです。
大阪近辺以外の方には、「天王寺・あべの」と一括りになっているのに違和感を感じる方もおられるかも知れませんが、近鉄阿部野橋
駅とJR天王寺駅とは道路を挟んで位置していることから、実質上の乗換駅となっており、同じ区域と見なされています。
現に近鉄がこれだけの計画を発表したのも、南大阪線阿部野橋駅の乗降客数もさることながら、JR阪和線・大和路線、地下鉄御堂筋
線・谷町線と利用者の多い路線が交わる場所の良さがあるのも一因ではないかと思います。
ちなみに駅名の違いは、それぞれの位置する区名の違いによるものです。
(天王寺駅は天王寺区、阿部野橋駅は阿倍野区)
このビルには、あべの近鉄の他、ホテルやオフィスが入居することになりますが、ただでさえ東京一極集中が進みオフィスが過剰気味
の大阪市内で、これだけの規模のオフィスが埋まるのか、また、ホテルも現存のホテルとどう差別化して集客出来るか、色々課題はあ
ります。
とはいえ、私個人的な感想を言えば、「阪和線沿線にとんでもないランドマークが出来上がる」といったところでしょうか。
梅田や難波に負けない、あべのに生まれ変われるかどうか、またそれが阪和線にどう影響してくるのか?色々興味は尽きませんが、今
後の事業展開を見守って行きたいと思います。