阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

JR東日本

JR東日本、米坂線等に新型気動車を投入へ

JR東日本新潟支社からのプレスリリースで、米坂線等に新型気動車キハE120系が投入される事を知りました。

米坂線・磐越西線等に新型気動車を投入します(JR東日本新潟支社プレスリリース)

既に水郡線に投入されているキハE130系と似たような車両で、近年のバリアフリーや環境に配慮した車両が投入されるようです。

ところで、今回のニュースを何故に敢えて取り上げるか、といえば、投入路線に米坂線が挙げられていたからです。

私自身、米坂線は未乗のままでして、いつぞやの機会に乗車したいと思っているとともに、同線の列車の一部にはキハ52形が使用されていることからも、同形式が運転されているうちに乗車しておきたいな、と思っていました。
そんな矢先にこのニュースです。

キハE120系の投入は今年度下期。ということは、今年の夏あたりまでなら何とか間に合うのではないのかな、と思います。
折しも、1往復に減少したものの、唯一開放A寝台を連結し続けている「日本海」と、存廃が論議されている秋田内陸縦貫鉄道に早い事乗っておきたいなと、計画を練っていたところですので、このプランに米坂線を絡めることができればな、なんて言うことを考えました。

もっとも、この計画を実行に移せるかどうかは分かりませんが、出来れば実現させたいなと思った、今回のニュースでした。

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JR東日本、「東北縦貫線」工事着手へ

現在、上野駅が起終点となっている東北本線・高崎線・常磐線。
また、東京駅が起終点となっている東海道線。
上野・東京間が繋がっていない両線を繋げる事で、混雑緩和・利便性の向上を図る計画の工事に着手する事が、JR東日本より発表されました。

宇都宮・高崎・常磐線の東京駅乗り入れ工事の着手について(JR東日本プレスリリース)

計画自体は昔からあったようですが、ようやく工事着手となり、実現に向けて大きく進み出したと言えるでしょう。
この工事の完成により、宇都宮・高崎・常磐の各線が東海道線に乗り入れる事が出来るようになります。

一方、現在「湘南新宿ライン」の愛称で、宇都宮・高崎両線から東海道・横須賀両線への乗り入れが実施されていますので、開業のあかつきには、「新宿経由」と「東京経由」の両方の列車が走る事になり、うまい事使えば利便性が向上する反面、仕方がないとはいえ現在でも複雑な首都圏の鉄道ネットワークが更に複雑化してしまいます。

ここのところ、東西JRの施策をみていると、「直通」というのが一つのキーワードとなりつつあるのかな、と思います。
JR東日本では、今回の東北縦貫線だけでなく既に湘南新宿ラインでも直通運転が実施されています。
一方のJR西日本では、11年前に開業したJR東西線により、福知山・東海道線と片町線との直通運転が始まり、また今年春のダイヤ改正により阪和線と大阪環状線とを直通する「直通快速」「紀州路快速」がそれぞれ新設、あるいは増強されました。

ともかく、「線路はつづくよどこまでも」を体で表した直通運転。乗客にとってもメリット大なだけに、今回の東北縦貫線も期待をして工事の進捗を見届けたいと思います。

ちなみに完成は約5年後の2013年度(平成25年度)の予定との事です。

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JR東日本とANA、包括提携へ

先日こちらの記事で日経新聞の記事をご紹介したJR東日本とANA(全日本空輸)の提携。
やっぱり、というかようやくというか、プレスリリースが発表されましたのでご紹介します。

JR東日本とANAの包括提携について(JR東日本プレスリリース)

主なポイントは、次の通りです。
●ANAマイレージクラブのマイルをJR東日本のSuicaポイントへの移行か可能に
●両社の提携カード「ANA Suicaカード」(仮称)の発行
●両社のWebサービスの連携
●両社の旅行会員の提携

やはり大きなポイントは最初の二つでしょうか。

一つ目は、ANAのマイルを、Suicaのポイントに移行出来るというもの。
このポイントにより、Suicaのチャージも可能になる事から、これで貯まっていたマイルの使い道がまた一つ増える事になります。

二つめは、ANASuicaカードの発行。
ANAカード、VIeWカード、Suica、SKiPサービス機能を搭載したカードを発行し、空港までの地上交通と空港からの搭乗がシームレスに可能になると言うものです。
カードの種類としては、ANAカードにSuicaの機能が付いたものという扱いになるのでしょうか・・・
このカードでクレジット決済をした場合、貯まるのは一体何なのか、ちょっと気になります。
ANAのマイルなのか、Suicaポイントなのか、それともクレジット会社のポイントか・・・
そこら辺も含めて、もっと詳しい内容は改めて発表になる事でしょう。
ただ、他のANAマイレージクラブのカードにはほぼ標準的についていたEdyの搭載は、どうやらない模様です。

とまあ、既にJALと提携しているJR東日本が、今度はANAと提携するという、関西地区に住んでいる私にとってはちょっとイメージ出来ない状況が生まれつつあります。

これまでも何度か記しているとおり、関西在住で、鉄道に乗ってマイルを貯め、貯めたマイルで他の地域を鉄道に乗りに行く為の足として飛行機を利用する、「鉄マイラー」とも言うべき人間にとっては、現状通り、JR西日本のみどりの窓口でICOCAチャージをして、これをICOCA・PiTaPaエリアで利用する方法には変わりは無さそうです。

とはいえ、バラエティーに富んでいるJR東日本の提携カードも面白いな、とも思ったりした、今日のニュースでした。

ANAとJR東日本が提携?

日経新聞に、こんな内容の記事が出ていました。

全日空・JR東日本が提携、カードを一体化(日経新聞Webページ)

これに対するJR東日本のお知らせはこちら。
11月29日付日本経済新聞「全日空・JR東日本が提携」について(JR東日本Webページ)

JR東日本によると、まだ検討段階なので、あながち日経の記事も全く嘘、と言うわけでもないのですが、いかにも最終決定したような書き方をするのは、マスコミの常というものでしょうか・・・

そういうことは置いといて、JR東日本とANAが提携して両社のサービスを一体化したカードを出すということですが、一体どんなものが出来るのやら・・・

素人が単純に考えると、ANAマイレージクラブカードにSuicaを追加したものだとか、JR東日本のビューカードにANAマイレージクラブ機能を追加したものとかになるのでしょうか。
これで、羽田空港までの鉄道・モノレールと、ANAの航空機搭乗が1枚のカードで可能となり、かなり便利になるとは思われます。

ところで、JR東日本はJALと提携していて、既にJALカードSuicaというものを発行しているだけに、JALのライバルであるANAとも提携するところに興味を持たないわけにはいきません。
参考:JALカードSuica(JR東日本)

そういえば、私の知っている限りですが、貯めたポイントをJALにもANAにも、どちらかのマイルに交換出来る仕組みがあるのは、PiTaPaのショップdeポイントと、KANKU CLUB CARDのフライトポイントの二つでしょうか。

さて、日経新聞によると、ANAは、JR東日本以外のJR各社との提携も検討しているようです。
ただ、実際に提携するとなれば、航空機と直接競合する区間が少なく、航空路線を補完する関係にある北海道・四国・九州の三社の方が先になり、東海道・山陽新幹線のように航空路線と競合する関係が高い東海・西日本との提携の可能性が薄いような気がします。

というわけで、関西地区のANAマイレージクラブ会員かつJR西日本利用者である私にとっては、取り敢えずAMC-VISAカードでICOCAをみどりの窓口でチャージするという現状の維持でよい、といったところでしょうか。

ともあれこの提携話、(今後出てくるのであれば)続報を追いかけたいと思います。
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