阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

JR西日本

JR西日本、震災の影響による一部運休を終了。通常ダイヤへ #jrwest

このニュースも少し乗り遅れてしまい、事後報告のような形になってしまいましたが、こちらのエントリーで述べていたJR西日本の一部区間における列車の運休・編成短縮ですが、さしあたりの部品確保に目処がついたため、4月8日始発分より通常ダイヤでの運行を行うようになりました。

車両保守部品の不足に伴う列車運転計画の見直しについて(JR西日本Webページ)

これに伴い、4月11日より実施予定だった京阪神地区での運休も実施せず、通常のダイヤでの運行となります。
また、4月4日より実施予定でしたがこの運休により開始を延期していた女性専用車両の終日化も、4月18日(月)より開始するとのことです。

ともあれ、大規模な運休が取りあえず一週間で終了したことは、よかったことだと思います。最悪、運休の第二弾もあり得るのかも、と思っていただけに、ひとまず乗り切ることができたのかな、と思います。

ただ、上記Webページにもあるように、「現時点においても長期的な安定供給についての懸念は払拭されておりません」とあるように、部品不足が再び露呈することもあり得ますので、この問題はまだ目を離してはいけないことだと思いました。

ちなみに、他社では近鉄では名阪特急「アーバンライナー」8両編成を6両編成に短縮して運行することとなっていますが、これについて今のところ計画変更はありません。
車両部品の供給停止に伴う一部の特急列車の編成縮小について(近鉄プレスリリース)

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JR西日本財団主催の「安全セミナー」に参加する

こちらのエントリーでもご紹介したように、JR西日本が出資するJR西日本あんしん社会財団(JR西日本財団)が3月5日(金)に「安全セミナー」と題したセミナーを実施しました。
私自身も色々な観点で興味があったので、参加してみました。

10分ほど前に会場に到着すると、既に大勢の人が座っていて、空いている席を探すのに一苦労、といったくらいの盛況ぶりでした。
何とかして会場後方の比較的空いているスペースに座ることが出来ましたが、その場所も開催時刻が近づくにつれて席が埋まってきました。

会場の様子
自席より会場の前方を撮影。
これより前列はほとんど席が埋まっていました。

後ろを振り向くと、多数のテレビカメラが並んでいました。
ここからも、在阪マスコミの関心ぶりが分かるというものです。
報道陣

13時になり、セミナーが開催されました。
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「北陸」「能登」以外にも色々と減量改正が・・・平成22年3月ダイヤ改正発表

こちらの記事でも触れたとおり来年3月のダイヤ改正にも何らかの見直しがされる旨ご紹介した「北陸」「能登」ですが、やはりといいましょうか、来年3月を持って廃止・臨時化される旨、発表されました。

平成22年春ダイヤ改正について(JR西日本プレスリリース)

上記プレスリリースでは、「北陸」「能登」に関しては次の通り記されています。
ご利用の減少と車両老朽化に伴い、東京と北陸方面を結ぶ寝台特急「北陸」(上野〜金沢間)、急行「能登」(上野〜金沢間)の運転を取りやめます。
また、同区間においては、週末や夏休みなどお客さまの多い時期を中心に臨時急行列車を運転します。

また、JR西日本の社長会見では、次の通り発表されています。
 また、ご利用の減少や車両老朽化に伴い、金沢〜上野間の寝台特急「北陸」、急行「能登」を廃止します。ただ、週末を中心に一定のご利用がございますので、このニーズに対しましては、夜行臨時列車を運転することで対応してまいります。


つまり、「北陸」「能登」を統合して、新たに臨時夜行急行列車を設定するとのことですが、どういう列車となるのか、がやはりミソでしょうか。
寝台車主体か、それとも座席車主体か。
理想を言えば、現在の「北陸」の設備を流用した臨時列車となればいいのでしょうか、車両老朽化が臨時化の理由の一つであるだけに、それがどこまでできるのかは、疑問な点もあります。

さて、今回のダイヤ改正、JR西日本管内に限って言えば、減量化が目立つダイヤ改正となりました。続きを読む

JR西日本エリアのローソンでのICOCA電子マネー利用開始は8月24日より順次

以前こちらのエントリーで、JR西日本エリア内のローソンでICOCA電子マネーが利用できる旨、ご紹介しましたが、その利用開始が8月24日より順次利用開始となる旨、JR西日本より発表がありました。

JR西日本エリア内の「ローソン」全店で8月24日(月)より順次ICOCAのご利用が可能に!(JR西日本プレスリリース)

この話題は、少し前にプレスリリースが出ていたのですが、選挙関係の話題をエントリーしているうちに、危うくうっかり忘れてしまいそうになりました。
本日、8月24日より「順次」のことなので、五月雨式に導入されていくものと思われます。

また、9月1日〜9月30日までの間、300円以上ICOCA電子マネーで決済すると、先着12万名にクリアファイルがプレゼントされるとのことです。
これは、今年の5月にファミリーマートで利用可能となったときと同じようなキャンペーンのようです。
ファミマの時には、クリアファイルをいただきましたので、ローソンの時も手に入れることができればと思っています。

JR西日本、「チケットレス特急券」を継続設定

現在、期間限定で「はるか」「びわこエクスプレス」に設定されているチケットレス特急券。
J-WESTカード会員限定で、自由席相当の値段で指定席を携帯・パソコンから購入できるというシステムですが、私もこれまで2度ほど利用して、快適に指定席を利用させて頂いています。
このチケットレス特急券ですが、当初は3月までの期間限定で設定されていましたが、この度4月以降も設定される旨、JR西日本から発表がありました。

ご好評につき「チケットレス特急券」サービスを継続します!(JR西日本プレスリリース)

実は以前、このチケットレス特急券利用者に対するアンケートがありました。
内容を具体的に記すことは控えますが、自由記述欄には、「はるか」だけでなく「くろしお」等の南紀特急の指定席もチケットレスで利用できればいいのにな、という要望は書いておきました。

南紀特急の指定席は、概して平日と休日の利用率の差が大きく、時間帯によっては隣の自由席が満員なのに、指定席は空いているということもままあります。
座席の有効活用という観点からも、これらの列車にもチケットレス特急券の利用が拡大して欲しいな、とは思いました。

ともあれ4月以降も継続設定されていることもあり、今後も機会があれば利用していきたいと思います。

JR西日本、「はるか」「びわこエクスプレス」で指定席チケットレスサービス開始

京都から新大阪・天王寺を経由して関西空港へ向かう「はるか」。
大阪から京都を経由して琵琶湖線方面、米原へ向かう通勤特急「びわこエクスプレス」
これら2つの列車の指定席が携帯電話・パソコンからチケットレスで乗車できるサービスが、10月18日より開始される旨、JR西日本より発表がありました。

10月18日「はるか」・「びわこエクスプレス」号の指定席がチケットレスでご利用いただける「チケットレス特急券」サービス開始!(JR西日本プレスリリース)

概要は次の通りです。
・対象は、「はるか」「びわこエクスプレス」の全列車の普通車指定席で、乗車日の前日及び当日に購入可能。
・当サービスを利用できるのは、JR西日本が発行する「J-WESTカード」会員限定。(特急料金も同カードで決済)
・料金は、例えば新大阪・天王寺〜日根野間は500円、京都〜日根野間は700円と、全般的に自由席特急料金よりも安い値段で設定。

関西民鉄では、既に近鉄や南海は会員制チケットレスサービスを開始していまして、両社とも利用金額に応じたポイント還元を行っています。
今回のJR西日本の場合、前日から購入可能ということから、自由席に比べて比較的空いている指定席の利用促進ということもあるでしょうし、何より、チケットレス指定席料金が、通常の自由席料金よりも安くなるという、言ってみれば「逆転現象」が起きていることも注目していいと思います。
新大阪〜日根野で500円となっていて、非常に利用しやすい値段設定となっています。

また、回数券のような複数枚の綴りではなく、J-WESTカードを所持していれば、一回からでも利用できるというのが利点です。
メインの利用客として想定している通勤客だけでなくとも、利用しやすい仕組みとなっています。

阪和線でたまに見かける「はるか」ですが、自由席はそこそこ利用があっても、指定席は空いていることが多いのは確かです。
今回のチケットレス指定席の導入で、利用客が増えれば良いなあ、と思いますし、これくらいの値段で指定席なら、まあ利用しても良いなあ、と思うのは事実のようです。
機会があれば、一度利用してみたいと思います。

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JR西日本 近距離運賃収入の伸びが最高に

止まるところを知らない原油高と、それに連れて上昇するガソリンの小売価格上昇。
今まではぷらっとマイカーで出かけていた場所でさえも、ガソリン代を考えると、やっぱり列車で出かけようかいな、と思うようになってきているのかも知れません。

それを裏付けるようなデータが、JR西日本より発表されていました。
7月定例社長会見(JR西日本Webページ)
JR近距離伸び最高(読売新聞Webページ)

7月22日現在の前年比の速報値ベースで、100km未満の近距離券の収入状況は、前年比105.4%。
この数値は、同社に記録が残る1999年以降、最高の数値だそうです。
上記読売新聞の記事にもあるとおり、社長曰く「ガソリン高騰が鉄道利用につながっている」とのこと。
確かに7月1日付けで特に大きな改正があったわけでもないし、これだけ増加する大きな要因としては、ガソリン高騰ぐらいしか無いわけです。
それだけでなく、中・長距離券(100km以上)も前年同月比103.4%と、結構な伸びになっているのも、ガソリン高騰に起因しているのかな、とも思います。

JR西日本に限らず、他の鉄道事業者共通のことですが、ガソリン高騰で利用者が「一時的に」鉄道に回帰している今こそ、各種割引きっぷやお得なサービス等で利用者に対し鉄道利用のメリットを認識してもらい、「恒常的に」鉄道を利用してもらうような戦略的な仕掛けをして欲しいな、と思います。
それが鉄道事業者の採算改善のみならず、陸上交通における鉄道の地位の復権や、もっと大きな視点では地球環境問題解決への一助になる、またとないチャンスだと思います。

JR西日本にそういう意識があるのか無いのかはよく分かりませんが、今年の夏休みには関西夏休みパスが今年始めて発売されることもあり、こういうお得なきっぷを利用して、これまでいつもマイカーで出かけていた利用者を少しでも鉄道に取り込めることができればいいな、と思いました。

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Jスルーカード、発売終了のお知らせ

JR西日本が発行する磁気型SFカードシステムの「Jスルー」
この度、Jスルーカードの発売終了がJR西日本より発表されました。

Jスルーカードの発売終了について(JR西日本プレスリリース)

詳細は次の通りです。
・JR西日本・近鉄が発売する「Jスルーカード」は、平成20年9月15日の終電をもって発売を終了。
・それ以前に在庫分が完売した駅では、その時点で販売終了。
・発売終了後も、当分の間は自動改札機・精算機・自動券売機での利用は可能。
 但し、平成21年春頃までに自動改札機・精算機での利用を終了する予定。
 乗り入れ利用している近鉄・近鉄バス・明石市営バスでも同時期までの利用の予定。

自動改札機で2枚投入が可能なため、他のきっぷ(回数券・定期券等)と一緒に利用する場合でも精算機を使う必要がなく、JR東日本のイオカードに比べると、ICカード乗車券の登場後もそれなりに利用する価値はあったのかも知れませんが、定期券からの乗り越しがICOCAで対応できるようになったこともあり、発売枚数は実際に減少してきたのでしょう。
また、磁気カード対応の自動改札機のメンテナンスの問題や、機器の更新の時期も重なってきていることが、今回のJスルーカードの発売終了→来年度末の自動改札機での利用終了につながってきているのかな、とも思いました。

それにしても、発売終了後、約半年で自動改札機等での利用が終了等とは、結構早いスケジュールにも感じますが、それだけICOCA等への利用がシフトしてきているのかも知れませんね。

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JR西日本のペーパークラフトが人気だそうです

JR西日本のWebサイトで公開しているペーパークラフトが人気との記事を、Yahoo!ニュースで見つけました。

JR西日本の「ペーパークラフト」がすごい(Yahoo!ニュース、元記事:ITMedia)

たかがペーパークラフト、されどペーパークラフト、と言ったところでしょうか。
Webページよりダウンロードして、切り貼りして完成、という物ですが、その種類は豊富で、JR西日本の主要車両は勿論のこと、レールや背景・構造物(駅・トンネル等)なども揃っていて、決して単なるおまけレベルではなく、なかなか本格的な物であることが、分かります。

またメインの車両も、特にサンライズエクスプレスの二階建ての構造に代表されるように、その凝りようは、決して片手間で適当にWeb上にアップした代物ではなくて本格的、と思えるもの、となっています。

このペーパークラフト、Web上では無料なのに本格的、ということで人気を集めて、今回のITMedeiaの記事となりました。
この記事を見て、試しにダウンロードしてみるか、という人も増えるでしょうから、陰ながらJR西日本のPR素材ともなっていますね。

ところで、車両のラインナップを見てみると、新幹線・特急列車は勿論のこと、普通列車も各種車両を揃えていたり、懐かしの車両では、急行「みよし」等を揃えていたりと、渋いラインナップも揃っていることも、人気の一つかな、と思ったりしました。

最後に、JR西日本のペーパークラフトのWebページをご紹介します。
JR西日本 ペーパークラフト Webページ

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JR西日本、「関西夏休みパス」を発売

JR西日本から、「関西夏休みパス」の発売について発表がありました。

「関西夏休みパス」の設定について(JR西日本プレスリリース)

既に発売されている「関西おでかけパス」との相違点を中心にまとめてみます。
・設定期間は平成20年8月8日から8月24日まで
(発売期間は平成20年7月8日から平成20年8月21日までで、利用日の1カ月前から3日前まで発売)
 つまり、設定期間中は平日であっても利用可能となります。
・自由周遊区間は、「関西おでかけパス」に比べて拡大しています。
詳しいエリアはプレスリリースをご覧いただきたいのですが、関西おでかけパスに比べて、北陸線敦賀以南の北陸線・湖西線や山陽本線上郡以東、赤穂線播州赤穂以東、福知山線篠山口以南、山陰本線園部以東に拡大されています。
特に北が敦賀まで行けるようになっているのは特筆すべきでしょうし、また先日、こちらのエントリーでもご紹介したとおりまもなく置き換えされると思われる113系3800番台がやってくる篠山口までもこのきっぷで行くことが出来ます。

また、このプレスリリースには記載されていませんでしたが、駅置きのチラシによると、このパスは電話での購入が可能で、利用日当日に駅のみどりの窓口やみどりの券売機での引き替えでの発行が可能です。
特にこのきっぷは、3日前までの購入が必要ですので、近くにみどりの窓口設置駅が無い場合には、このシステムは使い勝手は良いかも知れません。

今年の夏も暑くなりそうですが、今年はこのパスを使ってどこかに行ってみたいな、とも思ったニュースでした。

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