阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

JR貨物

RailMagazine298号「貨物列車2008」を読む

貨物列車を応援するファンの一人として、雑誌等の特集があれば、積極的にご紹介していきたいと考えています。今回もその一環です。

RailMagazine(レールマガジン)というネコ・パブリッシング社が発行している月刊鉄道雑誌がありますが、この298号(2008年7月号)の特集が、「貨物列車2008」となっていて、どんな内容かをチェックするべく、購入してみました。

私自身、このRailMagazineを購入するのは、今回が初めてです。
これまで「鉄道ファン」「鉄道ジャーナル」「鉄道ダイヤ情報」等を購入した事はありますが、この「RailMagazine」は、これらのうち「鉄道ダイヤ情報」にノリは近いのかな、と感じましたが、「ダイヤ情報」ほど詳しく突っ込んで情報を掲載しているわけでもなく、むしろカラー写真を多用しているところは「鉄道ファン」を意識しているのかな、とも感じました。

ともあれ、本題の特集の内容をご紹介すると、2008年3月改正の内容やJR貨物現有の機関車の現況紹介、首都圏界隈・高岡・四日市・美祢・宇部周辺の撮影箇所ガイドといったものとなっています。
特に四日市港線は、これまであまり取り上げられたのを見た記憶もない事、また、重要文化財にもなっている可動橋もあることから、改めて読み入った次第です。

文章的な内容はさほど多くはありませんが、現在の貨物列車の概要がフルカラーの写真で分かる特集と考えるならば、買って決して損しない内容だと思いました。

また別冊付録として、JR貨物列車時刻表・機関車運用表等が付属していて、これらは貨物列車時刻表に掲載されているものの転載という感じの内容でした。
特に近年はEF64・EF65・DD51と言った機関車が急激に置き換えられてきていることもあり、記録を取ろうと考えている人には大いに参考になる事でしょう。

<データ>
名称:RailMagazine298号「貨物列車2008」
出版社:ネコ・パブリッシング社
定価:1300円

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東京貨物ターミナルの特集記事を発見

私自身も貨物列車を追いかけている節がある事から、ことあるごとに貨物列車に冠する記事があれば逐次アップしていっているのですが、今回はこんな記事を見つけました。

【鉄道ファン必見】武骨でいかつい面々が活躍! 世界唯一の車両も 東京貨物ターミナル駅(MSN産経ニュース)

最近の鉄道ブームの影響か、新聞記事にも鉄道関係の記事を多く見かけます。
ただ、それらは地方ローカル線や都市部の鉄道、または新幹線や特急列車であったりと、ともかく「旅客」列車であることがほとんどで、こういう形で貨物列車や貨物ターミナル駅が取り上げられたのはあまりないなあと思います。

記事の内容に触れてみると、最初は「スーパーレールカーゴ」の紹介から始まっているのが一般記事らしいな、と思いながら見てみると、「DE10」「EF200」「EF210」「EF65」「EF66」と、一般の人は気にもしないような機関車の形式が列挙されていて、びっくりしました。
辛うじてEF210は桃太郎の愛称入りで紹介されているものの、こんな形式名を羅列されても、一般の読者は果たして理解できるんかいな・・・なんて思ったりしました。

ともあれ、環境に優しい輸送モードとして、モーダルシフトの観点から見直されている鉄道貨物輸送が、少しでも人々に認知されて、尚かつ積極的に利用されるようになればいいな、とファンの一人としては思っています。

ただ、「積極的に利用」といっても鉄道貨物輸送の場合、直接の顧客(荷主)は対企業なので、直接的に利用しにくいのは事実です。
引越の時に自らJR貨物のコンテナを利用して荷物を輸送する、と言う手もなきにしもあらずでしょうが、なかなか難しいのも現実。
個人的にすぐ鉄道貨物輸送を支援しようと思うと、やはり「貨物時刻表」の購入くらいでしょうか・・・

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「貨物鉄道百三十年史」、一般発売へ

JR貨物が創業20周年企画として発刊した「貨物鉄道百三十年史」。
書物の内容はこちらのプレスリリースをご覧下さい。
「貨物鉄道百三十年史」発刊のお知らせ(JR貨物プレスリリース)

新橋・横浜間に鉄道開業の翌年の明治6年に営業を開始した鉄道貨物輸送。
百三十年の間には、鉄道の近代化やその他交通の発展により、鉄道貨物を取り巻く環境は時代とともに変化してきました。それは、日本の産業史そのものであったと言っても過言ではないでしょう。

そんな資料的な価値のある「百三十年史」、当初の計画では公立図書館や各種団体へ寄贈するだけでしたが、恐らく一般販売に対する問い合わせが余りにも多かったようで、一般販売を実施する旨、JR貨物より発表がありました。

「貨物鉄道百三十年史」発売のお知らせ(JR貨物プレスリリース)
「貨物鉄道百三十年史」を一般に宅配販売 JR貨物(gooニュース、元記事:朝日)

上・中・下巻セットで約2000ページ以上のボリュームで26,250円。
これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれでしょうが、貨物列車のファンならきっと満足する内容ではないかと思います。

かく言う自分も購入してみたいな、とは思うのですが、如何せん財布の中身が・・・
「公立図書館への寄贈」に期待して、地元の図書館にやってくるのかどうか期待したいと思います。
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