阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

Kitaca

JR北海道のICカード乗車券「Kitaca」は10月25日サービス開始

以前からご紹介しているとおり、今年秋にもサービスが開始されるJR北海道のICカード乗車券「Kitaca」。
そのサービス開始が10月25日(土)に決定した旨、JR北海道より発表がありました。

Kitacaサービス開始日決定について(JR北海道プレスリリース)

さて、このKitacaのWebページを改めて見てみると、びっくりしたことに気がつきました。
Kitacaとは(JR北海道Webページ)

上記ページを見てみると、チャージ可能箇所一覧の中に、みどりの窓口の記載があります。
そこに注釈として、「クレジットカードによるチャージも取り扱います」の文字が。

そして、Kitacaは来年春には相互利用(乗車券・電子マネー双方)の開始が予定されています。
と言うことは、取り敢えず北海道に行かれる方は、Kitacaを購入して満額チャージしておき、Suicaエリアで来年春から利用するようにすれば、実質的にView等以外の一般カードでのSuicaチャージが可能となってしまうことになります。

こういったチャージ手段は、今年の6月末まではJR西日本のICOCAエリアみどりの窓口でクレジットカードによるチャージ(ICOCA・Suica・PiTaPaのプリペイド部分)が可能でしたが、現在は出来なくなっています。
ところがところが、ひょんな事からKitacaを購入・チャージ→半年ほど待ってSuicaエリアで利用可能ということになってしまいました。

ただ、私が敢えて「チャージ後半年ほど待って」と書いているように、これまでの交通系ICカードとクレジットカードの関係からして、Suicaとの相互利用開始を契機にKitacaエリア内みどりの窓口におけるクレジットカードによるチャージが、取りやめになる可能性も少なくはないのかな、とも思います。

ただ、私としては、まず札幌に行く用事が無いのと、ICOCAエリアでは当面利用できないこともあり、Kitacaとは無縁かな、とも思いますが、陸マイラーの皆様にとっては、久々に美味しいニュースと思いますので、エントリーさせて頂きました。

Suica・Kitaca相互利用開始は2009年春に決定

JR北海道が2008年秋よりサービスを開始するICカード乗車券「Kitaca」。
サービス開始自体はこちらのエントリーでも既に触れていますが、その中で、JR他社、特にJR東日本のSuicaとの相互利用は、国内航空路線屈指の輸送量を誇る羽田・千歳線を擁する新千歳空港へのアクセスを担っているJR北海道にとっては、早急な対応が望まれるところでした。

その対応が、まずはSuicaについてサービス開始後、早い段階での対応が実施されるとのプレスリリースが、JR東日本より発表がありました。

IC乗車券・電子マネーの相互利用サービスを開始します。(JR東日本プレスリリース)

内容は次の通りです。
・JR東日本とJR北海道は、両社の発行する(予定)のICカード乗車券について、相互利用を2009年春を目処に開始する事に合意しました。
・同じく2009年春を目処にKitaca電子マネーのサービスを開始するが、こちらもSuicaでの利用が可能になります。

SuicaとKitacaの相互利用が出来るようになるのは、予想の範囲内ですが、ここで注目すべき点は「Kitaca電子マネー」
私の知る限り、JRのIC乗車券で、電子マネー対応済みはJR東日本のSuicaとJR西日本のICOCA。これにJR北海道のKitacaが加わるわけですが、既にIC乗車券のサービスを開始しているJR東海のTOICAよりも先にKitacaが電子マネー対応を表明したことは意外でした。

先行2社と同じく、まずは駅ナカの売店・コンビニ等からスタートとなると思われますが、首都圏からの利用者も多いことから、サービス開始段階でSuicaとの相互利用が出来ることは、利用者にとっても便利な事は確かでしょう。
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